初めて四万十川にいらっしゃるかたが、意外と迷うのが「どこへ行けばいいの?」ということです。
四万十川は全長196kmの四国で一番長い川です。
上流・中流・下流で景色や楽しみ方が大きく違い、同じ四万十川でも雰囲気がまったく異なります。
- 沈下橋を見たい
- カヌーやSUPを楽しみたい
- 源流点へ行ってみたい
- 地元らしい景色を見たい
- 列車旅やローカル旅をしたい
目的によって、向いているエリアやアクセス方法が変わります。
この記事では、高知駅を起点にした「四万十川観光の定番ルート」を3つに分けて紹介します。
もくじ
初めて四万十川へ行くならどこがおすすめ?
四万十川は広いため、目的別にエリアを決めるのがおすすめです。
| 目的 | おすすめルート |
| 初めての四万十川観光 | 中村駅ルート |
| 沈下橋を見たい | 中村駅、または窪川駅ルート |
| 川遊び・カヌー | 中村駅〜江川崎、または土佐昭和駅 |
| 源流点を見たい | 須崎駅ルート |
| ローカル旅 | 窪川駅ルート |
| 地元グルメも楽しみたい | 窪川駅ルート |
迷った場合は、まず中村駅ルートがおすすめです。
下流の四万十川らしい景色や沈下橋、遊覧船など、定番の観光がまとまっています。
四万十川観光で知っておきたいこと
四万十川は1日で全部を回れる距離ではありません。
地元に住む私でも、1日では周りきれません。

高知県と愛媛県にまたがる広い流域を持ち、上流・中流・下流で見どころが異なります。
そのため、
- どこを目的地にするか
- 移動手段は何か
- どれくらい時間があるか
を先に決めると、旅がスムーズになります。
四万十川を巡る3つのルート
四万十川を巡るルートは見るポイントを決め、なるべく1日で周れる範囲としました。
そして、移動手段別に3つ挙げます。
- 列車+レンタカー(須崎駅下車⇒源流点)
- 列車で移動(中村駅下車⇒下流域)
- 列車+自転車・レンタカー(窪川駅下車⇒上・中流域)
①須崎駅ルート・列車とレンタカーで移動
こんな人におすすめ
- 四万十川の源流点へ行きたい
- 山や自然が好き
- ドライブが好き
- 観光客が少ない場所へ行きたい
海の町・須崎(すさき)は、四万十川へ行く玄関口。
196kmの長い旅をする四万十川の源流点へ行ってみましょう。
【旅程(列車)】
高知駅
↓ 特急で、約40分。
↓ 各駅停車なら、1時間
須崎駅で下車
レンタカーで移動。
↓車で約45分
津野町・四万十川源流点
四万十川の源流点は、山の入り口から歩いて20分ほどで行ける距離です。
天候のよい時なら小学生の子どもを連れても登れる場所です。
ただし、安全面などの気をつけたいこともあります。
こちらの記事を参考にしてくださいね。
関連 四万十川 源流点は 子どもと行ける おすすめスポットです!場所やアクセス 注意点をご紹介します。
関連 【特集】四万十川 源流点の場所(地図) お宿 おすすめの冒険スポットはここ!
源流点に行ったあと、お時間のある方は海の町・中土佐町で「かつおのタタキ作り」を体験してみてはどうでしょうか?
【旅程(レンタカー)】
参考 JR駅レンタカー
須崎からレンタカーで移動↓ 高知自動車道(無料区間)
↓ 約20分
中土佐町
中土佐町はかつおの町で有名です。
太平洋を見ながらの、かつおのタタキ体験が楽しいですよ。
関連 高知 かつおの たたき 旬を体験!自分で作ると旨いが倍増
「道の駅なかとさ」での豪快な海の幸BBQ「浜焼き」体験もおすすめです。
参考 道の駅なかとさHP
②中村駅ルート・列車で移動
こんな人におすすめ
- 初めて四万十川へ行く
- 沈下橋を見たい
- 遊覧船や屋形船に乗りたい
- カヌーやSUPを楽しみたい
- 家族旅行や1泊旅行

