干し芋の食べ方アレンジ|おやつ・おかずに使える簡単レシピ

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高知の食文化

干し芋は、そのまま食べてもおいしい冬のおやつです。

高知では、干し芋のことを 「きりこ」「東山(ひがしやま)」 と呼ぶことがあります。

さつまいもを蒸して、切って、干しただけの素朴な保存食。

砂糖を使わなくても自然な甘みがあり、少しあぶるだけでもおいしく食べられます。

でも、干し芋はそのまま食べるだけではありません。

少し焼いたり、揚げたり、お餅に混ぜたりすると、また違ったおいしさになります。

この記事では、近所の郷土料理の達人、おばちゃん達に教えてもらった干し芋の食べ方や、家庭でできる簡単アレンジを紹介します。

※この記事は、干し芋の「作り方」ではなく、できあがった干し芋の「食べ方アレンジ」を紹介する記事です。

昔ながらの天日干しで作る方法はこちらで紹介しています。

干し芋の作り方|天日干しでおいしく作るコツと高知の東山・切子の話

 オーブンで手軽に作る方法はこちらです。

オーブンで作る干し芋レシピ|天気を気にせず時短で簡単

もくじ

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干し芋はそのまま食べても、あぶってもおいしい

干し芋

干し芋は、そのまま食べてもおいしいです。

やわらかめに干したものなら、しっとりした甘さを楽しめます。

しっかり干したものなら、噛むほどに甘みが出てきます。

少し固くなった干し芋は、ストーブやトースターで軽くあぶるのがおすすめです。

表面が少し香ばしくなり、中はやわらかくなります。

冷たくて固い干し芋も、少し温めるだけで食べやすくなります。

昔は、冬になるとストーブの上で干し芋をあぶって食べるのが楽しみでした。

素朴ですが、こういう食べ方が一番おいしいかもしれません。

まずは簡単|干し芋の基本アレンジ

手軽に食べるなら、まずは次のような方法がおすすめです。

トースターで焼く

干し芋をトースターで軽く焼きます。

表面が少しこんがりしたらOKです。

焼きすぎると固くなるので、様子を見ながら温めてください。

香ばしさが出て、干し芋の甘みも感じやすくなります。

フライパンで焼く

フライパンで軽く焼いてもおいしいです。

油をひかずに焼いてもいいですし、少しだけバターを使っても合います。

バターで焼くと、おやつ感が強くなります。

甘いものが欲しい時にぴったりです。

小さく切ってヨーグルトに入れる

やわらかめの干し芋なら、小さく切ってヨーグルトに入れてもおいしいです。

少し時間を置くと、干し芋がやわらかくなります。

自然な甘みがあるので、砂糖を入れなくても食べやすいです。

一番好きな食べ方は、きりこ餅

干し芋アレンジの中で、私が一番好きなのは きりこ餅 です。

高知では、干し芋のことを「きりこ」と呼ぶことがあります。

その干し芋をお餅に練りこんだものが、きりこ餅です。

子どものころ、祖母がお餅をつく時には、よくきりこ餅を作ってくれました。

家庭によって味ややわらかさは少しずつ違います。

でも、干し芋の甘みが入ったお餅は、冬らしくて、どこか懐かしい味です。

市販のお菓子とは違う、田舎の自然派おやつだと思います。

きりこ餅の作り方

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きりこ餅は、もち米と干し芋を使って作ります。

家庭では、餅つき機やホームベーカリーの餅つき機能を使うと作りやすいです。

材料

・もち米
・干し芋
・砂糖 少し
・塩 少々

分量は家庭によって違います。

干し芋の甘さや、好みの甘さに合わせて調整してください。

1. 干し芋をやわらかく蒸す

まず、干し芋をやわらかめに蒸します。

固いままだと餅に混ざりにくいので、しっかりやわらかくしておきます。

2. もち米を蒸して、8分くらいまでつく

餅つき機にもち米を入れて、お餅をつきます。

最初から干し芋を入れるのではなく、もち米が8分くらい餅になってから入れるのがコツです。

3. 蒸した干し芋を少しずつ入れる

8分くらいまでついた餅の中に、やわらかくした干し芋を少しずつ入れます。

一度にたくさん入れると混ざりにくいので、様子を見ながら入れてください。

4. 砂糖と塩を加える

ほどよく混ざったら、砂糖を少し入れます。

最後に塩を少々。

甘いものに塩を少し入れると、味がしまります。

5. 形を整えて冷ます

つきあがったら、食べやすい大きさに整えます。

冷めたら、切って保存します。

小分けして冷凍しておくと、長く楽しめます。

食べる時は、焼いたり、軽く温めたりするとおいしいです。

きりこ餅を作る時のコツ

きりこ餅を作る時のコツは、干し芋を入れるタイミングです。

干し芋を最初から入れて餅をつくと、やわらかくなりすぎることがあります。

餅がある程度まとまってから、蒸した干し芋を入れる方が作りやすいです。

地元の言葉で言うと、やりこくなり過ぎないようにする、という感じです。

干し芋の量が多いと甘くなりますが、そのぶん餅がやわらかくなりやすいです。

