「ほら、これトレラン用のシューズです!」
と、しまんトロッコに乗ってくれた、フットワーク軽そうな20代のお兄さん、トロッコの中でお話しする四万十川沿いのいろんなマラソン大会やトレイルランニングの大会に、とても興味を示してくれました。
お兄さんが履いていたシューズは、きれいな赤色で、指先が反って、見た目にも軽そう。おしゃれで、とっても履きやすそうでした。
「いいな〜、私もトレラン用のシューズ、欲しいな〜」とマジで思いました。
ところで、山を走るトレイルランニング=トレランと、ロードを走るマラソンとでは、シューズの違いはあるのでしょうか?
トレラン大好きな地元の友人に聞いてみました。
友人いわく、ロードとトレランとでは走る環境がずいぶん違いますから、シューズもそれ専用が良い!というのが結論です。
トレイルランニングとマラソンのシューズの違い
トレイルのコースはほとんど舗装されていません。
地面がデコボコしていたり、葉っぱや石など自然環境、天候などの影響でかなり滑りやすいです。
ロード用のランニングシューズで走ると、足の裏を痛めたり、足首やヒザを捻挫したり、転ぶと大ケガの原因となってしまうようです。
険しい山道では、少しの転倒が命取りの危険性があります。
トレイルランニング用のシューズは、滑りにくいもの、ソール、つまり接地する面である底が丈夫なものが重視されます。つまり安全生が優先されます。
トレラン用のシューズは、このソールが足の”ぐねり”を戻すようになっていて、捻挫の危険性が低くしているということです。
そのため、若干、ロード用のシューズよりは重量が重くなります。
トレランシューズのトレンドは?
最近のトレランシューズは、「感覚重視」と「クッション重視」の2つです。
「感覚重視」のシューズは、裸足感覚で走る「ナチュラルランニング」をする人向き。
「ナチュラルランニング」は自然な走り方で足への負担を減らしつつ、早く走る走行です。
正しいフォームで走らないとケガの原因になるため、中級・上級者向きと言えます。
これからトレランを始めようかなという初心者は、「クッション重視」のシューズがおすすめということになりますね。
また、ロードからトレイルに転向する人も、なるべくロードに近いタイプから、トレイルランニングシューズを選ぶのがおすすめです。
どのメーカーがいいの?
トレランシューズのメーカーで一番有名なのは、なんといっても「SALOMON(サロモン)」その中でも、SPEEDCROSS は、軽さとクッション性、そしてグリップ性能に優れ、初心者から中・上級者までおすすめと定評があるようです。
見た目もいい感じ、うちの子が好きそうな色合いです。
冬のトレイルランニングに最適です。
そして、「montrail(モントレイル)」
初心者や、ロードからトレイルランを始める人に高評価です。
ちょっとお高いけど、ブランドだし、仕方ないかなー。
いずれにせよ、足の正確なサイズを店で計って、自分にフィットするか実際に履いて確かめないと、ですね。
トレランは、急な山道を下る時には、もう転げ落ちそうなくらいに前のめりになります。特に、つま先に余裕が必要ですが、かといって大きすぎるとこれもまた負担がかかるし。
試し履きは少し小さなサイズから大きなサイズへとするのが鉄則だそうです。
トレランシューズを履いてたお兄さんには思わず、四万十川沿いの面白いトレラン・マラソン大会ありますよとお伝えしました。
走るのが大好きな人はぜひ四万十へ来てくださいね。