金柑の実がたくさん採れたら、ぜひ作ってみたいのが金柑酒です。
ホワイトリカーを使えば、2週間から1ケ月で、苦味のないスッキリとした金柑酒が漬け上がります。
おうちで簡単にできる金柑酒の作り方です。
もくじ
【材料】
金柑 | 1キログラム |
氷砂糖 | 300グラム |
ホワイトリカー(35度) | 1.8リットル |
レモン(お好みで) | 1個 |
分量の目安は、
果実酒用の瓶 | 4または5リットル用 |
果実酒用のビンを使う時の注意点です。
では作り方です。
へたの部分は取り除き、きれいに洗います。
水洗いしたあと、一晩水に漬けます。
水に漬けることで苦味を取ります。
ざるにあげ、水分が残らないようにキッチンペーパーで拭く、または自然乾燥させます。
お天気のいい日なら、外に出しておくと1時間ほどで乾きます。
水分が残っていると、ホワイトリカーが薄くなります。
フォークで数カ所、穴をあけます。
穴をあけることで、金柑の風味がほどよく出ます。
レモンは皮をはぎ、厚めのスライスにします。
外皮の部分には苦味があるので、取り除いておきます。
煮沸消毒したビンに、金柑、レモン、氷砂糖を入れます。
ホワイトリカーを注ぎます。
氷砂糖が溶けるまで、時々、ビンを大きく回して混ぜます。
工程は以上です。
簡単なのに、なんか作った感があってうれしですv(^_^)v イエイ
注ぎやすい瓶(ビン)に小分けして、冷蔵庫で保管します。
1ケ月したらレモンと金柑をすべて取り出します。
柑橘系は、あまり長くつけておくと苦味が出てくるからです。
取り出した金柑で、甘露煮やジャムができますよ。
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飾りに金柑の甘露煮を入れると、いい感じです(^-^)v
ストレートだと少し濃いので、
など、お好みの量で割ります。
うちの旦那さんは、晩酌にサイダーで割って飲むのが好きです。
「美味い!甘さもちょうどいい!」と言って毎晩、喜んで呑んでます。甘党の人にはぴったりですね。
金柑好きで辛党の母は「美味しいわねー、でもちょっと甘いわ」と言ってました。氷砂糖の量は、お好みで調整すると良いと思います。
金柑酒を作るとき、35度という高い度数の果実酒用のホワイトリカーを使います。たとえば、うちの旦那さんがよく飲む、もっと度数の低い焼酎ではできないのでしょうか?
ホワイトリカーを買いに行った時、お店の人が言ってました。
なるほど・・だからみんな果実酒を作る時は、専用のホワイトリカーを使うんですね。ガッテンです。
果実酒を作る時、氷砂糖を使います。これは、初めは濃度の高いアルコールが果実の中へ染み込んでいき、そして氷砂糖が溶けていくにしたがって、今度は果実のエキスがお酒に溶け出すという「浸透圧の作用」を利用するためです。それによって金柑の味がを引き出され、熟成されていくのだそうです。
また、砂糖はカビや腐敗を防ぐという効果があります。
徐々に氷砂糖が溶け、ほんのりと色がついてきます。出来上がるまで少し時間がかかりますが、その様子を見るのも楽しいです!
ビタミンやカルシウムなどを多くふくむ金柑酒は、体調不良の際の栄養補給や、精神安定剤としても効果があると言われます。
うちの旦那さんは、喉が痛い時や風邪の予防、動脈硬化の予防に金柑酒を飲んでいます。乾燥する寒い冬を金柑酒で乗り切りましょう!v(^_^)v
金柑酒を作るときにそろえるもの
1、金柑1キログラム
2、氷砂糖200g~300g
3、ホワイトリカー1.8L
4、果実酒用のビン 4L~5L
作り方
以上、ホワイトリカーで作るスッキリとした味が魅力の金柑酒レシピでした。
ブランデーで漬けると、まろやかな味の金柑酒ができますよ。
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