大好きな地元・高知県。自然がいっぱいで食べ物が美味しい!
それになんといっても情に厚い!
と、私はひそかに自負しています。
広い高知県のおすすめスポットをあなたに紹介するとしたら、まずは定番 王道の高知市内観光が起点です。
ポイントは自然と、歴史と、食べること!
今回は、高知駅周辺と市内を中心に、ちょっと東と、ちょっと西の観光名所をご紹介。長文ですけど、個人的好み満載でご紹介します。
JR高知駅周辺
まずは、鉄道の玄関「高知駅」から。
クジラの形、高知駅
駅舎が開放的でユニークです。
なんか巨大生物のお腹の中にいるような・・そんな感じがします。
そうです。高知駅のコンセプトは鯨(くじら)です。
「おらんくの池にゃ 潮吹く魚が 泳ぎよる」と言ってのける、高知県民らしさ全開です。駅舎を覆うのは、高知県産の杉をふんだんに使った「くじらドーム」と呼ばれる吹き抜けの大きな屋根です。
【JR高知駅】
アンパンマンメロディー
ホームに列車が近づく時のメロディー(近接音)が、可愛い!アンパンマンのマーチです。
マンガ家・故やなせたかし先生が高知県ご出身だからです。アンパンマンのラッピングの特急列車も常時走っていて、子供だけでなくも大人も心から楽しめます。
いくつになっても、やっぱりアンパンマンはあったかい気持ちになれますよね。
私はプラットホームから見える、南側の空の七変化がとても好きです。
青くどこまでも澄んだ空、一直線に伸びる真っ白い飛行機雲、曇天の厚い雲、雨上がりの虹、優しい朱色の朝焼け、深い夕焼け、天の川ときらめく星空と、そこからは色んな空を見上げることができます。
あの空の向こうは、龍馬が眺めた太平洋の海です。
高知駅南口「こうちたび広場」
高知駅南口を降りたら、ジャーン!!そこは「志国高知 幕末維新博」のサブ会場「こうち旅広場」です。
高知の「お・も・て・な・し」がいっぱい詰まってます。
「こうちたび広場」には、
- 高知観光情報発信館とさてらす
- 「龍馬伝」幕末志士社中
- 幕末の3志士像
- 屋外ステージ
- 龍馬パスポートの受付所
があります。
高知の観光お出かけに忘れてはいけない「龍馬パスポートの申請・更新が即日」できるので便利です。
えっ!?「龍馬パスポート」持ってない?
ならば、ぜひ作ってみて下さい。
高知県の道の駅や、宿泊、あちこちの施設でスタンプを押してくれて、割引や特典があります。加盟店もずいぶん多くなってます。申請ハガキに、違うスタンプを3つ集めれば一番初めの「青パスポート」がすぐゲットできます。
高知観光情報発信館とさてらす
住所 | 高知市北本町2-10-17 |
電話 | 088-879-6400 |
営業時間 | 8:30~18:00 |
休み | 年中無休 |
ここは高知県のありとあらゆる観光情報を網羅し、和服姿のスタッフさんが親切に教えてくれます。お土産も販売しています。私も県内の行ってみたい場所がけっこうあります。
施設内では見どころを紹介している観光シアターが上映されていて、それを見るだけでも、高知県中を旅したような気持ちになれます。
また、外の旅広場ステージでは、シーズンになるとよさこい踊りのチームが踊りを披露します。一緒に鳴子を持って踊ることもできますけど、踊ってみます?
