オーブンで作る干し芋レシピ|天気を気にせず時短で簡単

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高知の食文化

干し芋は、昔ながらの天日干しで作ると、日に日に甘みが増して、きれいなあめ色になります。

でも、天日干しには天気が必要です。

雨が続く時、外に干す場所がない時、少量だけ作りたい時は、なかなか思うように作れません。

そんな時に便利なのが、オーブンで作る干し芋です。

本格的な天日干しとは少し仕上がりが違いますが、オーブンなら天気を気にせず、短い時間で干し芋風のおやつが作れます。

お芋を少しだけもらった時や、子どものおやつを手作りしたい時にもおすすめです。

この記事では、さつまいもを蒸してから、低温のオーブンでじっくり乾燥させる、干し芋レシピを紹介します。

昔ながらの天日干しで作る方法は、こちらで紹介しています。

干し芋の作り方|天日干しでおいしく作るコツと高知の東山・切子の話

もくじ

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オーブン干し芋は、少量だけ作りたい時に便利

 オーブンで作る干し芋は、天日干しのように何日も干す必要がありません。

天気を見ながら外に出したり、夕方に取り込んだりする手間も少なくなります。

たくさん作るには天日干しの方が向いていますが、少量ならオーブンが便利です。

たとえば、

・雨が続いて外に干せない時
・ベランダや庭に干す場所がない時
・少量だけ試しに作りたい時
・冬以外の季節に作りたい時
・早めに食べたい時

こういう場合は、オーブン版が作りやすいです。

ただし、オーブンで作る場合も、最初にさつまいもをじっくり蒸すことが大事です。

干し芋のおいしさは、蒸し方でかなり変わります。

オーブン干し芋に向くさつまいも

干し芋は、スーパーで売っているさつまいもでも作れます。

オーブンで作る場合は、甘みが強く、しっとりした品種が向いています。

たとえば、

・安納芋
・紅はるか
・シルクスイート
・ねっとり系のさつまいも

などです。

焼き芋にしておいしい品種は、干し芋にしても甘みが出やすいです。

今回は、近所の方からいただいた安納芋で作りました。

安納芋は甘みがあり、水分も多いので、オーブン干し芋にも使いやすいです。

ただし、収穫したばかりのさつまいもは水分が多く、甘みがまだ十分に出ていないことがあります。

できれば、2週間ほど置いてから使うと、甘みが増しやすくなります。

オーブンで作る干し芋の材料

材料はとてもシンプルです。

・さつまいも
・クッキングシート、またはアルミホイル

基本はこれだけです。

砂糖も油も使いません。

さつまいもの自然な甘さを楽しむ、素朴なおやつです。

下準備

さつまいもに土がついている場合は、たわしなどできれいに洗います。

両端は繊維が強いので、少し切り落としておくと食べやすくなります。

大きいさつまいもは、縦半分に切ると火が通りやすくなります。

小さめの芋なら、そのまま蒸して大丈夫です。

オーブンで作る干し芋の作り方

私も少量の芋で試してみました。

1. さつまいもを皮付きのまま蒸す

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さつま芋をじっくり蒸かす

まず、さつまいもを皮付きのまま蒸します。

干し芋をおいしく作るには、この蒸す工程が大切です。

中まで十分に火が通るまで、じっくり蒸してください。

蒸し時間の目安は、30分から1時間ほどです。

大きい芋なら、もう少し時間がかかることもあります。

蒸したあと、20分ほど蒸らすと、さらにしっとりします。

竹串を刺して、すっと通ればOKです。

中心が白っぽい場合は、まだ蒸し足りません。

中まで黄色く、しっとりやわらかくなっているか確認してください。

※鍋で茹でても作れますが、茹ですぎると水っぽくなり、形も崩れやすくなります。きれいに作るなら、蒸す方がおすすめです。

2. 熱いうちに皮をむく

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熱いうちに皮をはぐ

蒸し上がったら、熱いうちに皮をむきます。

冷めると皮がむきにくくなるためです。

ただし、蒸したてはとても熱いので、やけどには注意してください。

竹串を使うと、皮の下にすっと入りやすく、むきやすいです。

輪切りで作る場合や、見た目を少し残したい場合は、皮付きのままでも作れます。

縦長にスライスする場合は、皮をむいた方が食べやすいです。

3. 冷ましてから切る

皮をむいたら、少し冷ましてから切ります。

蒸した直後のさつまいもは水分が多く、やわらかいので、すぐ切ると崩れやすいです。

少し表面が落ち着いてから切ると、形がきれいに残ります。

厚さは、8mmから1cmくらいがおすすめです。

薄い方が乾燥しやすく、早く仕上がります。

少し厚めに切ると、しっとり感が残りやすくなります。

好みの食感に合わせて調整してください。

4. 天板に並べる

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スライスしてオーブンの天板で低温(110度~130度)で焼く。片面が20分~40分くらい様子を見ながらで。

