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干し芋の作り方 簡単で人気のレシピ コツは2つ

朝晩すっかり寒くなり、秋もだんだんと深まってきました。畑にお芋が出来て、北風が吹き始めたら、「干し芋」=「きりこ」=「東山」(ひがしやま)の季節です。

 

お日様と自然の恵みで出来上がる、干し芋の作り方、簡単で人気のレシピには、簡単な2つのコツがあるよ!と、郷土料理の達人=近所のおばちゃん達に教えてもらいました。

☆コツは2つ

1、時間をかけてじっくり蒸(ふ)かすこと
2、お天気の続く乾燥した寒い時を見計らって作りはじめ、干すことです。

 

※もちろん外にどうしても干せない時は、手軽にオーブンで作ることも出来るし、天日干しとオーブン併用OK.
干し芋 作り方 オーブン なら時短で簡単

 

私も小さい頃から慣れ親しんだ干し芋は、子どものおやつになるし置き換えダイエットにもいいし、保存食にもなって便利です。出来たては柔らかく、ストーブの火であぶるといっそうお芋の甘さと風味が増します。

 

いつもお店で買ったり、もらって食べるだけの私でしたが、最近はどうやったらあんな美味しい干し芋が作れるんだろう?と、自分でも作ってみたくなりました。あめ色をした干し芋は、手間ひまがかかっているので、お店で買うとけっこうお値段が高い。でも作り方はいたってシンプルです。見てくれを気にしなければ、お好みの固さの干し芋(きりこ)を自分ちで作れます。ずーっと残したい日本の素朴な味、干し芋の作り方レシピです。

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干し芋にする芋の種類は?

2c2b0c8a0c82413e13782e4c71c255ad_s干し芋にするためのお芋の種類は、安寧芋(あんのういも)という種類のさつま芋が手軽です。もちろん、お家で作るなら、スーパーで売っているどの種類のさつま芋でも可能ですが、お芋の種類によってそれに見合った一番美味しい工程があるそうです。

 

うちの地元では、かき芋と呼ばれる中がオレンジ色のぷっくりと大きなお芋が、よく干し芋に使われます。かき芋は、干すと甘味が増しねっとりとした蜜が出てくるような種類のお芋です。「お店で売られている安納芋を使って作る方法」と、「専用のかき芋を使って作る方法」とをそれぞれ紹介します。かき芋を使う場合、芋の性質上、灰汁(あく)が強いので蒸す前に皮をはぎ、丸太ごと水にさらす作業をします。

きりこ、東山、干し芋の作り方

726e87aa0e50651707f316343dd9c8f3_s干し芋の作り方は、いたってはシンプルです。
1、さつま芋を洗って、
2、蒸(ふ)かして、
3、皮をはいで、(皮を残す人もいます)
4、切って、
5、干す。

※先に皮をはいでから、蒸かす人もいるので、お家によって多少違いがあります。

 

かき芋を使う場合、
1、さつま芋を洗って、
2、両端をちょっと切って、厚めに皮をはぎ、
3、丸太のまま、水でさらす。(水は、2,3回替える)
4、蒸かす
5、切る
6、干す

【作り方】
1、さつまいもを洗う
・畑の土がついていたら、タワシでごしごしきれいに洗います。
お芋の両端は繊維が強いので、切って落とします。
かき芋を使う場合も、両端を切って落とし、皮を厚めにはぎます。皮をはいだら、丸太のまま水にさらします。かき芋の皮を厚めにはいだり、水にさらして灰汁を出すのも、色合いをきれいにするためだそうです。なーるほど。

2、蒸(ふ)かす
・安納芋は丸太のまま、蒸かします。(両端は切っておきます)
ゆっくりとじっくり蒸かすのが基本です。
・芋がでっかい場合は半分にしましょう。
・蒸し時間は芋の大きさにもよりますが、30分~1時間は蒸かし、20分以上はむらします。
・大きい芋だと2時間以上蒸かしたりもします。
祖母は、大きなお釜で薪を焚いて作っていました。普通に茹でてもできますが、やはりちょっとべちょべちょしてしまいます。固さは竹串を刺してみて、芯まで柔らかくなっているか確認します。割った時に、もし真ん中のあたりが白っぽいのは、まだ蒸かし足りてません。中まで真っ黄色になっていたらOK。

 