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駐車場
たび広場の駐車場は、15分以内の駐車は無料(それ以上は有料)、お買い物1,000円以上すれば2時間無料、龍馬パスポートの申請・更新に来た場合は受付所に申し出ると無料になる駐車券を発行してくれます。不明な点は直接問い合わせてみて下さい。親切丁寧に答えてくれます。
入場無料「龍馬伝」幕末志士社中
とさてらすの横にある建物が、NHK大河ドラマ「龍馬伝」で使われた龍馬の生家セットがある幕末志士社中です。幕末当時の建物を検証して作られているのでとても精巧です。
以前は有料でしたが、リニューアル後、うれしいことに入場が無料になっています。「龍馬伝」のイケメンの福山龍馬さんがふと出てきてくれたらもっと嬉しいですけどね。
龍馬に扮して記念撮影もできます。お隣の物産店『とさ屋』で買った食べ物や飲み物なら持ち込みで飲食できる「茶屋コーナー」もできています。
幕末の3志士像
現在、幕末の3志像が、高知駅前に設置されています。左から武市半平太像、坂本龍馬像、中岡慎太郎像です。三志士像が眺めているのは、「明日の日本」。
像の高さは約5.3m、台座を含むと約8.3m。重さは1つが約400㎏。平成23年に、土佐勤王党結成150周年を記念して建造されました。
桂浜には、太平洋をのぞむ坂本龍馬銅像がどーーんと構えていますが、3人の志士と一緒に写真撮影できるのはここだけです。
実は3志士像は発砲スチロールのウレタン加工ですので、風に弱いです(笑) 大型の台風などが来るときは、一時撤去されます。
龍馬さんの足もとは、もちろんブーツです。
高知駅北口
駅の1階には、パン屋さんやお土産屋さんもありますが、私はちょっと一息したい時やバスや列車の時間待ちには、北口を出て左手のコンビニ・サークルKサンクスのK’sカフェよさこい咲都店を利用します。
「え、ここまで来てコンビニ?」
とお思いでしょうが、地元の和菓子・抹茶大福などのスイーツや、碁石茶、北川村の柚子やほうじ茶がいただけます。携帯・スマホの充電用の電源が便利です。
お昼ご飯にがっつり食べたいなら、高知駅北口を出てすぐ、バスターミナルの北側にある「駅北(えききた)」もおすすめです。
おうどんがメインですが、かつおのたたきもあるし、地物野菜や、四万十ポークを使ったメニューがあります。席はいす席と掘りごたつ風の和座席があります。夜は、居酒屋さんになります。
高知駅北口には、30分までは無料の高知市営高知駅北口駐車場、バスターミナル、ドラッグストアなどがあり、私もよく利用しています。便利なんですよね。
便利な公共交通
高知駅からは観光に便利なバスと、路面電車が出ています。
観光に便利「My遊バス」
高知といえば坂本龍馬、龍馬と言えば桂浜です。高知駅から桂浜へ行くには、車だと混んでなければ20分。
公共交通は、観光用に毎日運行しているとさでん交通の「My 遊バス(まいゆうバス)」が便利。
MY 遊バスは、JR高知駅、五台山、桂浜をぐるぐる周る観光バスです。あちこち周るので、桂浜までは50分ほどかかりますが、時間がゆるせば途中の観光スポットの五台山や牧野植物園、竹林寺にも下車してみるのもおすすめです。
My 遊バスの1日乗車券は1,000円(大人)で、各施設の割引特典や駐車場代を考えると、お得になります。平日は便数が少なめですが、GW・夏休みは毎日全便運行しています。
往復の運行時間や料金はこちらです。
参考サイトよさこいネットMy 遊バス
My 遊バスの「まいゆう」とは?
高知弁で周るという動詞が「まう」、それに○○しているという動詞の英語でいうところの現在進行形ingが「ゆう」になります。
「まう+ゆう」=「まいゆう」となり、「My 遊」とかけられてます(笑)
標準語で⇒「バスは周ってますか?」「はい、周っています。」
土佐弁では⇒「バスはまいゆうかね?」「うん、まいゆう まいゆう」※元気に2回繰り返すところがミソです(笑)
とさでんバスと路面電車
2017年3月から始まった『幕末維新博』に合わせ、同じくとさでん交通から『行こう!幕末維新博』~バス・路面電車一日乗車券~が発売されました。
大人1日2,000円、子ども1,000円のお得なお値段で、とさでん交通と県交北部交通の路線バスがほぼ全線(一部区間除く)が1日乗り放題で、さらに路面電車の高知市内均一区間が乗り放題で広いエリアをカバーしています。
「MY 遊バス」が初級者向けとすれば、こちらの「バス・路面電車一日乗車券」は、路線図と時刻表をにらめっこしながらの中級・上級者向きと言えます。どこに行きたいのか、どのくらい時間をかけられるのかで、選ぶのが良いと思います。
参考サイトとさでん交通HP『行こう!幕末維新博』 ~バス・路面電車一日乗車券~
高知市内の観光スポット
桂浜の龍馬像
月の名所・桂浜(かつらはま)は、龍頭岬と龍王岬の間を弓状に広がる砂浜です。龍頭岬には坂本龍馬像があり、太平洋を見下ろすように坂本龍馬像が立っています。
この像は、有志が募金活動を行って建てられ、1928年に完成しました。像の高さは13mを超えます。
和服姿の龍馬さんの足元はもちろんブーツです!
