四万十川 源流の宿「せいらんの里」は 山と川の恵みが素朴で美味しい

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せいらんの里 民宿・ゲストハウス

四万十川が好きな人に一度は行ってもらいたい場所、それは四万十川の源流点です。その源流点に一番近い宿泊施設「せいらんの里」は、地元の人たちで営まれている施設です。飾りけのない素朴さがあり、温かみがあって、昔からずーっと知っているような懐かしい感じがして、それでいて新鮮!もちろん、地元で採れる山菜などの食材が美味しい!

なお、※2021年7月「せいらんの里」は、満点の星工場横にリニューアル移転しました。

以下はリニューアル前の記事です。

旧「せいらんの里」の歴史の一端として参考にされてください。

※※※※※※※※※※※※※※

私は「せいらんの里」が大好きです。四万十川の源流点を訪れたらぜひ立ち寄ってもらいたいです。とっておきの秘密の隠れ家みたいな場所です。

名前の「せいらん」とは、きれいな水にしか生息しない川海苔のことです。四万十川の源流から約1キロ、水温が年間を通して15度くらいのこのエリアでのみ採れます。幻の川海苔です。希少なセイランのその里です。

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「せいらんの里」の場所とアクセス

名称:四万十源流センター せいらんの里
住所:〒785-0411 高知県高岡郡津野町船戸4727−2
お問合せ:Tel.0889-62-3623、
つながらない時は、090-4472-8291(谷脇)
※ランチも体験も予約制です。
※農繁期などで忙しい時は、携帯へ連絡しておくと折り返し電話をくれます。

アクセス:高知市から車で1時間20分。愛媛から車で2時間30分。須崎東ICから車で45分。

国道197号線を西へ、道の駅 「布施が坂」を過ぎて、2つ目のトンネルを抜けたあと、交差点のコンビニの角を右折する。JA船戸や、有名なお茶大福を作っている「満天の星」工場を通り過ぎ、くねくねとした細い山道を約10分。田舎の山道に慣れていないと怖く感じる道かもしれませんが、行き交う車同士がお互い道を譲りあって通ります。

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おすすめのランチビュッフェ

せいらんの里ランチビュッフェ

(写真出典:四万十源流センターせいらんの里 facebook
すぐそばに透き通った冷たい小さな小川(四万十川本流)が流れ、清流にしか生えない川海苔の青藍(せいらん)が生息しています。四万十川源流点の風景と、ここでしか味わえない自然の恵みがいっぱいのランチビュッフェは、おもてなしの心が込められています。

せいらんの里羽釜ご飯

ご飯は外にある羽釜で炊いてます。最近は、くどのあるお家って少なくなりました。「そういえば、おばあちゃんは釜でご飯炊いてたなー」と思い出します。ご飯が炊ける様子を見るだけでも楽しいです。

【ランチビュッフェ】
料金:1人1,000円
※5名からビュッフェスタイルで、たくさん並ぶ大皿から自分の好きなおかずを好きなだけ取ります。
※5名に満たない場合はお膳になります。

メニュー例:地鶏の卵かけごはん茶葉の佃煮、クレソンのごま和え、茄子のたたき、分葱の酢みそ和え、春キャベツとむね肉の昆布あえ、山菜の天ぷら、ヤーコンのきんぴら、大根と干し柿の酢の物

※季節によってメニューが変わるそうです。四季折々、旬の食材を使ったその時だけに食べられる一品一品が、何とも言えない自然で優しい味付けで並んでいます。

それと、地元特産のお茶を葉を使った「津野山ビール」が、ここでいただけます。津野山で採れる甘くえぐみの少ない「かぶせ茶」のパウダーが入っていて、目にも鮮やかな濃いグリーンのお茶ビールです。その味は、さっぱりとした飲み口なのにまろやかです。成分がたっぷり入っていますからヘルシーです。二日酔いしにくいという効果もあるそうです。もちろん車の運転手は飲めませんから、じゃんけんで運転手を決めて同乗者の特権で飲んじゃいましょう(笑)

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自然の中で静かに過ごす宿泊プラン

二人部屋ベッド

ここはもともと、林業従事者のための県の研修施設として昭和48年建設されたものでした。その閉所にともない、地域が譲り受け、平成17年4月より四万十川源流点や不入山(いらずやま)、天狗高原(てんぐこうげん)、稲葉洞(いなばどう)、追合滝などの津野町の観光名所を支える自然体験宿泊施設として運営を開始したそうです。なので、雰囲気は廃校になった小学校のような感じです。一名の利用から家族、団体(30名超)での利用も可能。もともとは研修施設だったので社員研修など貸切利用ができるそうです。和室・洋室あります。