四万十川観光の代表格、遊覧船の屋形船やカヌー・リバーサップといったアクティビティが楽しめます。
【旅程】
高知駅から列車で、四万十市(旧中村市)中村駅まで行きます。
高知駅
↓ 特急の乗り換えなしで、約1時間30分。
↓ 各駅停車は、3時間45分ほどかかってしんどいです。
中村駅
【料金】
| 高知ー中村(特急利用) | 片道4140円(乗車券2,550円+特別料金1,590円) |
| 高知ー中村(各駅停車普通料金) | 片道2,550円(JR土讃線と土佐くろしお鉄道) |
※注意点
高知からの下り便は、途中の須崎止まりではなく、宿毛(すくも)・中村行きまでの特急に乗ると、乗り換えなくてすみます。
その日のうちに中村から高知へ戻る場合は、移動距離も長いですのでかなりの強行軍です。
1泊してゆっくり観光するのがおすすめです
参考 四万十市の宿
ちなみに、中村駅のすぐ裏手を流れている大きな川は、後川(うしろがわ)という川です。
少し下流で四万十川と合流します。
中村駅に着いたら、市街地を流れる四万十川よりも少し上流へ移動しないといけません。
駅から出ている町バスや、タクシー、レンタカー、または観光協会のレンタサイクルで移動して、四万十川が観光できる場所へ行くとよいです。
市内を一巡しながら、ホテルと一番近い沈下橋の佐田(さだ)沈下橋を周る「しまんとトロリーバス」は、1日ワンコイン(500円)と観光で来る方にも人気です。
また、カヌーやラフティングができる江川崎(えかわさき)方面へ行くには「四万十川バス」が便利です。
土日祝日や夏休み・GWに運行しています。
チェック 中村駅前・トヨタレンタカー
【注意点】
四万十市(旧中村市)から西土佐江川崎へ行く国道441号線(約30分間)の道路は、ずいぶん、道路改良が行われてはいるとはいえ、車1台しか通れない箇所や、見通しの悪い狭い箇所が多いです。
特に、GWやお盆などは、タイミングが悪いと、延々と渋滞になり、あまりの不便さに、国道ではなく酷な道・酷道と揶揄されるほどです。
四万十市・中村から江川崎を自家用車やレンタカーで行かれる場合は、じゅうぶん気をつけて下さい。
下流と河口域の四万十市に近い箇所で遊ぶならJR中村駅経由をおすすめします。
江川崎付近が最終目的なら、須崎・窪川経由で行かれると良いと思います。
江川崎は、四万十川の下流域が始まるところです。
ゆったりとした流れの中でカヌー、SUPなどのアクティビティが楽しめます。
関連 車または自転車でめぐる四万十市西土佐 江川崎周辺のおすすめ観光
幼児や年配のかたでも安心して乗ることのできる遊覧船・屋形船の紹介はこちらです。
関連 幼児から年配の方までOK!四万十川の遊覧船・屋形船なら家族で楽しめます
③窪川駅ルート・列車+自転車とレンタカー
こんな人におすすめ
- 地元らしい景色を楽しみたい
- レンタサイクル旅
- 沈下橋めぐり
- カフェやグルメも楽しみたい
山の幸・川の幸と食材の美味しい四万十川の中流域にある四万十町へと行ってみましょう。
【旅程】
列車で、四万十町の窪川駅まで行きます。
高知駅
↓ 乗り換えなしの特急で、約1時間。
↓ 各駅停車は、2時間ほどかかります。
窪川駅
四万十町に着いたら、古民家カフェ半平(はんぺい)での休憩して、第37番札所岩本寺の見学はどうでしょうか?
関連 四万十町 古民家カフェ半平(旧都築邸 )で和風スイーツはいかが?土日限定ランチも人気です
関連 JR窪川駅周辺のおすすめスポット、役場庁舎、古民家カフェ半平旅館、第37番札所岩本寺
四万十町内のレンタサイクル
古民家カフェ半平(はんぺい)が、レンタサイクルの貸し出し場所です。
参考 古民家カフェ半平ブログ
<四万十町観光協会レンタサイクル>
| 営業時間 | 8:30~16:30 |
| 料金 | 2時間まで400円、1時間延長毎に100円追加 |
| 保証金 | 1,000円(自転車返却時に返金) |
| 問合せ | 旧都築邸(半平)事務所TEL:050‐8807-5075 |
| 四万十町観光協会 | TEL:0880-29-6004 |
*子供用はありません。
四万十町内のレンタカー
レンタサイクル(自転車)はお天気に左右され、体力もいるから無理という方は、地元・車の修理屋さんの中央自動車さんがレンタカーを始められています。台数に限りがあるので、要予約です。
窪川駅から一番近い沈下橋・若井沈下橋までは4.4キロ。車で5分、自転車で約20分ほど。緩やかな下りになっているので、復路はしんどいかしれません。
関連 四万十町・若井沈下橋
四万十川最古の沈下橋といわれる一斗俵の沈下橋は、地元の子どもたちだけでなく、実は地元の大人たちの飛び込みたい橋ナンバーワンの橋です。
子どもの時から遊んでるから、ついつい飛び込みたくなるんでしょうね。
一斗俵の沈下橋までは約10キロ、車で17分。
自転車ではずいぶん距離があります。
上り坂ですので無理はしないでくださいね。

関連 四万十川で一番古い沈下橋、一斗俵(いっとひょう)沈下橋は国の登録有形文化財です
お腹がすいたら、窪川駅から徒歩5分、老舗うなぎ屋「うなきち」が地元おすすめです。
関連 こころ旅の火野正平さんも食べた老舗うなぎ屋「うなきち」JR窪川駅から徒歩5分、上の階はビジネスホテル
ここからは長距離になるので、レンタカーが便利です。
四万十川を眺めながら国道381号線を西へ進みます。
フィギュア好きなら、海洋堂ホビー館四万十にも寄り道して下さい。
関連 海洋堂 ホビー館 四万十のアクセス、へんぴで大変だけどフィギアの聖地です
けっこう、長距離・長時間のドライブになります。こまめに休憩しながら走って下さい。
途中、中流域でのラフティングが楽しめるキャンプサイト「ふるさと交流センター」が見えてきます。
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まとめ
四万十川はとても広く、エリアによって楽しみ方が変わります。
初めて訪れる場合は、「どこを見たいか」を決めてからルートを選ぶのがおすすめです。
- 源流の自然を楽しみたい → 須崎駅ルート
- 定番観光や沈下橋 → 中村駅ルート
- 地元らしいローカル旅 → 窪川駅ルート
四万十川は、急いで全部を回るよりも、エリアを絞ってゆっくり楽しむ方が魅力を感じられます。
高知駅からのアクセスを参考に、自分に合った四万十川の旅を見つけてください。
高知龍馬空港や高知駅からレンタカーを借りるのも便利です。
地元ガイドとして感じるのは、四万十川は「目的を決めて訪れると満足度が上がる場所」だということ。
初めての四万十川の旅が、良い思い出になりますように!
しまんトロッコ1号では、地元ガイドの私たちが沿線のガイドをしています。
鉄道をご利用の場合は、予土線もよろしくお願いします。