毎年、龍馬の誕生日であり命日でもある11月15日をはさむ約2カ月間と、5月のゴールデンウイークに、龍馬像の横に展望台を設置し、龍馬と同じ目線で太平洋を眺めることができる「龍馬に大接近」というイベントがあり、とても人気です。
【坂本龍馬像】
場所 | 高知市浦戸 桂浜公園内 |
問合わせ | 高知市観光振興課 |
電話 | 088-823-9457 |
きれいな砂浜が広がる桂浜ですが、その美しさとは裏腹に、急に高波が襲う荒々しく危険な浜です。毎年、波にさらわれる人が後を絶ちません。ですから、小さな子どもの手は離してはいけません。大人でも波の高い日に、波打ち際に近づいてはいけません。
危ない時は、注意喚起の放送が流れ看板が立っています。事故のほとんどは、地元の人以外の観光客です。けっして事故にならないよう、気をつけて下さいね。
そのほか桂浜公園には、桂浜水族館(アシカショーあり)、土佐闘犬センターなど見どころもたくさんあります。
また、山頂には坂本龍馬記念館(注:2017年4月から休館、2018年春リニューアルオープン)があります。
ガイドさんと歩く龍馬ゆかりのコース
路面電車が走る高知市内の上町(かみまち)は、龍馬さんが生まれたところ。
町なかに龍馬誕生記念碑が建っています。その近くには、「龍馬の生まれたまち記念館」があり、龍馬ゆかりの地を巡るコースが、ガイドさんつきであります。時間は90分から半日とそれぞれ、コースによって違います。要予約です。
参考サイト 龍馬の生まれたまち記念館HP公式
【龍馬の生まれたまち記念館】
不思議マーケット日曜市
高知観光が日曜日でしたら、日曜市は外せません!
高知の日曜市は、日本で一番古く規模も最大です。目移りしまくって、あっという間に時間が過ぎるのが難点です(笑) 高知県の特産品、骨とう品、生活雑貨、芋けんぴ、さつまいものてんぷら、フルーツトマト、私の好きな食べるものがありすぎて楽しいです。
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【高知市日曜市の行われる追手筋(おうてすじ)通り】
追手筋(おうてすじ)
日曜市を行う追手筋(おうてすじ)は、高知城の追手門(おうてもん)に続く大通りで、その昔、お殿様が参勤交代の行列もここを通ったという目抜き通りです。
今も、商業地としてホテルや店舗、観光用の駐車場などが多くあり、夏はよさこい踊りの本部演舞場になります。
県立追手前高校
追手筋を西へと向かうと、その一角に長細い白い塀と中央にひときわ目立つ時計台のある鉄筋3階建ての建物が見えてきます。
「ん?お寺?」
とよく間違われますが、ここは県内でも有数の進学校・県立追手前(おうてまえ)高校です。
1931年(昭和6年)に完成した校舎は、帝冠様式と呼ばれる、西洋的なコンクリート建築に和風様式の屋根をのせた歴史あるデザインです。「質実剛健」「文武両道」の校訓にふさわしい建物です。校内には入れませんが、通りから建物の様子を眺めて下さい。一見の価値ありです。
高知県立高知城歴史博物館
そして、追手筋2丁目、お城の追手門近くに出来ためっちゃ存在感のある建物が、高知県立高知城歴史博物館です。
ここは「志国高知 幕末維新博」のメイン会場であり、土佐の歴史と幕末・維新の歴史、土佐藩主・山内家伝来の貴重な宝物が展示される場所です。
山内家の宝物は以前は「土佐山内家宝物資料館」に展示されていました。
私の友人で、日本の歴史や城が大好きで、日本人よりもずっと詳しいアメリカ人の男子がいましたが、「ここは、凄い!ワンダフル!」と泣いて喜ぶほど、充実の展示内容でした。それらも、高知県立高知城歴史博物館へと移行され展示されています。
高知城歴史博物館の最上階の展望ロビーからは、別名・鷹城(たかじょう)と呼ばれる高知城が見え、まるで時空を超えてタイムスリップしたかのような歴史の大パノラマを楽しめることでしょう。高知の歴史のお宝がいっぱい詰まってる博物館です。
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高知のシンボル高知城
【高知城】
場所 | 高知市丸ノ内1丁目2番1号 |
時間 | 9:00~17:00(最終入館〜16:30) |
駐車場 | あり(65台、バス20台) |
HP | 高知城HP |
料金 | 18歳以上420円、18歳未満無料(身分証の提示あり)、20名以上の団体は330円 |
※高知城歴史博物館とのセット券もあります。
高知市のシンボル高知城、別名鷹城(たかじょう)江戸初期に山内一豊により創建された歴史ある城です。
全国でも、本丸御殿の現存しているのは高知城だけです。国の史跡にも指定されています。小さな城ですが、すっごい貴重です!