最初は少なめから試すと安心です。

ホームベーカリーでもきりこ餅は作れる

餅つき機がなくても、ホームベーカリーに餅つき機能があれば作れます。

もち米をセットして、餅つき工程の途中でやわらかくした干し芋を加えます。

機種によって入れるタイミングが違うので、説明書を確認しながら作ってください。

少量だけ作りたい場合は、ホームベーカリーの方が手軽です。

昔ながらの臼と杵でつくお餅もおいしいですが、家庭では餅つき機やホームベーカリーでも十分楽しめます。

干し芋のお焼き

干し芋のお焼きは、フライパンやホットプレートで簡単に作れます。

外は少しカリッと、中はやわらかく仕上がります。

作り方

  1. 干し芋に小麦粉を薄くまぶす
  2. フライパンまたはホットプレートを温める
  3. 油を少しひく
  4. 干し芋を並べて焼く
  5. 両面に軽く焼き色がついたら完成

干し芋はすでに火が通っているので、長く焼く必要はありません。

表面に少し焦げ目がつくくらいで大丈夫です。

小麦粉をまぶすと、外側がカリッとして食感が良くなります。

おやつにも、軽い朝ごはんにも合います。

干し芋の天ぷら

干し芋は、天ぷらにしてもおいしいです。

生のさつまいもの天ぷらとは違い、干し芋はすでに蒸して干してあるので、短時間で揚がります。

作り方

  1. 干し芋を食べやすい大きさに切る
  2. 天ぷら粉を水で溶く
  3. 干し芋に衣をつける
  4. 高温の油で短時間揚げる
  5. 衣がカリッとしたら完成

中まで火を通す必要はないので、揚げ時間は短めで大丈夫です。

揚げすぎると固くなることがあるので注意してください。

外はカリッと、中は甘くてやわらかい。

干し芋の甘さが天ぷらの衣とよく合います。

おやつにも、おかずにもなります。

干し芋を味噌汁の具にする

少し意外かもしれませんが、干し芋は味噌汁の具にも使えます。

干し芋の甘みが、味噌汁にやさしく合います。

作り方

  1. 干し芋を食べやすい大きさに切る
  2. いつもの味噌汁を作る
  3. 仕上げに干し芋を入れる
  4. 少しやわらかくなったら完成

干し芋はすでに火が通っているので、長く煮る必要はありません。

仕上げに入れるくらいで十分です。

煮すぎると崩れやすいので、最後に加えるのがおすすめです。

甘みのある具材なので、根菜の味噌汁とも相性が良いです。

干し芋のバター焼き

簡単でおいしいのが、干し芋のバター焼きです。

フライパンにバターを少し入れ、干し芋を軽く焼くだけ。

表面が少しこんがりして、甘い香りが立ってきます。

バターの塩気と干し芋の甘みがよく合います。

おやつとして食べるなら、これだけで十分満足感があります。

甘いものが欲しい時におすすめです。

干し芋をお菓子作りに使う

干し芋は、小さく切ってお菓子作りにも使えます。

たとえば、

・蒸しパン
・パウンドケーキ
・ホットケーキ
・クッキー
・ヨーグルト
・グラノーラ

などに入れても楽しめます。

レーズンやドライフルーツのように使うイメージです。

干し芋は自然な甘みがあるので、砂糖を少し控えめにしてもよいと思います。

小さく切る時は、固い干し芋なら少し温めると切りやすくなります。

固くなった干し芋の食べ方

干し芋は、時間がたつと固くなることがあります。

そんな時は、少し温めると食べやすくなります。

おすすめは、

・トースターで軽く焼く
・フライパンで温める
・蒸し器で少し蒸す
・電子レンジで短時間温める

です。

電子レンジを使う場合は、加熱しすぎると固くなることがあるので、短時間ずつ様子を見てください。

少し水分を戻したい時は、蒸すのが一番やさしい方法です。

干し芋は食べ過ぎに注意

干し芋は、自然な甘さで、砂糖を使わないおやつとしても人気です。

ただし、さつまいもは炭水化物です。

おいしいからといって食べ過ぎると、かなりお腹にたまります。

少しずつ、よく噛んで食べるのがおすすめです。

お菓子を食べるより素朴で安心感はありますが、食べ過ぎには気をつけたいですね。

まとめ|干し芋はおやつにもおかずにも使える

干し芋は、そのまま食べてもおいしい保存食です。

でも、少し手を加えると、いろいろな食べ方ができます。

特におすすめなのは、

・きりこ餅
・お焼き
・天ぷら
・味噌汁
・バター焼き
・トースター焼き

です。

中でも、きりこ餅は高知らしい冬のおやつです。

干し芋の甘みとお餅のやわらかさが合わさって、懐かしい味になります。

手作りの干し芋がたくさんある時、市販の干し芋が余った時、少し違う食べ方をしたい時に、ぜひ試してみてください。

干し芋関連記事

干し芋の作り方や保存方法はこちらも参考にしてください。

干し芋の作り方|天日干しでおいしく作るコツと高知の東山・切子の話

オーブンで作る干し芋レシピ|天気を気にせず時短で簡単

干し芋の作り方まとめ|高知の東山・切子と天日干し・オーブン・食べ方

干し芋を作るところから知りたい方は天日干し記事へ、外に干せない時はオーブン記事へ、全体を見たい方はまとめ記事も参考にしてください。

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