皮も実もぜんぶ使う栄養満点の柚子ジャムの作り方

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瓶に入れたジャム レシピ

柚子は捨てるところがない!と言われるほど栄養満点の果実です。

外皮はもちろん、薄皮(うすかわ)やふわふわした白い部分もぜんぶ使う、美味しい柚子(ゆず)ジャムの作り方をご紹介します。

はじめて作る人も簡単にできる農家さん直伝のレシピです。

外皮の苦みを取るために、煮こぼしをすることが美味しくできるポイントです。

苦くならないよう煮こぼし(茹でこぼし)をします。

それでは作り方を見ていきましょう。

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柚子ジャム(マーマレード)の作り方

柚子


【材料と準備する物】

柚子5~6個をきれいに洗う
白砂糖柚子と同じくらいの分量、またはお好みで調整します
ビンあらかじめ煮沸消毒しておく

手順を紹介します。

1、横半分に切る

半分に切った柚子


柚子は種が見えるように横半分に切ります。

この時、下を切り離さないようにしておくと搾りやすいです。

2、柚子をしぼる。

果汁を絞る様子


両方の手でギュギュっとしぼります。

下にザルを置いて種を受けるとよいです。

手がベトベトしてきますが、これはペクチンという保湿効果のあるお肌にとても良い成分です。

外皮には油分があるため、すべりやすいです。気をつけてください。

3、中の白い皮(うす皮部分)を取りのぞく。

外皮を刻みやすくするために、中の白い皮(うす皮部分)と分けます。

うす皮は手でも取れますがスプーンを使うとより取りやすいです。

あとでうす皮の部分も使うので捨てないでくださいね。

果汁や皮、種
果汁、薄皮、外皮、種と分けました。

4、白い薄皮をザクザクみじん切りにする。

さきほど取りのぞいた白い薄皮(うすかわ)をザクザクと切ります。

炊くと薄皮はほとんど溶けます。

5、黄色い外皮をスライスする。

黄色い外皮をスライスします。

けっこう固いです。

厚さはお好みですが歯ごたえがある方が好きなかたは、心もち厚めのスライスにしてください。

硬いヘタ部分は使わないので捨ててくださいね。

6、スライスした外皮を湯がく。

スライスした皮

外皮は苦みが強いです。

この苦みを取るために煮こぼし(茹でこぼし)の作業を数回おこないます。

ひたひたに水を入れて、さっと湯がいてザルにあげる。

お湯はそのつど捨ててください。

この作業を3回ほど繰り返すと、苦みが取れます。

苦い方が好きな方は、1、2回に調整して下さい。

7、外皮と薄皮、絞った果汁を砂糖と一緒に中火で炊く。

刻んだ薄皮、果汁、砂糖を入れて炊きます。

水は入れません。

鍋で煮詰める

8、あくが出たらすくい、弱火でコトコト煮詰める。

約10分ほど煮詰めます。

9、トロミがついてきたら出来上がり。

少しトロミがついたら出来上がりです。

煮詰めすぎるとペクチンの作用で固くなってしまいます。

スプーンですくってトロトロっと落ちる程度がよいです。

10、あらかじめ煮沸消毒したビンに入れます。

瓶に入れたジャム

保存方法

冷めたら冷蔵庫で保存してください。

砂糖が多く入っているので半年ほどもちますが、無添加ですので様子を見ながら早めに食べて下さいね。

長期保存したい場合は、冷凍することをおすすめします。

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柚子ジャムを使った料理

柚子ジャムは

  • トースターに乗せる
  • ヨーグルトと一緒に食べる
  • パウンドケーキや蒸しケーキに入れる

とアレンジがいっぱいできます。

柚子ジャムトースト

ほんのり甘酸っぱい柚子ジャムが、サクッとした食パンのほのかな甘みとよくマッチしています。

毎朝食べても飽きませんし、寒い朝は柚子茶と一緒に楽しむのもよいですね。

柚子ジャムヨーグルト

甘酸っぱさが心地よい柚子ジャム入りヨーグルトは、体にもとてもヘルシーです。

柚子ジャムのパウンドケーキ

柚子の香りがお口に広がるパウンドケーキは、お茶うけやおやつにぴったりです。

お子さんにも喜ばれますね。

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ジャムとマーマレードの違い

ところで、ジャムとマーマレードはどう違うのでしょう?

柑橘類で皮が入っているものをマーマレード、

皮が入っていない方をジャムと言うそうです。

柚子ジャムは皮が入ってこそおいしくできるので、どうやら正確にはマーマレードとなりますね。

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柚子の栄養と効用

柚子には
ビタミンC、ビタミンB1、B2、鉄分、カリウム、カルシウムなどが多く含まれています。

とくに
ビタミンCはレモンの2倍から3倍と柑橘類の中でもトップクラスです!

リモネンという外皮に含まれる成分は、血行を良くし体を温める効果のある天然の油成分です。

βカロチンもおなじく外皮に含まれ、粘膜の細胞を正常に保ち免疫力を高める効果があります。風邪予防にはもってこいですね。

ヘスペリジンという皮の内側の白い部分に含まれる成分は、動脈硬化を予防します。

「柚子は捨てるところがない!」と言われるほどの万能の果実であることがよく分かります。

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まとめ

木になる柚子(ゆず)
収穫時の柚子(ゆず)の木:するどい棘(とげ)がたくさんあります。

柚子の枝には厚いゴム手袋をも貫通するような猛烈なトゲがたくさんあり収穫はけっこう大変です。

霜の降りる前に収穫しないと酢戻りと言って酸味がなくなってしまうため、寒くなる前にいっきに収穫されます。

柚子の酸味と豊かな栄養が元気をくれます。

冬の時期はストレートの柚子果汁をホットや炭酸で割って飲むと体の中から温まりとてもリラックスできます。

柚子農家さんおすすめの

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