JR四国の予土線を走る「観光トロッコ列車」しまんトロッコには、1号と2号があります。
現在、午前に愛媛県の宇和島から出る上り便が、しまんトロッコ2号。
そして折り返しの、午後、高知県の窪川からの下り便が、しまんトロッコ1号です。
列車番号の奇数と偶数
「なんで午前の便(宇和島ー窪川)が2号で、午後の便(窪川ー宇和島)が1号なんだろう?」とずーっと疑問に思ってました。
このあいだ、鉄道好きな方とお話ししてたら、その理由が分かりました。
鉄オタさんいわく、
「昔はね、下り1号、2号、3号、上り1号、2号、3号、と時間の早い順に番号を付けてたんだよ。今は下りは奇数番号、上りは偶数番号になってる路線が多いんだよー」と教えてくれました。
「へー、なるほど」と、感心しました。
年がバレますが、狩人(かりうど)という兄弟デュオ歌手が歌っていた「あずさ2号」。
その歌が大ヒットした昭和52年(1977年)は、まだ昔の下り1号、2号と付けられていたけど、なんと次の年の昭和53年から、下り列車は奇数番号、上り列車は偶数番号と変更されたそうです。
だから、狩人が歌う列車は、今では「あずさ3号」になってるとか。
JR四国の観光トロッコ列車のしまんトロッコも、宇和島からは上りなので偶数、窪川からは下りだから奇数です。
1号と2号の違いは上下便の違いということです。
しまんトロッコ1号と2号
トロッコにお客さんが乗ってる間は、時速30-35キロに落としてガッタンゴットンと走ってます。
それ以外の区間は時速70キロと飛ばしてますので、トロッコには乗れません。
しまんトロッコは、現在、(土)(日)祝日に運行しています。
GWや夏休みはほぼ毎日、運行しています。
H25年に鉄道デザイナーの水戸岡 鋭治デザインでリニューアルされました。
それまでは、赤い屋根で緑の顔の「清流しまんと号」でしたし、たまーに少し大きめの、グリーンのトロッコが走ることもありました。
地元のうまいものを携えて山間屋さんが車内販売を行っています。
夏限定、今の時期なら、天然ウナギのおにぎりがあるかも!天然うなぎが惜しげもなくどーんと乗っかって、たれが絶妙で、これがまた、お米が美味しいのよね。
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