しまんトロッコの中で私たちガイドがずーっと使っているハンズフリーのスピーカーマイク。かれこれ4年以上使っていた、大事なハンズフリーマイクの本体を、不覚にも突然の雨でぬらしてしまい、使えなくなってしまいました(泣)
ハンズフリー マイク、壊れちゃいました!
これがないと、窓のない、風がゴーゴーと吹くふきっさらしのトロッコ列車の中では、とてもガイドが出来ません。ということで、四万十町と四万十市でつくられている「高知県予土線利用促進対策協議会」さんにお願いして、新しい拡声器、南豆(なんず)無線電機の「手ぶら拡声器9A パワギガM」を買ってもらいました。
「手ぶら拡声器9A パワギガM」の使いごこち
このハンズフリーの拡声器の良い点は、
・軽いこと
・パワーがあること
・バッテリーが長持ちすること
・操作が簡単なこと
きちんとした使い方をすれば、ディーゼルの音、列車のきしむ音でそうぞうしいトロッコのような、騒々しい環境でも中で使用しても、お客さんにきちんとお話を届けることができます。
欠点としては、英語表記が多いこと。特に、無線方式でワイヤレスマイクを使用するには、ペアリングやワイヤレスマイクの切り替えが、年配者には少々難しい。それでも、慣れれば私たちのような年配者でも使いこなせます。
トロッコの中ではもっぱら有線のヘッドフォンマイクを使用することが多いです。シンプルで、70代のおばちゃんでもちゃーんと使えます。教室など空間が限られた場所では、ワイヤレスが便利でしょう。見た目もカッコいいですから。
それと、性能が良いので、ヘッドフォンマイクを使用する場合、マイクとスピーカーが近いと、感度がいいのでどうしてもハウリングします。これはヘッドフォンをきちんと耳にかけて、マイクとスピーカーの適度な距離を保てば、大丈夫です。
トロッコの中での使ってる様子
今日はお客さんも数名でしたので、試しにワイヤレスマイクを使ってみました。拡声器を真ん中のテーブルに引っ掛けてます。マイクとスピーカーの間に障害物がない時は、声をクリアに拾いますが、お客さんが多く乗って、席を移動する時などに、スピーカとマイクの間に人が立って障害物になると、音が切れる時があります。
ワイヤレスマイクの良い点は、マイクを持っている本人だけでなく、他の人が音の具合を聞いて、ボリュームの調整ができることです。ワイヤレスマイク自体にも、ボリュームコントロールがついていますが、しゃべりながらの調整は難しい時は、本体で別の人が音量を調節します。
有線のヘッドフォンマイクは、拡声器でのつまみの部分で音量(ボリューム)自分で調整します。これもなれると簡単です。
ヘッドフォンマイクを使用する時は、景色にとらわれて体の向きが横にならないように注意です。スピーカーの向きも横になると、声がまっすぐ届かなくなってしまいます。これは、マイクとスピーカーを持っている本人が、気をつけないといけないです。スピーカーの向きは常に届けたいお客さんの方に向けるようにしましょう。
ハンズフリー 拡声器 パワギガの、ワイヤレスマイクも有線マイクも、かなりパワーがあり、広い場所でも声が届来ます。いづれにせよ、マイクの音量が適切か、使いながら自分で分かってくるように、練習が必要です。使いこなしていきましょう。
有線マイクには、ちっちゃな風切り用のスポンジがついています。これが軽くてちっちゃくて、何かの拍子に外れてしまい、無くなってしまうことがあります。
風切りがないと、特にトロッコの中では、吹き上げる風の音や息も入ってしまい、良くありません。後日、追加で、風切りを購入しましたが、複数の人で使用しますし、消耗品なので初めに予備を買っておいた方が良いですね。風切りは2個で500円くらいでした。送料の方が高かったです(笑) 消耗品なので、一緒に購入しといたほうがベターです。
すぐれもののハンズフリー 拡声器 パワギガのお陰で、私たちもトロッコの中で心おきなく、ガイドさせてもらってます。大事に使うからよろしくね、パワギガ君!
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