3、皮をはぐ
・蒸しあがったら、あっちっちと、熱いうちに皮をむきます。
・冷めると皮がはぎにくくなるからです。
・手で触れないくらい熱い時は、竹串を皮のすぐ下に入れると皮がはぎやすく取れやすいです。
・輪切りにするなら、わざと皮を残すのもアリです。
・お芋を縦長スライスする場合と、丸太のまま干すなら皮をはぎます。
・皮をはいだら、すぐにカットしたい衝動を抑えて、冷めるまで少し待ちます。
蒸し上がった直後は水分も多いので崩れやすいです。少し乾くくらいまで冷ましてから切りましょう。
4、切る
完全に冷めたら、ちょっと厚めにスライスします。
・厚さはお好みですが、うちは1cmから1.5cmくらいにしてます。
・包丁または、ちょっと太めの糸を使って切ります。包丁で切る時、くずれないように、手のひらで切る人もいます。
・小さなお芋は、丸干しできるのでそのままでもいいです。

 

5、干す
・そして天日干し。
お天気の良い寒い日に、天日で干します。
・竹製の大きな干しかごがあると便利ですけど、うちは万能干しネットで干したり、少量ならザルで干してます。
・柔らかいうちに、ザルや干しかごの跡がお芋についてしまいますが、クッキングシートを敷くと跡がつかずきれいに仕上がります。
・直接、お日様にあてた方が早く乾きますし、お芋の甘みが増していきます。
・夜は湿度が上がりますので、お日様が陰ったら、室内に取り込みます。翌日、お日様が昇ったらまた外に出します。

 

☆寒くて天気の良い日に干すのがコツです。週間天気予報とにらめっこして、寒くて天気の良さげな日に作り始めましょう。雨にあたったり、気候があったかい日が続くと、カビが生えてしまいます。ご注意を! 雨が降って干せない時は、冷蔵庫の中で乾燥させたり、オーブンやレンジで時短して作ることもできます。

 

薄切りのお芋なら両面をひっくり返しながらして、2.3日くらいですぐ出来ます。味見してお好みの硬さまで干します。味見が多くなるとあっという間になくなります(笑) じっくり1週間から10日干すお家もあります。

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野菜干しネット:アマゾンや楽天など通販でも売ってます。最近はダイソーにもあります。(写真出典:楽天)

きりこと呼ぶのはなぜ?

干し芋は全国いろんな呼び方があるようで、高知では「きりこ」、とか「東山」と呼んでいます。私は、祖母から「きりこ」と教わりました。「きりこ」はたぶん、芋を煮た後に糸で切ることから、切りこと言うのだと思います。また「東山」(ひがしやま)とは、干菓子(ひがし)、干してカチカチに硬くなった山でとれる菓子からきているそうです。

 

それぞれのお家によって、微妙に作り方や味がちがいます。いったん干した後に、蒸した汁に黒砂糖を入れて、漬けこんで湯がき、ねっとりと甘~く作るお家や、固ーく乾燥させてお餅を作る時の保存用にしたりと、お家によってそれぞれです。ちなみに私は、歯にくっつくような柔らかくて甘いきりこが好きです。

干し芋(きりこ)の簡単な保存方法

保存する時は、サランラップやジップロックで小分けして冷蔵庫へ入れます。食べる時に、オーブンやフライパンで焼くと、香ばしく柔らかくなります。小分けして保存しておいた干し芋を使って、簡単でおいしいおやつやおかずも出来ます。

干し芋を使ったレシピ 人気、簡単、おいしい おやつ おかずはコレ!

干し芋を細い伝切りにして、うーんと固くなるまで干すと、長期間もちます。これをきりこ餅を作る時によく使います。お餅を作る時に一緒に練りこむと、甘くて美味しい きりこ餅(芋餅)が出来あがり。きりこ餅も、冷凍庫に小分けしておくと、長期間保存できます。

市販の干し芋や芋餅(きりこ餅)

IMG_4837「どこに行けばおいしいきりこ(東山)や、きりこの入ったきりこ餅が食べられるの?」と、よく聞かれます。11月を過ぎて冬の時期なら、高知県内の道の駅やふるさと市、JA直販所などでも売っています。

 

通販では、12月からの冬の時期限定であります。

干し芋は、そのままストーブであぶってもおいしいですが、ちょっとアレンジすると食味が変わって、美味しいおやつやおかずになります。田舎の自然派スイーツ干し芋の作り方と美味しい食べ方特集です。

【特集】干し芋の作り方 と 美味しい食べ方

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