朝ドラ『らんまん』12週のタイトルは
マルバマンネングサです。
漢字で「丸葉万年草」と書きます。
常緑のぷにぷにした丸い葉が特徴の、多肉植物です。
原産地は日本と中国。
発見者は「らんまん」のモデル・牧野富太郎博士です。
マルバマンネングサの特徴や花言葉などを調べてみました。
マルバマンネングサの特徴
学名 | Sedum makinoi |
和名 | マルバマンネングサ(丸葉万年草) |
分類 | ベンケイソウ科マンネングサ属 |
分布地 | 日本では九州・四国・本州の山地 |
花期 | 5月から6月、黄色い花を咲かせる |
花言葉 | 「静寂」「記憶」「私を思ってください」 |
マルバマンネングサは、ベンケイソウ科マンネングサ属に属します。
常緑性の多年草、耐寒性、這性の多肉植物です。
野生では、石垣の隙間や岩場に植生します。
丸い葉が特徴で、丈夫で1年を通して常緑な姿であることから、丸葉万年草と呼ばれます。
学名
学名は、Sedum makinoi
Srdumは、ラテン語のsedere(=座る)が語源。
岩や壁に張り付いていることが多いのが、その名のゆえんです。
makinoiは「牧野富太郎の」という意味です。
発見者の牧野博士の名前が冠されています。
ロシアの植物学者・マキシモヴィッチ博士に送った標本の中にあった未発見の植物でした。
マキシモヴィッチ博士により命名され、学名にMakinoiと献名されました。
1888年、ちょうど牧野富太郎博士が寿恵子と結婚した年のことでした。
分布地
分布は九州・四国・本州です。
牧野富太郎博士の出身地、高知県にも植生しています。
花期
花期は5月~6月。
黄色い5弁の花を咲かせます。
とても可愛らしい花です。
花言葉
マルバマンネングサの花言葉です。
- 静寂
- 記憶
- 私を思ってください
清楚で可愛らしい雰囲気にぴったりの花言葉ですね。
まとめ
以上、朝ドラ『らんまん』12週に登場するマルバマンネングサについてでした。
常緑のぷにぷにした丸い葉が特徴のマルバマンネングサは、発見者・牧野富太郎博士の名前が学名に冠されています。
牧野博士にとって、とても意義深い植物ですね。
出身地の佐川町にも植生しています。
牧野博士ゆかりの高知県立牧野植物園や、佐川町の牧野公園での鑑賞がおすすめです。
ぜひ高知県や佐川町にもお越しください。