・お部屋にはテレビは置いていません。川のせせらぎと鳥の声がBGMです。
・クーラーもありません。自然の風です。
・携帯電話もドコモは圏外です。AU入ります。
・お風呂とトイレ・洗面台は共用です。
・部屋の設備は布団のみ。
・浴衣も歯ブラシもありません。
・タオル貸出はあります。
・外には街灯など余計な灯りはありません。初夏の夜には蛍が飛びかい、頭上にあるのは満天の星のみ。
※ちなみに冬は宿泊客も少なく、12月後半から1月末は極寒過ぎて宿泊客もとらない時もあるとか。

シンプルすぎるお宿です。なのに心惹かれます。

【宿泊基本料金】
1泊2食付(1名利用)7,300円。
1泊2食付 2名以上利用6,800円。
その他、子供料金や添い寝料金、団体プランがあります。問い合わせて下さいね。
お問合せ:Tel.0889-62-3623、
つながらない時は、090-4472-8291(谷脇)
チェックイン15:00、チェックアウト10:00

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とっておきの体験プログラム

四万十川上流

「せいらんの里」のすぐそばを流れる四万十川の本流。標高1336メートルの不入山(いらずやま)の源流点をを出たばかりのその流れはピュアで夏でも冷たく、ここでしか採れないと言われる川海苔「青藍(せいらん)」が生息しています。「あー、この小さな流れが、あの大きな四万十川になるんだー」と中流域や下流域の雄大な四万十川の原点を見ることができます。ここで出来るとっておきの体験プログラムは、「自然が友達、川が友達」です。川ガキ・山ガールになって楽しみましょう!
【体験プログラム】
川遊び体験、田舎こんにゃく作り体験、稲葉胴冒険ガイドツアー、渓流の女王アマゴ焼き体験があります。それぞれ、体験可能期間があり、人数設定や予約必要の体験もあります。

予約や詳細は、「せいらんの里」さんへ。
0889-62-3623
つながらない時は携帯
090-4472-8291(谷脇)

・川遊び体験
四万十川の源流で、思いっきし「川ガキ」になる体験!
期間:5月~9月(夏でも川の水は冷たい)
受付時間:9:00-15:00
定員:~10名
所要時間:自由 好きなだけ
当日受付可
料金 川遊び用セット 1セット¥1,000円
☆岩をはぐって魚をとったり、沢ガニを探したり。岩から岩へ飛び移っていたら、ズルットすべって服がびちゃびちゃってこともあるかも。着替えや川用のくつ、タオル、帽子があるといいですね。

・田舎こんにゃく作り体験
もちろん、こんにゃく芋で作ります。地元船戸(ふなと)で採れたそばの灰汁(あく)を使って作るので本格的です。
期間:9月~12月
受付時間:10:00ー14:00
定員:5名~30名
所要時間:約2時間
予約:7日前まで
料金:1人¥800円

・アメゴ焼き体験
アメゴを串に刺して、炭火でじっくりと炙(あぶ)る体験です。美味しいことは間違いないです。
期間:通年
受付時間:10:00-17:00
定員:10名~30名
所要時間:2時間
予約:3日前まで
料金:1人¥1,000円

・とっておきの冒険、稲葉洞(いなばどう)冒険ガイドツアー
個人的には、これが最もおすすめです。「せいらんの里」のすぐそばにひっそりとある洞窟(どうくつ)です。コウモリもいます。なんてったって、2億2千万年前の地層があるんですよ、神秘的です!地球の歴史と四万十川の不思議を感じる体験です!
稲葉洞(いなばどう)冒険ガイドツアー
期間:通年
受付時間:10:00-17:00
定員:5名~7名(人数は要相談)
所要時間:約1時間
予約:7日前まで
料金:1人¥1,000円
☆ヘルメット、ヘッドライト、軍手を貸してくれます。動きやすい服装と運動靴で。
稲葉洞(いなばどう)の洞窟体験、私も行って来ました。ガイドさんのお陰で、地層や地球の神秘の歴史を垣間見ることができました。

大好きな四万十川の源流点と、おすすめのお宿や冒険スポット特集はこちらです。

【特集】四万十川 源流点の場所(地図) お宿 おすすめ冒険スポット

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