シャキシャキとした食感が魅力のリュウキュウ(ハス芋)をご存知ですか?
高知県特有の野菜のようですが、県内のどこにでもある大型の野菜です。
美味しいんだけど、お料理に使うにはひと手間かかるんですよね。
などをご紹介します。
リュウキュウ(ハス芋)は高知県の西部ではツイモとも呼ばれます。
夏から秋にかけて県内のどこの畑でも採れる野菜です。
時期になると、高知市の日曜市などの街路市や道の駅、スーパーなどでも売ってます。
県内のあちらこちらでとれるので、めちゃ安いです。
酢の物や味噌汁の具、すき焼きの具、煮物などに使える万能野菜です。
観光で来る方にもぜひ食べてもらいたい、おすすめの野菜です。
リュウキュウの特徴は、
いいことづくめのリュウキュウなんですが、難点が2つあるんですよね。
リュウキュウの難点は2つあります。
まったくかゆくならない人もいますが、私はリュウキュウのしるが指先や手の平につくと、かゆくなるので、かならず調理用の手袋やビニールを使用し、皮膚につかないようにしています。
下ごしらえにチャレンジされる方で、敏感肌のかたは注意してくださいね。
道の駅やスーパーで、下ごしらえしたリュウキュウが袋に入って、お安く売ってます!
最近は、切って下ごしらえを済ませたリュウキュウが、あちこちの店で安く売られています。食べてみたいけど下ごしらえが面倒なときは、そちらを買うと時短で便利ですね。
リュウキュウの食べ方・下ごしらえの方法です。
葉や芋の部分は食べずに、長い茎(くき)の葉柄(ようへい)の部分を食べます。皮をはぎ、適当な大きさに包丁でそぐ、または切って使います。
輪切りにすると、スポンジみたいな構造をしてます。このため、味がしみ込みやすく、食べるとシャキシャキとして歯ごたえがあります。
あくはそれほど強くありません。
まずは、リュウキュウの皮をはいでいきます。
切ってそのまま料理に使うなら
と、他の具材の大きさに合わせ、お好みの大きさに切ります。
酢の物・和え物に生で使う場合は、包丁で削ぐか、斜め切りをして、塩もみをします。
塩の量はお好みですが、味見して濃すぎる場合は、水にさらして調整します。
お酢と合うリュウキュウ。食欲がなくなる暑い夏など、酢の物はささっと食べられていいですよ。
胡瓜(きゅうり)や海藻、シーチキン缶など、いつも使う材料と一緒に酢の物にする簡単レシピです。
インスタでもいろんな使い方が紹介されています。
ワカメ、きゅうりとサッと合えるのもいいですね。
同じく高知県の特産野菜、ミョウガをスライスして入れると、味がひきしまります!
カツオや酢漬けにしたサバなど、さかなと合える人も多いですね。
リュウキュウは、サトイモ目サトイモ科サトイモ属ハスイモ種の常緑性多年草で、大きな葉っぱや地面の下の小さな芋は食べず、茎の部分の葉柄(ようへい)を食べます。
名前の由来は、琉球から来た野菜だから。しかし、どうやら沖縄にはないようです。
旬は暑い夏から秋。高知県内ならどこでも見かける野菜ですが、県外では需要がないのか、土が合わなくて採れないのか、あまり見かけません。
リュウキュウはびっくりするくらい、背丈が高くなります。
傘みたいな大きな葉っぱ、きれいなライトグリーンの茎。雨が降ってもこれをさしていけそうなくらいの大きさです。なんだかコロボックルになったような楽しい気分になります。
不思議なことに、リュウキュウは手を選ぶ野菜と言われます。つまり料理する人によって味が違ってくるのです。
ちょっとびっくりですが、60代70代の主婦は「あの人が剥いで作るとおいしいけど、自分が剥いで作ると味が変わる。」とよく聞きます。田舎伝説なので、ホントのところは検証できませんが・・(笑)
シャキシャキ食感で、いろんな料理に使えるリュウキュウを、ぜひ召し上がってみてください。
おなじく、高知で人気の野菜、ミョウガとイタドリもご紹介します。
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