初夏の果物、枇杷(びわ)で作る、コンポートレシピの紹介です。
びわは生だと傷みやすい果物ですが、コンポートだと1年ぐらい保存ができます。なんといっても、びわには女性にうれしいアンチエイジング効果も!
コンポートのシロップ漬けにしておくと、ゼリーや寒天、シャーベットにもできて、とっても重宝です。
【材料】
びわ | 適宜 |
水 | 適宜 |
レモンまたはポッカレモン | スライス1枚または適宜 |
砂糖(白砂糖・グラニュー糖) | 適宜 |
【準備するもの】
びわ500~600g(30~35個くらい)
時間 | 作業 |
5分 | びわを縦に割る |
30分 | 皮をはぎ、中の種などを除く |
20分 | シロップを作り、びわを煮る(コンポートする) |
下準備の手順は3つ
びわの実・縦(たて)方向に包丁で切り込みを入れ、キュッと廻して二つに割り、水に漬けます。
皮を剥ぐと、びわはすぐに黒ずんでしまいますので、
で色変わりを防ぎます。
皮を剥ぎ、種となかの薄い皮も取り除きます。
この作業が、一番手間と時間がかかります!
下準備がすんだら、さっそくコンポートです。
ところで、コンポートとシロップ漬けはどう違うのでしょうか?
調べてみると
煮るか煮ないかの違いのようです。なるほど。
シロップ(砂糖水)の材料です。
水 | びわが、ひたひたになるくらい |
グラニュー糖または白砂糖 | お好みですが、砂糖が少なすぎると保存がききません |
レモンまたはポッカレモン | お好みですが、スプーン小さじ1/2~1杯 |
今回は、お湯に砂糖を溶かして、シロップを作りました。水の代わりに白ワインを使うと大人っぽい味になります。(沸かすので、アルコールは飛びます)
コンポートの方法はシンプルです。
約20分くらいで出来上がります。
冷めたら、ビン等に入れて冷蔵庫で保存します。
【コツ】
【注意点】
びわは、タンニンを含んでいるため、皮を剥ぐとすぐに色が茶色くなります。
皮を剥いだらすぐに水に漬けて、変色を防ぎます。
びわはビタミン、ミネラル、ポリフェノールなどが豊富に含まれ、アンチエイジング、疲労回復などに良い、女性にはうれしい果物です。
雨の少ないカラ梅雨の年は、甘味がギュッと凝縮され、美味しさが倍増します。特に、潮風が当たる海沿いに実るびわは絶品!
高知県内ではたわわに実るびわを、あちらこちらで見かけます。北海道に住む友人に聞くと、寒い地方にはならないらしく、「びわのコンポートなんてぜいたくな食べ方だなー。」と言ってました。
びわは、やわらかい皮をはいで、がぶっと食べるのが一番の食し方。ですが種が大きく、きれいに実を食べられない・・・、なんか悔しい~!と私はいつも思ってました。
旬もあっというまです。生のままでは保存期間も短く、すぐに痛んでしまうのも難点です。気づいた時には黒ずんで、小さなショウジョウバエが飛んでる!なんてことも多々( ノД`)シクシク…)。
でも、コンポートにしておくと、保存も可能。ゼリーや寒天、シャーベットなどデザートにもできます。
たくさんびわをいただいたら、ぜひ試してみて下さい。