高知城天守・懐徳館・東多門・廊下門が見学できます。ギシギシとなる、床板を歩き、狭い階段を上って天守へ登ってみましょう。風が気持ちよく吹き抜ける天守から、高知市の中心部がとてもきれいに見えます。
高知城の建つ大高坂山(おおたかさかやま)は、2つの川に挟まれています。1つが、鏡川(かがみがわ)、そしてもう1つが江の口川(えのくちがわ)です。
大高坂山は、山内一豊が城を築いた1603年当初は、河内山(こうち)山と命名されていました。しかし、たび重なる洪水に、1610年に高智(こうち)へと名前があらためられ、そして高知(こうち)へと変わりました。
高知という名前は、河内(こうち)に由来しているんですね。
地名からも分かるように、河川の氾濫が起きやすい場所でもあります。日本全国どこにいても洪水や災害はいつ起こるか分かりませんが、高知市内が川に挟まれていることや海からも近いこと、観光で来られるかたにも知っておいてもらいたいなと思います。
日本三大夜城の高知城
江戸時代の風貌を今に残す高知城は、夜のライトアップも人気です。実は「大阪城」や新潟県の「高田城」と並ぶ日本三大夜城に選ばれています。おすすめは桜がハラハラと散る頃、季節ごとのイルミネーションの時期です。
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ひろめ市場
歩き疲れてお腹がすいたのではないでしょうか? ひろめ市場なら、平日・(土)・祝日は午前8時から午後11時まで、(日)は午前7時から午後11時まで、高知のおいしいものがそろってます。新鮮な魚と泡の出る飲み物を頂くというのが、高知観光モデルコースの定番です(笑)
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【ひろめ市場】
おしゃれなお店 窪川BEER STYLE CALLMAN56
電車通りに面したとってもおしゃれでアットホームな鉄板焼きお店「窪川BEER STYLE CALLMAN56 (ビアスタイル コールマン56)」。こちらも人気のお店です。予約をしていくと良いですよ。
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高知市内の温泉施設
「高知市内で温泉入りたい!だって温泉好きなんだもん!」というあなた。実は、松山市なんかと比べると、意外と高知市内は温泉が少ないです。
ですが、高知駅から車で40分、ちょっとお山の上にある「天然温泉 はるのの湯」は、11種類のいろんな種類のお湯があって面白くて飽きないし、水着で入る男女共有スパゾーン(夜8時まで利用可)もある温泉付きのホテルです。もちろん、温泉のみの利用もできます。
うちも家族で、高知市内の帰り道、はるのの湯でのーんびりとして、おうちに帰ることあります。
【天然温泉 はるのの湯】
住所 | 高知市春野町西分3546 |
電話 | 088-894-5400 |
料金 | 大人700円 |
入浴利用時間 | 一般(宿泊者以外)7:00 〜 22:00 |
HP | 天然温泉 はるのの湯 |
【ぽかぽか温泉】
家族で気軽に行けて、地元民大好きの日帰り温泉、「ぽかぽか温泉」。
高知市内には、「高知ぽかぽか温泉」と「土佐ぽかぽか温泉」の2軒あります。こちらも家族みんなで気軽に行けて、ご飯もついでに食べて帰れます。
お城を眺める露天風呂
電車通りにある「城西館(じょうせいかん)」は、高知の老舗旅館です。ここの8階には、高知城と市内をのぞむ露天風呂があり、宿泊なしても、温泉だけの利用ができます(ただし、利用時間が決まっています)
宴席や宿泊利用の場合は、遅い時間の温泉利用ができて、夜はライトアップされた高知城が北東の方角に見えます。それと、自分でお城にサーチライトを当てることも出来る面白い旅館です。
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【城西館】
住所 | 高知市上町2丁目5−34 |
電話 | 088-875-0111 |
HP | http://www.jyoseikan.co.jp/ |
高知の夜の屋台街
さて、ここまでを1日で周るにはてんこ盛りだったかも。
高知市内には、もっともっと定番スポットもありますが、欲張ってもいけないので、龍馬さんのことを思いながら、眠りましょう(笑)
なかなか眠れない時は、司馬遼太郎さんの『竜馬がゆく』にたしか書かれてあったことを私は真似します。夜、なかなか寝付けない龍馬さんは、横になった時、足の両裏にじーっと気持ちを集中して眠るんだとか。けっこうこれ効きます。
いや、まだ寝るのはもったいない!
