朝ドラ『らんまん』の第8週のタイトルは「シロツメクサ」です。
シロツメクサとはどんな植物なのか、特徴や開花時期、花言葉などを調べてみました。
「らんまん」のネタバレも含みます。
ご了承ください。
主人公の槙野万太郎は、東京大学の田邊教授から植物学教室への出入りを許され、嬉々として通います。
しかし学生でも職員でもない万太郎は、よそ者呼ばわりされます。
志は同じはずの植物学教室で、万太郎は孤独を感じます。
そんな時、万太郎は牧場で採集した植物を学生たちにお土産に持って帰ります。
それが外来の植物、シロツメクサでした。
シロツメクサの特徴
学名 | Trifolium repens |
和名 | シロツメクサ、別名はクローバー、シロクローバー |
分類 | マメ科シャジクソウ属 |
分布地 | 亜寒帯~温帯、日本全国に分布 |
開花時期 | 3月~8月と長期 |
花言葉 | 「私を思って」「幸運」「約束」「復讐」 |
原産地
シロツメクサはヨーロッパ原産の植物です。
日本に渡来したのは江戸時代と言われています。
和名の由来
オランダから送られてくるガラスなどの緩衝材として、干した草が詰め物として使われました。
それが和名の由来、白い詰め草=シロツメクサです。
分布地
シロツメクサは亜寒帯~温帯に分布します。
牧草用や緑化用として輸入されたものが日本に定着し、あっという間に全国に分布し拡大されました。
うちの近くにも、白色はもちろん赤色のアカツメクサも植生しています。
花言葉
シロツメクサの花言葉はいくつかあります。
- 私を思って
- 幸運
- 約束
- 復讐
幸せのシンボル・4つ葉のクローバー
シロツメクサの学名は、Trifolium (トリフォリウム)です。
ラテン語の 「treis(3つ) + folium(葉)」が語源です。
たまに4枚の葉がありますね。
西洋では古くから「4つ葉のクローバーを見つけると幸せになる」と言われており、幸せのシンボルとされてきてきました。
まとめ
朝ドラ『らんまん』第8週では、植物学教室の中で万太郎は孤独を感じてしまいます。
しかし万太郎はめげることなく、持ち前の明るさと植物への情熱を持ち続け、それが周りの人たちに影響を与えていきます。
どんな状況にあっても植物を愛し、植物に愛される万太郎です。
4つ葉のシロツメクサが、万太郎に幸運をもたらしてくれます。
『らんまん』の今後の展開が楽しみですね。