イタドリは、下処理さえしっかりすれば、シャキシャキ食感が楽しめる春の人気山菜です。
ただ、初めての方はここで迷いがちです。
・アク抜きは必要?
・皮はどうやってむくの?
・塩漬けって何のため?
この記事では、高知で昔から行われている方法をもとに、初心者でも失敗しないやり方をわかりやすく紹介します。
結論はとてもシンプルです。
・すぐ食べる → 湯通しでアク抜き
・保存する → 塩漬けで保存
この2つを覚えればOKです。
皮のむき方から順番に、写真つきで解説していきます。

もくじ
失敗しないイタドリの下処理のコツ
イタドリは下処理がとても大事です。
ポイントは次の2つです。
・アク、えぐみをしっかり抜く
・シャキシャキ食感を残す
特に大事なのは、煮すぎないことです。
皮のむき方

イタドリは新鮮なうちに皮をむくのがコツです。
太い方から細い方へ向かって、スーッと引くだけで簡単にむけます。
もしむきにくい場合は、
・少し日なたで温める
・ぬるま湯に軽く通す
これだけで、驚くほどむきやすくなります。
イタドリのあく抜き方法
イタドリのあく抜きは、主に2つあります。
・すぐ食べる → 湯通し
・保存する → 塩漬け
湯通しであく抜きする方法
すぐに食べる場合は、湯通しがおすすめです。
手順はシンプルです。
- 皮をむく
- 70度くらいのお湯をかける、またはさっと湯通しする
- 水にさらす
ポイントは、加熱しすぎないことです。
目安は10〜30秒ほど。
イタドリの色が少し変わったら、お湯から上げます。
その後、水にさらして、酸味が気にならなくなれば完成です。




塩漬けであく抜き・保存する方法
長期保存するなら、塩漬けがおすすめです。
手順はこちらです。
- 皮をむいたイタドリに塩を振る
- 一晩おいて水分を出す
- 出てきた水分を捨てる
- 小分けして冷凍保存する
塩漬けすると、アクが抜けるだけでなく、シャキシャキ食感も残ります。
保存期間の目安は、半年〜1年ほどです。
春に塩漬けしておくと、お正月料理にも使えて重宝します。

イタドリを手軽に試したい方へ
イタドリは地域によっては手に入りにくい山菜です。
「一度食べてみたい」
「下処理が面倒」
という方は、下処理済みの塩漬けタイプを使うと手軽です。
イタドリの塩漬けタイプは、高知県内の直販所や、高知市の日曜市にも並んでいます。
冷凍のイタドリは、解凍して塩抜きするだけなので、初心者にもおすすめです。
⇒冷凍の塩漬けイタドリ
2028年NHK大河ドラマ「ジョン万次郎」の故郷・土佐清水市の【ふるさと納税】商品にもあります。
簡単!イタドリの定番レシピ
イタドリの油炒め
一番おすすめの食べ方です。
イタドリは油と相性がよく、ご飯がすすむ味になります。
材料(4人分)
・イタドリ:300g
・鶏肉または豚肉:100g
・油:大さじ2
・砂糖:大さじ1
・醤油:大さじ1
・みりん:大さじ1
作り方
- 塩抜きしたイタドリを食べやすい大きさに切る
- 肉を炒める
- イタドリを加える
- 調味料を入れて軽く炒める
煮すぎると食感がなくなるので注意してください。
仕上げにごま油を少し入れると、香ばしくなります。

よくある失敗と対策
・煮すぎる → 食感がなくなる
・皮が残る → 口当たりが悪い
・アク抜き不足 → 酸っぱい、えぐみが残る
この3つを避ければ、かなり失敗しにくくなります。
まとめ
イタドリは少し手間がかかりますが、その分とても美味しい山菜です。
・すぐ食べる → 湯通し
・保存する → 塩漬け
この2つを覚えておけば、家庭でも使いやすくなります。
高知では、春になるとイタドリを採って、塩漬けにして保存する家庭も多いです。
塩漬けにして一年分保存したり、ご近所さんにおすそ分けしたりします。
シャキシャキとした高知の春の味を、ぜひ楽しんでみてくださいね。