太平洋にどーんと向き合う高知県は、夏7月、8月は雨が多いです。もうね、雨はトロッコ泣かせです(T T) 台風が立て続きによくやってきます。予土線は豪雨で、よく運休します。ホント、ごめんなさいです。でも、少々の雨なら、しまんトロッコは走ります。秘密兵器があるからです。手動ですけど・・(笑)
貨車から観光列車へ変身のしまんトロッコ
しまんトロッコは、もともと無蓋貨車(むがいかしゃ)を改造して作られました。もともとは北海道で貨車として使われていたトラ45000形に、簡易な屋根と座席(ベンチ)を設置し、観光列車として運行が開始されました。
窓のないトロッコでは、四万十川の風を、思いっきり受けながら走るのが売りですが、さて、雨の日はどうなるのでしょうか?
1.少々の雨なら運行して、お客さんも少々雨に濡れながら走る。
2.お客さんに雨合羽が配られて走る。
3.秘密兵器のバリアで雨を防ぐ。
答えは、
3.秘密兵器のバリア(?)で雨を防ぐ。です。
リニューアルしたしまんトロッコ
2年前の平成25年10月に、三戸岡鋭治さんのデザインで、しまんトロッコにリニューアルした時に、雨除けと防寒を兼ねて、ビニールシートが装備されました。ですので、少々の雨でしたら、シートを手動で降ろし、ファスナーをしっかりと締めて、雨が入らないようにできます。
シートを閉めると、確かにあったかいし、雨も降りこまないし、ずぶぬれになることもありません。ですが、、、これが暑いです。ビニールシートも曇ってしまうことがあるので、車掌さんが用意してくれるタオルやぞうきんでほとんどセルフサービスで、シートを拭き拭きしてもらいながら、走ります。すみませんが、どうぞ、ご協力よろしくお願いします。
リニューアルする前の「清流しまんと号」時代は、雨の場合、お客様が乗っての運行はできませんでした。臨時観光列車・しまんトロッコになって、少々の雨でも運行することができるようになりました。しかし、台風などの悪天候時は、予土線が運休することもありますので、とりわけ夏の台風の時期は、予土線の運行状況にお気を付けください。
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