鮎の塩焼きの串をはずして骨と身を分け、見た目もきれいに食べる方法をご紹介します。
これなら食べ物を粗末にしないというマナーもきちんとできますし、小骨が苦手な人や小さな子どもやお年寄りでも安心です。
鮎の塩焼きのお好きな方、きれいに食べたい方におすすめの方法です。
鮎の塩焼き、きれいに食べる方法
季節を感じられる四万十川の天然鮎の塩焼きは香ばしくて私も大好きです。
炭火の遠火でじっくり時間をかけて焼いた鮎は骨まで食べられますよね。
がぶりと食いついて骨ごとしっぽまで見事に食べる人もいますが、ちょっとした工夫で、骨と身を分けてきれいに食べられる方法があります。
まず、串がついていたらはずします。
鮎が踊ってるかのようにくねっとまげて串刺している”おどり鮎”という場合は、少々手こずりますが、串から鮎をはずしてしまいましょう。
1、焼いた鮎の身を、箸(はし)で、ぐっぐっと上や横から押していきます。
骨から身を外す作業なので、けっこうしっかり押して大丈夫です。両側からも、上からも、ぐっぐっと、まんべんなく押して下さい。
2、尾(しっぽ)を、ぶちっと折って取ります。尾びれ、腹びれ、などもはずします。
3、鮎の頭を持って、ちょっとねじるように骨ごと引っ張ります。ゆっくりゆっくり引っ張ります。たまに途中で切れてしまうこともありますが、あきらめず、切れてもそこからまた骨を引っ張っりだして下さい。
骨がきれいに取れて、身だけ残り、これで、丸ごとがぶっと食べられます。
ただし、お腹の部分に小骨が残ってるときもありますので、小さい子どもさんには、よーく見て白身だけを食べさせてあげて下さいね。
内臓が苦手な場合は、取り除いて下さい。
ちょっと面倒かもしれませんが、美味しくて骨を気にせず美味しい鮎をがぶっと食べられるとっておきの方法でした。
この方法は町内の民宿「かわせみ」さんのおかみさんに教えてもらい、私もこうやって鮎の塩焼きを食べてます。
ちょっと手がよごれますが、それはお愛嬌、ペロッとなめて、鮎の塩焼きを無駄なくカッコよく食べてしまいましょう。
新鮮な鮎で炭火でじっくり焼いている鮎なら、ほとんど失敗なく上手にできます。
冷凍の鮎の場合、身が離れにくく上手く行かない時もありますが、なんとかなります。
鮎の塩焼きは骨ごと内臓もきれいに食べるのが一番です。
もちろん串がついていてもがぶりと食べても大丈夫ですが、実は私も小骨が苦手で内臓も苦くて食べきれません。
無理せず川の恵みに感謝して、食べられるところを食べてくださいね。
おうちで作る鮎の塩焼きレシピはこちらです。