オーブンの天板に、クッキングシートまたはアルミホイルを敷きます。

そこに、スライスしたさつまいもを重ならないように並べます。

重なっていると乾きにくいので、少し間をあけて並べるのがポイントです。

オーブンによって火の当たり方が違うので、途中で様子を見ながら作ってください。

5. 低温のオーブンで焼く

オーブンは、110度から130度くらいの低温に設定します。

片面を20分から40分ほど焼きます。

そのあと、ひっくり返して、もう片面も20分から40分ほど焼きます。

オーブンの機種や、芋の厚さ、水分量によって時間は変わります。

焦がすというより、低温でじっくり水分を飛ばすイメージです。

表面が少し乾いて、ほどよく固くなってきたら完成です。

しっとりが好きなら短めに。

しっかりした食感が好きなら長めに。

好みの固さになるまで調整してください。

6. オーブンの中で冷ます

焼き上がったら、すぐに取り出さず、そのままオーブンの中で冷ますと、余熱で少し乾きます。

粗熱が取れたら完成です。

できたてはやわらかく、しっとりしています。

少し置くと、表面が落ち着いて干し芋らしい食感になります。

オーブン干し芋の温度と時間の目安

オーブンで作る時の目安は、次の通りです。

・温度:110度〜130度
・時間:片面20〜40分
・裏返してさらに20〜40分
・厚さ:8mm〜1cmくらい

これはあくまで目安です。

さつまいもの種類、厚さ、水分量、オーブンの性能によって仕上がりは変わります。

最初は短めの時間で様子を見ながら作ると安心です。

焦げそうな場合は温度を下げてくださいね。

水分が多くて乾きにくい場合は、時間を少し延ばします。

オーブン干し芋をおいしく作るコツ

じっくり蒸す

天日干しでもオーブンでも、最初にしっかり蒸すことが大切です。

中まで甘く、しっとり火が通っていないと、おいしい干し芋になりにくいです。

薄めに切る

オーブンで作る場合は、天日干しより少し薄めに切ると乾きやすいです。

8mmから1cmくらいを目安にすると作りやすいです。

焦がさない

高温で焼くと、干し芋というより焼き芋チップスのようになりやすいです。

オーブン干し芋は、低温で水分を飛ばすのがポイントです。

好みの固さで止める

完全に乾かしきらなくても大丈夫です。

しっとり食感が好きなら短めに。

固めが好きなら長めに。

自分好みのところで止められるのも、手作りの良さです。

天日干しとオーブン干し芋の違い

天日干しで作る干し芋は、時間をかけて少しずつ水分が抜けます。

日に日に甘みが増し、あめ色になっていくのが魅力です。

一方、オーブンで作る干し芋は、短時間で作れるのが大きなメリットです。

ただし、天日干しのように数日かけて甘みが深まる感じとは少し違います。

どちらが良いというより、目的によって使い分けるのがおすすめです。

本格的に作るなら天日干し。

手軽に少量作るならオーブン。

このように考えると分かりやすいです。

保存方法

オーブンで作った干し芋は、天日干しより水分が残りやすいことがあります。

すぐ食べる分は冷蔵庫で保存してください。

長く保存したい場合は、冷凍保存がおすすめです。

ラップや保存袋で小分けしておくと、食べたい分だけ取り出せます。

食べる時は、トースターやフライパンで軽く温めると、香ばしくなります。

しっとり感も戻りやすく、おやつにぴったりです。

常温で長く置くとカビが出ることがあるので、保存には注意してください。

食べ方アレンジ

オーブンで作った干し芋は、そのまま食べてもおいしいです。

少し焼くと、さらに甘みと香ばしさが増します。

バターで軽く焼くと、おやつ感が強くなります。

細かく切って、ヨーグルトやお菓子作りに使うのもおすすめです。

干し芋の食べ方アレンジはこちらの記事で紹介しています。

干し芋の食べ方アレンジ|おやつ・おかずに使える簡単レシピ

まとめ|オーブンなら天気を気にせず干し芋が作れる

オーブンを使えば、天気を気にせず干し芋が作れます。

たくさん作るには天日干しが向いていますが、少量だけ作りたい時や、雨が続く時にはオーブンが便利です。

おいしく作るコツは、

さつまいもをじっくり蒸すこと。

低温のオーブンで、焦がさず水分を飛ばすこと。

この2つです。

干し芋は、砂糖を使わなくても甘く、素朴でやさしいおやつになります。

天日干しができない時は、オーブン版の干し芋もぜひ試してみてください。

干し芋関連記事

干し芋の作り方や食べ方はこちらも参考にしてください。

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干し芋の作り方まとめ|高知の東山・切子と天日干し・オーブン・食べ方

天日干し、オーブン版、食べ方アレンジを組み合わせると、干し芋をもっと楽しめます。

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