しその実の塩漬け・醤油漬けの作り方と使いみちをご紹介します。
どちらも3つの利点があります。
- おうちにある調味料で作れる
- 長期保存が可能
- 使い方が手軽で便利
私はチャーハンやパスタの香りづけにお好みの量で使える点が気に入ってます。
しその実が大好きでお料理が得意な、近所に住む70代のK子さんに教わった簡単レシピです。
ここ最近、私はしその実にはまっています。
アンチエイジングにいいですから、50代の私にはぴったりです。(笑)
収穫時期
秋になると、しそは花穂をつけ始めます。花が咲いたあとの収穫時期がポイントです。
咲き始めのしその花穂は、お刺身のあしらいにすると見た目もお洒落です。
花をつけたばかりの茎はやわらかいので、香りと一緒に秋を感じながら食べることができます。
そして、花が咲き終わる直後が、しその穂の収穫時期です。
- 時期は、9月中旬から下旬頃(地域によって差があります)
- 穂先に花が2、3輪咲いて残る緑色の状態
実をこそいで少し食べてみて、プチプチ感を確かめるのが一番確実です。
早すぎても、プチプチ感が少ないし、逆に収穫が遅すぎると、実が硬くなって口の中に残る感じになります。
タイミングの良い収穫時期を逃さないようにしてください。
穂の取り方
- 穂がついた茎ごと水洗いする。
- 穂の下から上に向かい指でしごくように、実をズルーっと取る。
穂をしごく時、しその穂の色素で指の先が茶色になります。2,3日は色が取れませんので、手袋やビニール袋を使うと良いです。
あく抜き
あく抜きの方法は3つ。
お家によってそれぞれです。どの方法もちゃんとあく抜きできるので、好きな方法でよいです。
- 鍋で沸かした熱湯に塩を少々入れて、さっとくぐらせ、ザルにあげて水気をよく切る
- 一晩水につけ、その後、もみ洗いをして、水気を十分に切る
- 水と塩を少々入れたボール(鍋)に実を入れ、落とし蓋をして3時間~半日ほど漬け、水気を切る
穂の取り方やあく抜き方法は、こちらでも詳しく載せていますのでごらんください。
関連 しその実の収穫時期とあく抜きの方法
しその実の塩漬け
材料・分量
【しその実の塩漬け・おおよその分量】
しその実(茎をのぞく) | 200グラム |
塩 | 40グラム(味をみながら調節) |
準備するもの
- ボールまた小鍋(なべ)
- 広口のビン
- ビンに入るくらいの重石
保存用のビンは、インスタントコーヒーの空き瓶や、ジャムが入っていた大きめの瓶などが使えます。
重石は、食品用のビニール袋にビー玉や小石を詰めると、即席の重石になります。
漬物用の容器でも、もちろんOK.
ギュッと重しをかけて下さい。
作り方
【しその実の塩漬け・作り方】
- ボールにしその実を入れ、分量の塩をまんべんなくまぶす
- 準備した口の広い瓶(びん)にすき間なくぎっちり詰めます
- 上から重しをする
- ふたをして保存
- 水が出てきたら捨てる。2、3日で漬け上がり
塩抜き
使いたいときに、水にさらして塩抜きをします。
ギュッと絞り、水気を切ります。
使い方
使い方は、
- パスタ
- チャーハン
- 各種料理の香りづけ、薬味
などに使えます。
しその実の醤油漬け
準備するもの
- ビン
- 醤油
お家によっては、みりんやお酒を少し入れる、鷹の爪(とうがらし)を入れてピリッとさせる、とアレンジ自由。
作り方
同じくあく抜きをしたあと、
- しその実を瓶(びん)に入れ
- ひたひたになるくらいまでお醤油を入れる。
- 2、3日したら出来上がり
使い方
使い方は、
- おにぎりの具
- 野菜の和え物
- 冷ややっこのトッピング
など、かつお節や昆布をあえるのもいいですね。
まとめ
しその花穂は、天ぷらにすると香りを楽しみながら食べられます。
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