#012 おすすめ診断、地元民ほど迷う

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#012 AIと一緒に地方ブログを育ててみました AIと一緒に地方ブログを育てる記録

前回の#011では、AIと会話をしながら「四万十お出かけ診断」を作り始めました。
#011 バイブコーディングって、私にもできるの?

プログラミングの知識がほとんどない私でも、質問と選択肢を考えていくと、診断らしきものが画面に出てきました。

「おお、動いた!」

最初は、それだけで嬉しかったです。

けれども、実際におすすめする場所を入れ始めると、だんだん難しくなってきました。

もくじ

「1〜2時間」は、どこから?

診断では、現地で使える時間を、

  • 1〜2時間
  • 半日
  • 1日

の3つに分けました。

でも、ここでふと気づきます。

「その時間は、どこから数える?」

四万十川は、とても長い川です。

窪川駅から出発するのか、江川崎駅からなのか、中村駅からなのか。

高知市方面から来る人もいれば、愛媛県の宇和島方面から来る人もいます。

同じ「1〜2時間」でも、出発する場所によって行ける場所はまったく違います。

窪川駅・江川崎駅・中村駅を起点にすればよいのか。

そう思ったものの、それだけでは四万十川の源流点や、久礼・佐賀方面のかつおの藁焼き体験を案内しにくくなります。

考え始めると、入口がどんどん増えていき複雑になります。

四万十への入口は一つではない

鉄道や車で、愛媛県側から四万十へ来るお客様も少なくありません。

団体旅行では、足摺から四万十川へ入り、そのまま高知市へ向かうような弾丸ツアーもあります。

大河ドラマなどでジョン万次郎が注目されれば、土佐清水や中浜を含めたコースも考えたくなります。

でも、それを全部ひとつの診断に入れ始めると、話が果てしなく広がります。

浮かんできた疑問をAIにぶつけます。

「シンプルな四万十お出かけ診断にしましょう。」

AIの冷静な指摘で、いったんそこへ戻ることにしました。

ジョン万次郎をめぐる旅や団体向けの周遊ルートは、あとで別のおすすめコースとして作ればよい。

まずは、四万十川でどこへ行くかを選ぶ診断にする。

入口も駅だけに限定せず、

  • 高知市・須崎方面
  • 宇和島・松野方面
  • 中村・足摺・宿毛方面
  • すでに四万十川流域にいる
  • まだ決めていない

という、大きな方向で尋ねてみてはどうかとAIから提案がありました。

何をおすすめするのか?

次に悩んだのが、診断結果として案内する場所です。

沈下橋だけでも、一斗俵沈下橋、上岡沈下橋、長生沈下橋、佐田沈下橋があります。

ほかにも、

  • 四万十川源流点
  • かつおの藁焼き体験
  • しまんトロッコ
  • 四万十川の屋形船
  • ラフティング
  • 四万十町郷土資料館
  • ヤイロチョウの館
  • 海洋堂ホビー館四万十
  • 道の駅四万十大正
  • 道の駅四万十とおわ
  • 道の駅よって西土佐
  • 十和おかみさん市「十和の台所」

など全部で16か所を候補に入れることにしました。

ここで、また悩みます。

景色が見たい人に、どの沈下橋を案内するのか。

雨の日なら、どこまでなら楽しめるのか。

鉄道で来る人に、車がないと行きにくい場所を勧めてよいのか。

家族連れと一人旅では、同じ場所を勧めてよいのか。

「地元の知恵を入れたい」と思ったのに、地元のことを知っているほど、簡単には決められなくなりました。

診断の質問は、これで役に立つのか?

とりあえず、次の5つを尋ねる形にしました。

  1. 誰と出かけるか
  2. どちら方面から来るか
  3. 車か、鉄道・バスか
  4. 何を楽しみたいか
  5. 現地で使える時間

質問を増やせば、もっと細かく分けられます。

でも、質問が多すぎると、結果を見る前に面倒になってしまいます。

反対に、質問が少なすぎると、どの人にも似たような場所を勧める診断になります。

簡単であることと、役に立つこと。

その間を探すのが、思った以上に難しいのです。

古い情報のままでは案内できない

診断結果からは、トロッコブログの関連記事へ進めるようにしました。

ところが、リンクをつなごうとすると、今度は記事の古さが気になります。

営業時間、定休日、料金、メニュー、予約方法などなど。

観光施設の情報は変わります。

道の駅四万十とおわの記事では、冷凍の鮎やうなぎ、加工品の販売、食堂のメニュー、天然ナマズを使った料理などを追加しました。

ジップラインの記事も、現在の公式情報と照らし合わせて修正しました。

一方で、診断に入れたいのに、詳しく紹介した記事がない場所もあります。

十和おかみさん市「十和の台所」は、その一つでした。

そこで、地元野菜や手作り弁当、田舎寿司、いも天などを紹介する新しい記事を作りました。

診断を作っているはずが、気がつけば過去記事を修正し、新しい記事まで書いています。

どうやら、診断だけを作れば終わり、という話ではなかったようです。

おすすめが2つでは物足りない?

ようやく16か所の記事をつなぎ、第3版を公開してみました。

ところが、「1〜2時間」や「半日」で実際に診断してみると、結果が2か所だけとなり、少し物足りなく感じました。

せっかく16か所あるのに、選択肢が少ない。

かといって、たくさん出しすぎると、診断した意味が薄くなります。

  • 1〜2時間なら3か所
  • 半日なら3か所
  • 1日なら4か所

くらいがよいのではないかと考えています。

ただし、これは「全部を順番に回るコース」ではありません。

移動時間を含めた旅程ではなく、その人が行き先を選ぶための候補です。

この違いも、画面できちんと伝えないと、初めての人は混乱してしまいます。

そんなこんな考えると、よけいに迷ってきました。

便利かどうかは、使ってみないと分からない

AIは、質問に対する点数の付け方や、診断結果を表示する仕組みを作ってくれます。

けれども、

「この人には、本当にここを勧めてよいのか」

「この道は、初めて来る人でも走りやすいか」

「雨の日に、ここを案内して大丈夫か」

という判断は、地元で暮らしている人の感覚が必要です。

その感覚が正しいかどうかも、実際に読者に使ってもらわなければ分かりません。

おすすめ診断を作ることは、答えを一つに決めることではなく、迷っている人が選びやすくなるように、候補を整理することなのかもしれません。

まだ完成していません。

質問の内容も、おすすめする記事も、これから変わると思います。

それでも、まずは使える形にして、試して、修正していく。

それができるのも、AIと一緒に作るよさなのかもしれません。

AIと相談しながら、少しずつ進めています。

▶ 四万十お出かけ診断
https://shimanto-odekake-shindan.yoseemeyo.chatgpt.site/

次は、診断結果として表示するおすすめの数を増やし、本当に読者が選びやすくなるのかを試してみようと思います。

前回 #011 バイブコーディングって、私にもできるの?

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