あざやかなオレンジ色が人気の金柑ジャムの作り方レシピです。
おいしく作るコツは、金柑の甘露煮レシピと同じく
金柑を輪切りにスライスすれば簡単に種を取れます。
苦くならないよう、煮こぼし(茹でこぼし)をして金柑ジャムを作ってみましょう。
もくじ
【材料】
金柑 | 200グラム(15個くらい) |
水 | 適量・ひたひたになるくらい |
白砂糖またはグラニュー糖 | 120グラム(目安は金柑の重さの50%から70%)お好みで調整 |
【準備するもの】
金柑200グラム(15個くらい)
時間 | 作業の工程 |
前日にひと晩 | 金柑を洗ったあと、ボールに入れて水に漬ける。 |
15分 | スライスして種を取る |
3分×2回 | 煮こぼし2回 |
15分 | 煮詰めてジャムにする |
下準備の手順です。
苦み成分の「ナリンギン」を取るために、金柑をひと晩、水に漬けます。
ただし、木の種類や実の熟し具合にもよります。生で食べて甘い金柑は水に漬けたり煮こぼししなくてもOKです。
包丁で金柑を横にスライスします。縦切りは種が取りにくいです。
4等分にすると種が取れやすくなります。
手で種をぷっと押して取る、または竹串で取ります。
スライスした金柑を湯でて、1回~2回煮こぼし(ゆでこぼし)作業をして苦みを取ります。
かじってみて、苦みが気にならなければOKです。
煮こぼしを数回しても苦みが気になる場合は、1時間くらい水に漬けるとよいです。
種取りと苦み取りが済んだら、いよいよジャム作りです。
包丁でざく切り、またはミキサーにかけて細かくして、食べやすい大きさにします。
鍋にざく切りにした金柑を入れ、ひたひたするくらいの少量の水を加えます。
一度沸騰させて、弱火にして白砂糖またはグラニュー糖を加えます。
砂糖の分量は、金柑の50%-70%が目安です。お好みの量で調整しましょう。
弱火のまま、焦げないように煮詰めます。
ぷつぷつと泡が出はじめ、トロリ感が出てきたら出来上がりです。
あらかじめ、煮沸消毒したビンに入れましょう。
金柑は酸が強いので、アルミの鍋は避けましょう。
うちの子も大好きな「金柑ジャム入りヨーグルト」
甘酸っぱくて体にもいいですね。
クッラカーに乗せても美味しいですよね。
金柑ジャムの甘酸っぱさとクラッカーの塩っぱさが絶妙の味です。
金柑ジャム入りのパウンドケーキなら子どもも大喜びです。
金柑は12月から年が明けて2月頃までが旬の時期です。
うちの実家の金柑もどんどん成って収獲しないといけないので、しばらくは金柑料理が続きます。
小さな実の割には栄養満点で、風邪予防や美肌効果・動脈硬化の予防にもいい旬の金柑をお料理してみましょう。
金柑を使ったお料理を作ってみたいけど近くでは手に入らないなというかたへ、インターネットなら無農薬や甘い種類の金柑が手に入ります。
お好みのジャム瓶に入れて、楽しみましょう。
下準備の種取りと苦み取りのコツをつかめば、金柑の甘露煮や金柑ピールもできます。
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金柑の実がたくさん手に入ったら、金柑酒を作ってみてはどうでしょうか?
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