四万十川といえば、沈下橋。
現存する沈下橋の中でいちばーん古い橋が
「一斗俵沈下橋(いっとひょうちんかばし)」(昭和10年架橋)
その近くには
「清水大橋(しみずおおはし)」 (昭和40年架橋)という古い沈下橋があります。
米奥小学校を挟むようにして在る2つの沈下橋
住所は、一斗俵沈下橋が、四万十町壱斗俵。
清水大橋は、四万十町米奥。
米奥小学校を挟むように2橋が在ります。
2橋の間の距離は歩くと約15分、車で移動すると3分くらいでしょうか。
両端とも老朽化のため、車での橋の通行は出来ませんが、一粒で二度おいしい?くらい近いので、渡り比べると面白いと思います。
下を流れる川の雰囲気は、ぜんぜん違います。
一斗俵(いっとひょう)沈下橋
こちらが一斗俵沈下橋。
深いです!
色がディープグリーン、濃い緑色。
四万十川で一番古い沈下橋です。
四万十川で一番古い沈下橋、一斗俵(いっとひょう)沈下橋は国の登録有形文化財です
昔から、夏は地元の子供たちが飛び込んで泳ぐ遊び場。
でも気を付けて下さいね、水深は2,3メートルあり、流れはゆったりしてるけど足がつかないところもあります。
岩もあるから、飛び込んだ勢いで足を打ったら大けがです。
遊ぶ時は、必ず地元の人に遊んでも大丈夫な川の状態か聞いて下さい。
増水してるときは川で遊ばない、これ鉄則です!
寒い時もやめて下さいね。
つい先日、私の友人で寒いのに、この一斗俵沈下橋から飛び込んで遊びたい衝動にかられるやつがいましたが、
「ずぶぬれで車に乗せんで。」と言うと、断念しました。
清水大橋(しみずおおはし)
一斗俵沈下橋より下流の清水大橋は、浅く急な流れの清水ケ瀬にかかっています。
川からの高さが半端なく高い!
橋の長さも、102.1メートル
歩いて渡るに勇気が要ります。
この橋ができるまで、イシグロという石を積んでその上に板を架けて対岸へ渡っていたそうです。
でも、増水するたび流され、事故も度々あり、地元の人のたっての願いで架けられたのがこの清水大橋です。
今は、すぐ近くに抜水橋が架かっているので、清水大橋も一斗俵沈下橋も車での通行はできません。
地元に住む人たちにとっては生活に欠かせない。
それでいて自然と調和する沈下橋を、文化的景観として保存をしようと、清水大橋も、すぐ上流の一斗俵沈下橋も保存対象として大事に残されています。
2つの文化的景観の沈下橋を見た後は、もうちょい上流にある、松葉川温泉でのんびりゆっくり霊泉に浸かるのもするのもおすすめですよ!
体があったまります。