朝ドラ『らんまん』第19週「ヤッコソウ」に、寺田心さんが登場します！
子役として多くのTVコマーシャルに出ていた寺田心さん。
あの可愛かった寺田心さんも15歳です。
『らんまん』で演じるのは、山元虎鉄という高知の遍路宿の息子です。
ドラマのクライマックスに向けてのキーパーソン、大注目の人物とのことです。
さて、どんな人物なのでしょうか？
寺田心さんと、演じる山元虎鉄について調べてみました。
以下、ネタバレも含みます。ご了承ください。
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— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) August 2, 2023
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万太郎と出会うことになる山元虎鉄を演じる #寺田心 さんがゲスト出演します！
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寺田心さんのプロフィール
まずは寺田心さんのプロフィールです。
| 本名 | 寺田 心（てらだ こころ） |
| 生年月日 | 2008年6月10日 |
| 年齢 | 15歳 |
| 出身地 | 愛知県名古屋市 |
| 職業 | 俳優、タレント |
| 将来の目標 | シェフになること。同時に俳優活動を続けていくこと。 |
| 好きな食べ物 | トマト |
| 所属プロダクションHP | ジョビィキッズ |
寺田心さんは、なんと3歳から芸能活動をされています。
寺田心さんといえば、リトルベン。
俳優の横田栄司さんが、ビッグベンを演じた菌の親子CMが笑激でした。
トイレに潜む菌のキャラクター・リトルベンに扮した寺田心さんは、可愛いいのに哀愁がありました。
ＴＯＴＯの便器・ネオレストのTVコマーシャルは、当時大好評でした。
山元虎鉄はどんな人物？
ドラマの中で、寺田心さんが演じる山元虎鉄とは、どんな人物でしょうか？
『らんまん』第19週で主人公の万太郎は、植物採集のために高知へ帰郷します。
そこで出会ったのが、遍路宿「角屋」の息子・山元虎鉄です。
遍路宿（へんろやど）とは？
四国八十八ヶ所のお寺を巡礼する、お遍路さん達が泊まる宿のことです
虎鉄の案内で、万太郎はヤッコの形に似た珍しい植物を発見します。
山元虎鉄は、ドラマのクライマックスに向けてキーとなる人物として登場します。
『らんまん』制作統括の松川博敬氏の、インタビュー内容が興味深いです。
一番、万太郎に近い人物で言うと高知の山元虎鉄君。
少年時代を寺田心君が演じますが、彼は高知で万太郎くんのヤッコソウの発見を手伝った際、その学名に自分の名前が入ったことに感動し、10年後に上京して万太郎の助手として長屋で暮らし始めます。
成長した虎鉄を演じる俳優の名前はまだ言えませんが、２週で池田蘭光（寺脇康文）先生と少年時代の万太郎が関係を築いたように、今度は万太郎が学ぶ楽しさを教えてくれた蘭光先生のような立場になって植物学を志す若者と交流します。
それをきっかけに、東大というアカデミズムの表舞台から降りた万太郎が、全国の植物愛好家とネットワークを築き、図鑑を完成させる目的に向かって新しいフェイズに入っていきます。
＜らんまん＞制作統括・松川博敬CP、キャスティング秘話や魅力的な人物造形の裏側を明かす
少年時代の万太郎は、蘭光先生との出会いによって学問に目覚めました。
今度は万太郎が、蘭光先生のように後進を導く番のようですね。
モデルとなった人達
ヤッコソウを発見したのは、高知の師範学校教諭だった山本 一さんです。
山本さんは高知県の西部・足摺岬（あしずりみさき）に近い、土佐清水市加久見（かぐみ）という場所で、ヤッコの形に似た変わった植物を発見しました。
初めのうちはキノコと思われ、高知県に来県中の菌類専門家・草野俊介博士に渡されます。
草野博士は高等植物であると同定し、牧野富太郎博士に手渡します。
そして牧野博士により、新属新種として発表されました。
学名には発見者の山本さんを顕彰し、「Mitrastema yamamotoi 」と名付けられています。
参考文献：広島大学デジタルミュージアム
参考文献：横倉山自然の森博物館「自然の森から」
牧野富太郎博士と同じ郷里・佐川出身の、吉永虎馬さんという若い植物学者がいます。
虎馬は牧野博士の助手として、植物採集に何度も同行しています。
牧野博士の盟友であり研究を支えたのが、吉永虎馬さんです。
山元虎鉄のモデルは、実在する複数の協力者からなる人物のようです。
ヤッコソウとは
ヤッコソウ科は日本で発見された科で、とても面白い形をしています。
大名行列の奴（やっこ）が練り歩く姿に似ていることが和名の由来です。
まとめ
以上、朝ドラ『らんまん』の寺田心さんが演じる、山元虎鉄についてでした。
『らんまん』はクライマックスに向けて、万太郎が全国の植物愛好家とネットワークを築き、図鑑を完成させる目的に向かって進んでいきます。
万太郎と寿恵子の活躍を最後まで応援したいですね。
