「星空の街・あおぞらの街 全国大会」自然がめっちゃきれいな四万十町で開催(参加感想あり)

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イベント

山と川と海の町、四万十町の空はどこまでも高く、とても静かです。夜、ふと星空を見上げると、長く広く流れる天の川と無数の星がこぼれんほどに輝いて、星と会話ができるんじゃないかと思うくらいです。

 

国の重要文化的景観に選定されている四万十川は、いつもの川、いつもの風景。そんな四万十町で、「第28回星空の街・あおぞらの街全国大会」が開催されます。四万十町ってどんな町?自然豊かな様子を紹介した町のPR動画【自然編】をぜひご覧下さい。

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星空の街・あおぞらの街全国大会が開催

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ポスターの写真が、すごくきれいです。上の菜の花畑の写真は、四万十町黒石の元実践農大の跡地と思います。カメラのキタムラ須崎店にお勤めの方が撮影されてるのですね。春の菜の花と北の空の星がまるで、おとぎの国のようです。下の沈下橋の写真も素敵です。地元のカメラマンの方の撮影ですね。
四万十町内には、たくさん沈下橋があり、生活道として使われています。その中でも、私の好きな沈下橋を一つ紹介するとしたら、大正地域にある丸味を帯びた形が特徴の「上岡の沈下橋」です。

NHKBS「にっぽん縦断こころ旅」ディレクターズカット版の「上岡の沈下橋」

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【追記10/2】「第28回星空の街・あおぞらの街全国大会」の概要と参加の感想

開催日時:2016年10月1日(土)・2日(日)
10/1=14:00~【大会と星空観測会】

10/2=9:30~【エクスカーション】体験見学会・予土線ツアー

開催場所:窪川四万十会館 高岡郡四万十町香月が丘8-102

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アトラクションの様子

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会の前のアトラクションが2つありました。アトラクションは写真撮影OKでしたので掲載します。

地元の小学生の「四万十川とどろき子ども太鼓」の演奏と、四万十町よさこい踊り子隊「四万夢多(しまむた)」のよさこい踊りです。うちの子も、小学生の頃は子ども太鼓をしてました。よさこいの四万夢多チームにも一度参加したことがあります。どちらも練習が大変ですが、地域に根差した、大事な活動をしています。

 

「四万十川とどろき子ども太鼓」は、大正地区でずーと活動している大人の「四万十川轟(とどろき)太鼓」の子どもたちのグループです。小学生や保育園児が中心です。今日の演奏では、2歳の男の子(あんまり可愛いのでてっきり女の子と思ってました)がみんなの注目の的でした。後ろで叩いてはいたけど、お兄ちゃんお姉ちゃんたちの演奏より、1テンポずれて叩いてるところが可愛くて可愛くて、微笑ましかったです。でも、舞台根性はいっちょ前で、たくさんのお客さんの前でも、全然おじけついてなかったですね。お兄ちゃんお姉ちゃんたちも、たとえ後ろでズレた音が聞こえても、まったく動じてません。きっちり演奏してました。普段から、小さな子どもは上の子どもたちのすることを、見よう見真似でやってるし、上の子どもたちもちゃーんとお世話をしているのがよく分かりました。
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そして、四万十町よさこい踊り子隊「四万夢多(しまむた)」。結成4年のチームで、中学生から60代くらいが参加しいます。今年は全部で60名くらいと聞いていますが、今日はセレクトで20名ほどが舞台で踊ってました。うちの妹も踊ってました。「よさこいと四万十町が好きながよ」と言う、町の元気なチームです。いつもこうやって、いろんなイベントを盛り上げてくれてます。

 

高知と言ったら夏のよさこい踊りです。私も大好きです。どんな踊りかというと、、特集はこちらです。

【よさこい祭り特集】よさこい 鳴子 踊り とは?