ならば、高知の屋台街へ行きましょう。追手筋周辺のグリーンロードには、屋台がズラリと並んでいます。おでんとラーメンで閉めるも良し。地元民と仲良くなる率、高いです。
おすすめは、廿代町(にじゅうだいまち)にある老舗・屋台餃子安兵衛(やすべえ)の焼き餃子です。パリッ、サクッ、ジュワ~の餃子がたまらないです!
【屋台餃子安兵衛】
場所 | 高知市廿代町4−19 |
電話 | 088-873-2773 |
営業時間 | 19時00分~3時00分 |
定休日 | 日曜日、臨時休業あり |
それでは、前日、高知の夜の屋台も楽しんで、ゆっくり眠れたと仮定して、翌日に突入したいと思います。私も行ってみて良かったと思ったところで、引き続き個人的好み満載です。
高知県はやたら広いです!東西にも長く、東部の室戸岬から西部の足摺岬まで、その距離はおよそ240㎞。よっぽどじゃない限り、室戸岬から足摺岬までを1日で行こうなんて、高知県民でも思いません(笑)
高知市内は路面電車やバスの公共交通が充実していますが、高知市以外の周辺地域は、車での移動が断然、便利。そこが高知観光の難点でもありますね。
高知市からちょっと東の観光スポット
高知市からちょっと東へ、お隣の南国市(なんこくし)と野市町(のいちちょう)香美市(かみし)には、いくつかの観光スポットが点在しています。電車とバスで行けないことないですが、結構時間がかかります。
高知県立歴史民俗資料館
まずは、歴史から攻めましょう!南国市(なんこくし)にある博物館が、「高知県立歴史民俗資料館」です。
高知県の歴史・考古・民俗に関する展示がされている、通称:歴民館(れきみんかん)。龍馬が活躍するずっと前、鎌倉時代の長曾我部(ちょうそかべ)氏の資料が豊富です。
長い槍がトレードマーク「もとちかさま」のファンの歴女がよく訪れます。
【高知県立歴史民俗資料館】
場所 | 南国市岡豊町八幡1099-1 |
電話 | 088-862-2211 |
開設時間 | 9:00~17:00(入館 16:30まで) |
観覧料(常設展) | 一般(18才以上)460円、高校生以下無料 |
〃 (企画展) | 大人(18才以上)510円 高校生以下無料 |
休日 | 12/27~1/1 |
駐車場 | 有り(無料) |
アクセス | 市内中心部から車で約10分、高知自動車道南国ICから車で約10分 |
HP | 高知県立歴史民俗資料館 |
龍河洞(りゅうがどう)
次は神秘的な自然美を攻めましょう。香美市土佐山田町にある、国の天然記念、日本三大鍾乳洞の一つ
「龍河洞(りゅうがどう)」です。
1億7500万年の歴史がある龍河洞は、長ーい年月をかけて自然が作り上げた鍾乳洞です。乳白色の岩や、様々な土色グラデーションのその景観に見とれてしまいます。夏でもヒンヤリとしています。その入り口付近は、昔、と言っても弥生時代ですが、人が10人くらい住んでいた洞穴です。
龍河洞は古ーい施設なので、私も子ども時代に親に連れられて行きました。たぶん、高知県民の3世代、4世代が伝統的に一度は行くところです。雨でもいけます!見学だけでなく、ヘルメットかぶって狭いところを這って行く冒険コースというのもあるらしいです。行きたい!(笑)
【龍河洞(りゅうがどう)】
場所 | 香美市土佐山田町逆川1424 |
電話 | 0887-53-2144 |
開設時間 | 8:30~17:00(12~2月は16:30まで) |
料金 | 一般1,100円 中学生700円 小学生550円 |
[冒険コース] | (要予約)上記料金+1,000円 |
[レンタル] | ウェア・長靴のレンタル1,000円 |
駐車場 | 無料 |
アクセス | 高知自動車道南国ICから車で約20分、JR土佐山田駅からバスで20分 |
HP | 龍河洞公益財団法人龍河洞保存会 |
おもしろ歴史ミュージアム
野市町(のいちちょう)のいち動物公園のすぐ近くに、2つのおもしろ歴史ミュージアムがあります。
四国自動車博物館
車ファン必見、そうでなくても、普段は見ることのないヒストリックカーの面々にびっくりです。アルファロメオやポルシェなどのレーシングカーやラリーカー、日本のトヨタ2000GTなどの4輪車や、変わりどころの2輪車がずらっと「四国自動車博物館」に展示されています。
なんとこれらの車はすぐに始動できる最高のコンディションで保存されているそうです。こだわってるわ~。一度は乗ってみたい、ガルウィングのスポーツカーが、ピッカピカでカッコいいです!
