秋の行楽にぴったり!
四万十町のおいしいお米と自然の恵みを食べ、おまけに歴史を感じながらの観光が満喫できる
2018「四国家のお宝」第11弾 高南台地の恵み「仁井田米」
という地元民おすすめの日帰りツアーをご紹介します。
開催日はつぎの2日間です。
- 10月27日(土)
- 10月28日(日)
ツアーの概要
テーマ
「四国家のお宝」第11弾 高南台地の恵み「仁井田米」ツアーのテーマは、
「お米」です。
収穫されたばかりの四万十町のブランド米「仁井田米(にいだまい)」が、この地・四万十町に何をもたらしたかを各スポットを巡りながら解き明かしていくというなんだかミステリーツアーみたい内容です。
お昼の食事は、地元でも美味しいと評判の「集落活動センター 仁井田のりん家」の、お母さんたちの作る手料理です。高知県の名物料理・皿鉢(さわち)料理をいただきます。
収獲されたばかりの仁井田米と、旬の食材を使ったお料理です。
「集落活動センター」とは、地域活動の担い手がだんだんと減り集落機能の維持が難しくなっている現在、地域住民が主体となって産業・生活・福祉・防災などの活動に地域ぐるみで取り組む拠点のことです。
仁井田地域にある「集落活動センター 仁井田のりん家」は、四万十町のなかでもとてもパワフルな活動を行っています。
見どころ
1.高岡神社
ツアーはJR窪川駅に集合し、そこからバスで移動します。
はじめに行くところは、バスで約5分、のどかな田園が広がるところに鎮座する高岡神社です。
5つの神社があることから地元では5社(ごしゃ)さんとも呼ばれています。
高岡神社の歴史は非常に古く、その起源は1,000年も前の平安初期といわれています。
明治までは四国88カ所の37番札所でもありました。
2.壱斗俵(いっとひょう)
そして、四万十川の上流にある壱斗俵(いっとひょう)という地域に向かいます。
壱斗俵(いっとひょう)集落のある高南台地は、県内でも有数の穀倉地帯です。
ずいぶん昔からの米どころなのですが、なんと縄文時代や弥生時代から稲作が行われていた遺跡が発掘されています。
近くの神社には弥生時代に祭事で使われたた銅矛(どうほこ)が残されているのです。
関連 古代のロマン、約2000年前の銅矛(どうほこ)が四万十川沿いの山に突き刺さった!?という伝説の残る地域について
2,000年以上前から稲作が行われていた地域ということですので、びっくりですね。
壱斗俵(いっとひょう)には、一斗俵堰(いっとひょうせき)という農業用水用に四万十川の水を堰き止める堰や、現存する沈下橋の中では最も古い一斗俵(いっとひょう)沈下橋があります。
関連 四万十川で一番古い沈下橋、一斗俵(いっとひょう)沈下橋は国の登録有形文化財
壱斗俵と一斗俵、どちらも読み方は「いっとひょう」ですが、集落を「壱斗俵」、川の構造物や沈下橋は「一斗俵」と書くのだそうです
壱斗俵(いっとひょう)という地名については、四万十町内の史家・蝉噪堂(せんそうどう)の武内さんの四万十町地名辞典に詳しくあります。
3.宮内商店
「にこまる」という品種のお米をごぞんじですか?
温暖化が進む四国・九州地区でそれまで主力だったヒノヒカリに高温障害が出るようになり開発された品種が「にこまる」です。
宮内商店さんの農家さんで構成される稲作部会では、2010年から「にこまる」の作付けを始め、化学肥料を使わず有機質肥料と有機質資材のみでお米を栽培しはじめました。
お米のコンクールで特Aランクを受賞しています。
特Aランクは新潟県の魚沼産コシヒカリや山形県のつや姫と同等ランクです。
ツアーでは、お米コンクール13年連続の宮内商店さんがその魅力について語られます。
にこまるはふるさと納税でも人気です。
ふるさと納税:四万十町で育った美味しい特別栽培「仁井田米」にこまる3㎏
宮内商店さんのHPはこちらです。日本一おいしいお米と認められたお米です。
参照 有限会社 宮内商店
4.井上糀店
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井上糀店さんは創業1818年の糀(こうじ)とお味噌を作る老舗店です。
180年以上、昔ながらの薪や釜戸を使用する製法で、無添加の糀やお味噌を手作りされています。
手作りの味噌教室や、おうちでできる「手作り味噌キット」が人気です。
伝統を守りながら、地元のひとに知ってもらい地元への貢献を大事にする四万十町のとっても貴重なお店です。
井上糀店は、仕込んだお味噌がなくなり次第売り切れとなります。
井上糀店のHPはこちらです。まぼろしの糀(こうじ)とお味噌のお店です。
参照 井上糀店
出発日と募集人数
出発日は、
平成30年10月27 日(土)と28日(日)
募集人数はそれぞれ、25名です。
料金
料金は、最寄りのどこのJR駅から乗るかによって変わります。
例えば、高松発なら大人一人¥9,800円
高知発なら大人一人¥8,400円です。
お土産とフリータイム
お土産は四万十町と高知県内の特産をたくさんそろえている「ゆういんぐ四万十」さんで買えます。
フリータイムは、四万十町の古民家カフェ半平で、ゆったりスウィーツなどいかがですか?
関連 四万十町 古民家カフェ半平(旧都築邸 )で和風スウィーツはいかが?
工程表
申込み
ツアーの申し込み
- JR四国旅の予約センター(電話087-825-1662)
※営業時間/平日10:00~18:00 土・日・祝日10:00~17:00 - JR四国の主な駅・駅ワーププラザ、ワープ支店
- インターネット「JR四国ツアー」でもお申し込みできます。
四万十町の新米と旬の食材、そして豊かな自然と歴史を感じられる高南台地の恵み「仁井田米」ツアーで、秋の行楽を満喫してくださいね。