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【追記10/2】大会の様子

大会では、式典、表彰のあと、地元の十川(とおかわ)中学校や四万十高校の生徒さんが、地元の四万十町大正エリアにあるオートキャンプ場に設置された天体望遠鏡を使っての観測の様子など発表しました。

 

十川中学校は、四万十町の一番西の小さな中学校です。昔から北幡(ほくばん)と呼ばれる地域の子どもは、素直で優しく、のびのびとした子どもたちばかりです。この「星空の街」全国大会のために始めた観察会ですが、大学生との交流をはじめ、星空観察の支援をしてくれた人たちとの触れ合いで多くのことを学んだようです。中学生らしい発表が素直で、スポンジのような吸収力が頼もしいなと感じたのは、私だけではなかったと思います。

 

四万十高校は全国でも珍しい環境コースをもつ学校で、長い間、四万十川の水質調査や生物の観察をしています。今日の発表も普段の取り組みの一つです。これまでにも四万十川の石の白化現象や泡についての専門的な研究などをしていて、いつも感心します。

 

お隣の四万十市西土佐にある天体観測施設「四万十天文台」にスタッフさんよる星空の見え方や天体などについての調査報告は、まるで星の観察会に参加しているようなテンポのよい内容でした。「しまんと天文台」は、お隣の四万十市の公共施設で、四万十川沿いで1年を通して定期的な天体観測会をしています。とってもチャーミングなアテンダントさんは、いつもtwitterやfacebookで、「今日の星空はこれが見えますよー」と教えてくれます。私も時々見て、「あ、今日は流星群が見えそう」とか参考にさせてもらってます。

 

そして、講演では、高知工科大学システム工学群の山本真行教授の「天空に光の謎を追いかけて」と題しての貴重なお話が聴けました。バーチャルリアリティを突き詰めたところの実感ということや、2010年オーストラリア・ウメラ砂漠でのハヤブサのカプセル回収のお話の下りは、ものすごく惹きつけられました。ハヤブサ帰還時、カプセルを放出する時、空にまっすぐに伸びる火の光、音と振動、燃え尽きながら消えていくハヤブサ。最期のその時にカプセルを自分の前へと放出し、まるで親が子どもを「行きなさい、生きなさい」と言ってるかのような映像に涙が出ました。もっともっとお聞きしたい、貴重なお話でした。ありがとうございました。

 

大会2日目に行われるエクスカーション(体験型見学会)予土線ツアー(私たちトロッコガイドも一部ご案内する予定です)や大正打井川(うついがわ)にある、海洋堂ホビー館四万十、海洋度かっぱ館の見学です。海洋堂ホビー館、かっぱ館とは、辺鄙な場所にあるのが売りの面白ミュージアムです。(つづき)

海洋堂 ホビー館 アクセス、へんぴで大変!だけどフィギアの聖地です

イケダハヤトさん絶賛、海洋堂ホビー館四万十と海洋堂かっぱ館

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星空観賞旅行に人気のエリアランキング 第4位

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実は、高知県の「須崎・四万十・宿毛・足摺岬」エリアは、旅行予約サイトの「楽天トラベル」星空観賞旅行に人気のエリアランキング第4位に入っています。1位から3位までの上位は、大都市圏からも近い長野県です。(2015年8月1日(土)~2016年7月31日(日)までの「星空」「満天の星」のキーワードを含む宿泊プランの宿泊人泊数(宿泊のべ人数)をもとにした調査)

 

ここ高知県の「須崎・四万十・宿毛・足摺岬」エリアには、大きな施設やショーやライブもありません。そのかわり、静かな自然の中で、虫の声や時々聞こえる鳥の声、たまに聞こえる鹿の声、四万十川の川の瀬音がBGMです。川原に寝っ転がって見る星空もいいものです。朝起きた時に背中が痛いですけど(笑)

 

澄んだ空気と自然が豊かなので「星が出てるから明日は晴れやね」とか、「お月様が傘かぶってるね、明日は雨かなー」と夜空を眺めることで、子どもとの優しい時間も過ごせます。漆黒の夜空になる前の、四万十川の川面に映る朝焼けや夕焼けは、息をのむほど美しく「あー、なんてきれいなんだろ。生きていて良かったなー」なんて思うくらいです。

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星空がきれいなオートキャンプ場ウエル花夢(ウエルカム)

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四万十町内にあるオートキャンプ場ウエル花夢には、天体望遠鏡のドームが設置され町内の子どもたちの天体観測に利用されています。ここのキャンプ場の芝生に寝っ転がって見る、星は最高です。たき火と寝袋で、一晩自然の中で過ごすと、ちょっと人生観が変わりますね。おすすめです。

高知県 四万十川のおすすめコテージ。星空と温泉+ピザを楽しむ!「四万十オートキャンプ場ウエル花夢」

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