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【四国自動車博物館】
場所 | 香南市(こうなんし)野市町大谷896 |
電話 | 0887-56-5557 |
開館時間 | 10:00~17:00 |
休館日 | 毎週月曜日(祝日の場合は開館) |
料金 | 大人800円、高校以上学生500円、小中学生:300円、65歳以上 600円 |
アクセス | 南国ICから約25分、土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線「のいち駅」から徒歩約10分 |
HP | 四国自動車博物館 |
創造広場アクトランド「龍馬歴史館」
なんと蝋人形の龍馬さんがいます。ここも20年以上ある老舗の施設です。インパクト強すぎて、怖くてうちの子は泣きそうになってました。私も初めて見た時、夜うなされた記憶があります(笑)
それもそのはず、蝋人形の髪の毛は本物の人の髪を使っています。坂本龍馬の33年の人生を、27の場面にして紹介。120体を超える蝋人形があなたをお迎えします。
四国自動車博物館のすぐ隣りですし、外の遊具は、子どもたちの楽しい遊び場です。
【創造広場アクトランド】
場所 | 香南市野市町大谷928-1 |
電話 | 0887-56-1501 |
開館時間 | 9:00~21:00 |
休み | 年中無休 |
料金 | 単館チケット(龍馬歴史館)大人1,500円、高校生以下800円、他施設は別途料金 |
駐車場 | あり(無料) |
アクセス | 高知駅から車で30分、南国I.Cより25分、土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線「のいち駅」から徒歩10分 |
HP | 龍馬歴史館 |
高知市からちょっと西の観光スポット
和紙の歴史の体験施設
高知市から西へ、お隣りいの町にある土佐和紙作り体験のできる施設が、「いの町紙の博物館(いのちょう かみのはくぶつかん)」です。
1000年以上続く伝統ある土佐和紙の歴史が展示され、紙漉きの見学・体験ができる博物館です。高知市から車で10分。路面電車の終点伊野駅を降りて徒歩10分、JR土讃線でのアクセスもOKです。
最近は、小学生が自分の卒業証書をここで作ったりと、伝統の文化を地元の子どもたちも経験しています。
自分だけのオリジナルはがきが作れる紙すき体験(約1時間~1時間半)がおすすめです。
【いの町紙の博物館】
場所 | 吾川郡(あがわぐん)いの町幸町110-1 |
電話 | 088-893-0886 |
開館時間 | 9:00~17:00 |
入館料 | 大人500円、小・中・高生100円 |
紙すき体験 | 手漉き体験400円~ |
休日 | 月曜日(祝日の場合は翌日休、12月27日〜翌1月4日休) |
駐車場 | あり(無料) |
アクセス | 伊野ICから車で約10分、路面電車「伊野終点」下車、徒歩約10分、JR土讃線伊野駅下車、徒歩約10分 |
HP | 土佐和紙 いの町紙の博物館 |
以上、高知 観光 モデルコースの市内定番王道コースとその周辺のスポット、思いつくままの紹介でした。
なお、各施設とも臨時休館やリニューアル準備の休館期間もあります。着いてから「あれ?休館!?」ってことにならないように、行く前に施設のHPやお電話で確かめてから行ってみて下さいね。
高知のお土産ランキング、ポイントは旬!
「あ、いかん!お土産どうしよう!?」とお困りでしたら、地元おすすめを紹介します。
ポイントは旬です。
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「志国高知 幕末維新博」
2017年3月4日から開催、高知県全推しの「幕末維新博」が面白いです。
広い高知県をどう制覇しようか?作戦が必要です(笑)
関連 2017「志国高知 幕末維新博(ばくまついしんはく) で出会う歴史 ・食 ・自然とは?
次のおすすめは四万十川
定番高知観光モデルコースを制覇されましたら、次はディープな高知観光コースです。おすすめはもちろん、四万十川。まずは、四万十川の源流点・冒険スポットへ行きましょう。