地元でうなぎを獲る川漁師さんに、うなぎのタレの作りかたを教えてもらいました。
秘伝の味には漁師さんならではの工夫がありました。
- うなぎの骨を焼いて一緒に煮る
- 蜂蜜(はちみつ)を使う
うなぎの骨と蜂蜜という少々レアな材料が必要ですが、タレだけでご飯が何倍もすすみます。
材料や作り方を紹介します。
材料
材料はこちらです。
この分量で、うなぎの蒲焼き4人分を余裕で作れます。
うなぎの骨 | 1尾分 |
しょうゆ | 210cc |
みりん | 180cc |
酒 | 60cc |
砂糖 | 140g |
はちみつ | スプーン大4 |
塩 | 少々 |
※骨が手に入らなくても、この分量でOK.蒲焼にする時にうなぎをタレにひたすことで、旨味が溶けこみます。
準備する物
小鍋
菜箸(さいばし)
七輪(しちりん)と炭
※七輪がない場合は、魚焼き用の網とガスコンロでOK
作りかた
1.うなぎの骨を炭火で焼く
包丁で捌(さば)いたあとに残る、うなぎの骨を炭火でこんがりと色が付くまで焼きます。
骨の中までしっかり火を通します。
この時、骨の中に髄液があると臭みが残るので、完全に水分をとばします。
オーブンを使ってじっくりと焼いてもOK。
2.材料を煮る
焼いたうなぎの骨と塩以外の材料を小鍋に入れて、弱火で煮ます。
うなぎの骨を焼いていれることで香ばしさが増し、出汁(だし)が出ます。
蜂蜜のさっぱりとした甘さがポイントになります。
骨はあとで取り除いてくださいね。
3.隠し味に塩
最後に、塩をひとつまみ入れます。
甘いものには塩を少々入れることで、甘味がひきしまります。
以上、川漁師さん直伝のうなぎのタレの作りかたでした。
うなぎの骨というレアものが手に入る人はぜひ作ってみてください。
骨が手に入らなくても、この分量でOK.
蒲焼にする時にうなぎをタレにひたすことで、旨味が溶けこみます。
あまったタレで私は、椎茸の佃煮を作りました。