友人に教えてもらったイタドリジャムの作り方をご紹介します。
一度ハマると忘れられない甘酸っぱさが魅力です。
イタドリは高知県ではとっても人気の山菜ですが、ジャムになるなんて私もびっくりでした。
材料と用意する物
【材料】
イタドリ | 3本 |
砂糖 | 大さじ5(お好みで) |
レモン | 少々 |
【用意する物】
ジャムを入れる瓶(びん)、木べら、小鍋、ザル
耐熱容器、電子レンジを使うと時短できます。
作りかた
【作り方】
①イタドリの皮をはぐ
まず、イタドリの皮をはぎます。
はぎにくい時は、温めるとはぎやすくなります。
たとえば大きな袋に入れて日光に当てて温める方法や、お湯で少し(30秒くらい)温めるとはぎやすくなります。
ピーラーで剥ぐこともOK!
私も子どもと一緒に楽しくイタドリのジャム作りしました。
短い動画こちらです(24秒)
②細かくカットする
つぎに細かくカットします。
私は、1センチ弱の輪切りにしました。
③水にさらす
私は2時間ほど水でさらしました。
友人は水にさらさずにそのまま使うそうです。
④電子レンジに2,3分かける
水にさらしたあとザルに上げ、耐熱容器に入れて水を加えずに、電子レンジで、2~3分、柔らかくします。
柔らかさは、木べらでつぶれる位が目安です。
様子を見ながら電子レンジをかけて下さい。
イタドリの水分がけっこう出てきます。
このあと弱火でトロトロ煮込むのですが、時間が少々かかります。
電子レンジを使うことで時短できます。
⑤鍋でコトコト煮る
電子レンジをかけた時に出た水分は捨てず、そのままお鍋に入れます。
砂糖(使う量の半量くらい)を加えます。
弱火でコトコト、木べらでイタドリを潰しながら煮詰めていきます。
焦がさないように気をつけてくださいね。
あくが出たら、お玉などですくってください。
⑥レモン汁を入れる
レモンをちょっと垂らします。
ちょっとでいいです。あまり入れるとレモンの酸味が強くなります。
味を見ながらお砂糖を入れ、お好みの甘さに調整してください。
お好みの柔らかさと甘さになったら、出来上がりです。
私は、ちょっと硬めで、お砂糖多めで仕上げました。
⑦容器に入れる
冷めてから、煮沸消毒した小瓶に入れます。
保存は冷蔵庫で。
見た目はホントにおいしいの?って感じですが、甘酸っぱい味です。
パンにつけてもいいし、ヨーグルトと一緒に食べてもおいしかったです。
お湯で割って、イタドリ茶もアリでした(笑)
「イタドリジャム、けっこうイケますよ!」と紹介したところ、ご近所のAさんは、フードプロセッサーを使ってイタドリを細かくし、レモンの代わりに柚子をたらし、煮詰めてから、はちみつを入れて仕上げたそうです。
口当たりがなめらかで、とろとろっとしたはちみつの自然の甘さが、よかったです。
まとめ
イタドリは、高知県ではとっても人気の山菜です。
タデ科の植物なので、エグ味・酸味が強いため、お料理する時は水にさらすなどの下処理が必要です。
でも、ジャムなら簡単!
イタドリの酸味とお砂糖との相性が良いです。
煮込んでできた緑色のイタドリは、見た目は「ホントに美味しいの?」と疑ってしまいますが、味は、甘酸っぱいイギリスのルバーブジャムのような味です。
そういえばルバーブもタデ科の植物で、ジャムにすると美味しいですね。
見た目の色が違うのですが、酸味を生かした味が似ています。
私も子どもと一緒にジャムを作りましたが、子どもの方が私より皮を剥ぐのがずっと上手でした。
「お母さんより上手だね」と子どもに言うと、コツがあるそうです。
「お母さん、下手やね。ゆっくり丁寧にはいだら、きれいにいけるよ」と言ってました。
さすが、この間まで小学生してた子は、慣れてます。お友達とみんなで、イタドリを採って楽しく遊んだ経験が生きてます(^-^)
春、暖かくなるとニョキニョキと出てくるイタドリを、みーんなわれ先に取りに行き、和え物にしたり煮つけたりします。
塩漬けして冷凍保存すると、お正月の山菜料理にも使います。
そのほか、イタドリのあく抜きの方法や食べ方をこちらで紹介しています。