どこの畑にもいーっぱい植えてある田芋が、寒くなると収穫の時期を迎えます。うちも、おすそ分けでたくさんもらいました。
タイモは、サトイモ、タロイモと呼び名がいろいろです。沖縄や南西諸島の暖かい地域で水田や畑で作られ地域によって種類も違うそうです。東南アジアや太平洋諸島などの地域ではタロというそうです。だからタロイモと呼ばれるんですね。昔からこの地域に住む人々の食生活を支えているので、この地域をタロイモ文化圏ともいうそうです。
秘伝!?の煮っころがし
寒くなってきたこの時期、田芋の煮っころがしがいいですね。それも、ツガニ(モクズガニ)を茹でた出汁で煮るのが一番美味しかったです。この間もらったツガニと、これまたもらった田芋で、超簡単田芋の煮っころがし。ツガニの出汁だけで他に調味料がほとんど要りません。これなら料理下手の人でも、「私、失敗しないんで」と言えるほど、ツガニの出汁汁でいい感じになります。とっておきの食べ方です。
四万十川の幸、長い毛が特徴のツガニ(モクズガニ)濃厚な味でいい出汁になります
田芋はゴロゴロと芋がいっぱいつくので、子孫繁栄のしるしともいわれ、お正月料理に使われます。高知でも田楽にしたり、煮しめにしたり重宝される野菜です。
田芋ととても似ている野菜が、高知特産のリュウキュウです。四万十川沿いでは普通の畑に田芋もリュウキュウもたくさん植えられています。茎の色が微妙に違っていて、田芋は紫がかかっていて、リュウキュウは緑色です。このリュウキュウもあっさりとしてビタミンたっぷりの野菜です。
高知県特産!リュウキュウ食物繊維ビタミンたっぷり別名ハスイモは傘みたいな大きな葉が特徴です
ただし、田芋もリュウキュウも人によっては触ると手がかゆくなります。なんでかな?