前回までは、「四万十お出かけ診断」アプリのお話でした。
できあがった試作版をモニターさんに使ってもらい、感想を聞き、改善を重ねていく。
作って終わりではない。これからが大事だというところまで来ました。
アプリの話は、いったんここで一区切りとします。
今回からは、私が広報担当として運営を任されている、もう一つのホームページ「四万十町 遠山を守る会」のお話です。
このHPを、AIと一緒に見直してみることにしました。
活動を知ってもらいたくて
遠山を守る会は、高知県四万十町にある遠山自然観察園などで、希少な植物やその生育環境を守る活動をしている団体です。
草刈りや野焼き、植物の調査。
そして、季節の草花を楽しむ観察会。
私も会員の一人として、会員さんから届くレポートをもとに、ホームページで観察会のお知らせや活動報告などを掲載しています。
- 活動の様子を知ってもらいたい。
- 遠山の植物に興味を持ってもらいたい。
- できれば、観察会にも参加してほしい。
そんな思いで記事を重ねています。
でも、ホームページを訪れた人に、ちゃんと伝わっているのだろうか?
そこで、AIに相談しました。
「遠山を守る会のHPを確認して、改善の優先順位を教えてほしい」
AIが挙げた、最優先のこと
HPを確認したAIが、最優先として挙げたのは、これでした。
「初めて来た人が、観察会への参加方法をすぐ見つけられるHPにすること」
なるほど。
私は、お知らせや活動報告を載せることを中心に考えていました。
でも、初めてホームページを開いた人は、まず遠山がどんな場所なのかを知りたいはずです。
そして、興味を持ったら、
「ここ、行けるの?」
「次の観察会はいつ?」
「どこに申し込むの?」
と考えるでしょう。
その答えを、探し回らずに見つけられるだろうか……。
記事を書く側から、読む側へ。
少し立ち位置を変えて見てみる必要がありそうです。
「案内はある」と「見つかる」は違うのかも
次回の観察会のチラシやリンクは、すでにHPに掲載していました。
でも、スマホでは下の方までスクロールしないと見つからなかったり、メニューを開かないと表示されなかったりと、私も少々気になっていました。
それでも、HPに置いてあるから、大丈夫。
管理している私は場所を知っているので、つい、そう思いがちです。
でも、初めて来た人は、その場所を知りません。
「載せている」と「見つけてもらえる」は、別のこと。
これは、トロッコブログのトップページを見直したときにも通じる話でした。
遠山ならではの案内も必要だった
もう一つ、大切なことがあります。
遠山自然観察園は、希少な植物を守るため、普段は一般公開されていません。
原則として、植物観察会以外の入園はお断りしています。
この説明は、ホームページの観察園紹介にも書いてあります。
ただ、きれいな花の写真を見て「行ってみたい」と思った人が、その説明まで読んでくれるとは限りません。
だから、トップページでも短く伝えた方がよい。
そして、「一般公開していません」だけで終わらず、
「観察会で、ガイドと一緒にご覧いただけます」
と、参加する方法まで案内する。
守るために必要な決まりと、自然に親しむ機会。
AIからは、その両方を分かりやすく伝えるとよいのでは、と提案がありました。
まずは、参加の入口から
AIとの相談で、改善したいことがいくつか見えてきました。
- 初参加の人向けに、持ち物や申し込み方法をまとめること。
- 終了した催しと、これから参加できる催しを見分けやすくすること。
- 保全活動を支える人たちのことを、もっと伝えること。
でも、一度にはできません。
まず取り組むのは、トップページの入口です。
- 次回の観察会の日程と、詳細へのボタンを見つけやすくする。
- 普段は一般公開していないことと、観察会で見学できることを短く伝える。
今回は、この二つを優先することにしました。
活動報告は、これまでの大切な記録です。
その記録を読んで「私も参加してみたい」と思った人が、次の一歩を踏み出せるように。
まずは、スマホで開いた画面から見直してみます。