CNF セルロース ナノ ファイバーの用途は無限、自然との共生と地方の経済に期待大

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しまんトロッコと山 観光

夢の素材、CNF 

セルロース ナノ ファイバー

最近、植物や木材からとれる軽くて硬い素材、CNFセルロースナノファイバーが注目を集めています。

しまんトロッコ1号が出発するJR窪川駅は、四万十川の中流域、山の多い四万十町にあります。

四国の多くの町村と同じく、四万十町の約9割は山林。

昔から森林産業の盛んな地域でした。

 

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夢の素材CNFセルロースナノファイバー

NHK松山の番組「四国羅針盤」では、『未来の紙が世界を変える』というタイトルで、CNFのことをこのように紹介しています。

紙の繊維をナノレベルまで細かくした「セルロースナノファイバー」。鉄の5倍の強度と、5分の1の軽さをあわせ持つ夢の新素材だ。自動車のボディーやタブレット端末の材料として活用しようと各地で研究が進められている。紙作りが盛んな四国でも愛媛大学や製紙会社が応用の可能性を探っている。木が原料となるため、実用化が進めば森林の多い日本が資源大国になる可能性もある。暮らしを変える”未来の紙”のパワーに迫る.(NHK四国羅針盤HPより引用)

番組の中で、驚異の新素材としてCNFの特性が紹介されていました。

鋼鉄ような硬さをもつのに、非常に軽いこと。

酸素を通しにくいので、食品の包装に適していること。

身近な植物や木材から抽出できること。

もともと植物が何億年もかけて作り出した強さであることなど。

課題は、繊維をすりつぶす時間や製造コストを下げること。

そのために大学や関連企業で研究が進んでいるようです。

 

四万十川沿いのように、山の木々に囲まれ、経済的な強みを求めている地域にとって、夢のような素材です。

 

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自然との共生

四万十川という名前の由来の一つにもある通り、この辺りでは昔から山の木材は地域の大事な経済源としていました。

四万十川名称の由来、四万石の木材を十回流送する豊かな山と川

森林産業が花形産業だった頃、人口も多く活気があったそうです。

限界集落が多くなっている地方で、自然と共生ができる経済力をもつことを、誰もがのぞんでいると思います。

CNFセルロースナノファイバーが、地方の活性化につながればいいなと思いながら、番組を見ていました。

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