朝ドラ「らんまん」第23週のタイトルは
ヤマモモ(山桃)です。
高知県民にとってなじみのあるヤマモモの木。
食べ方と、甘酸っぱい甘露煮レシピなどを紹介します。
『らんまん』のネタバレも含みます。
ご了承ください。
ヤマモモとは
学名 | Myrica rubra Sieb. et Zucc. |
和名 | ヤマモモ |
分類 | ヤマモモ科 ヤマモモ属 |
分布地 | 本州中南部、四国、琉球、台湾 |
花期 | 4月~5月 |
果期 | 6月~8月 |
花言葉 | 「教訓」「一途」「ただ一人を愛す」 |
ヤマモモは高知県のいたるところで見られる常緑の木です。
花は高知県の県花で、県民にとてもなじみのある植物です。
夏になると、黒みがかかった赤い実をつけます。
実は生のまま食べることができますが、種が大きいので食べられる部分はほんの少しです。
それでも自然の甘酸っぱさがたまらない味で、私も子どもの頃から大好きでした。
今でも木になっているのを見ると、ついつい手が出てしまいます。
学名
学名は、Myrica rubra Sieb. et Zucc.
分布地
分布地は、本州中部から台湾、中国、フィリピン。
国内では本州中南部、四国地方と琉球地方です。
海岸部に近い温暖な山地に生育します。
花言葉
花言葉は「教訓」「一途」「ただ一人を愛す」
昭和29年3月22日、高知県の花に指定されました。
ヤマモモの食べ方
ヤマモモの実は水分が多く、すぐに痛むので収穫したらすぐに食べます。
その際、塩水で洗って食べると美味しいです。
生のままでは日持ちができませんが、甘露煮や、シロップ、焼酎付けにするとよいです。
甘露煮の作り方
ヤマモモの甘露煮を作ってみましょう。
【材料】
- ヤマモモ・・350g
- 水・・250cc
- グラニュー糖・・100g(お好みで)
- レモン・・スライス3枚
【作り方
- ヤマモモはへたを取り除き塩水で洗い、汚れや虫などを取り除きます
- ざるにあげ、水気をふきとります
- 鍋に分量の水、砂糖を入れ沸かします
- ヤマモモを入れて、10分ほど中火で煮ます
- 火を止め、お好みでグラニュー糖を足します
- 色止めにレモンスライスまたは、レモン汁を少し入れます。
- 煮沸消毒した瓶にいれ、冷めたら冷蔵庫で保存します
保存期間は2週間程度です。
シロップもきれいな色なので、炭酸などで割って飲むとよいです。
まとめ
ドラマでは、上京した竹雄と綾が再起を目指し、屋台の商売を始めます。
屋台「土佐」の郷里の味は、万太郎たちに大好評。
ヤマモモの甘露煮を寿恵子も気に入ります。
渋谷に待合茶屋を出す寿恵子。
ヤマモモは、寿恵子の店のシンボル、御神木のような存在となります。
竹雄と綾、万太郎と寿恵子、2組の夫婦がつらい経験を乗り越え、それぞれの夢に向かって歩み始めます。
ドラマの終盤に向けて、ますます目が離せませんね。
もちろん家族の支えがあってこそです。
ドラマの最終章に向けて、ますます目が離せません。