ぜったい行きたい!朝ドラ『らんまん』の牧野富太郎博士ゆかりの施設と場所

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朝ドラ『らんまん』ゆかりの施設 『らんまん』トピック
牧野富太郎博士ゆかりの施設

朝ドラ『らんまん』のモデル・牧野富太郎博士ゆかりの施設と場所をご紹介します。

  1. 練馬区立牧野記念庭園
  2. 東京都立大学 牧野標本館
  3. 高知県立牧野植物園
  4. 高知県高岡郡佐川町牧野公園
  5. 佐川町 金峰神社

どの施設も富太郎先生が植物の研究に打ち込んだ情熱を感じることのできる『らんまん』ファン、富太郎ファン、植物ファン必見の場所です。

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1、練馬区立牧野記念庭園

まずは東京都練馬区東大泉にある練馬区立牧野記念庭園です。

もとは牧野富太郎博士が晩年を過ごされた大きな庭園のある家です。

地図・アクセス

練馬区立牧野記念庭園

所在地〒178-0063東京都練馬区東大泉6-34-4
電話03-6904-6403
アクセス西武池袋線大泉学園駅(南口)より徒歩5分(400m)
開館時間午前9時から午後5時
(企画展は午前9時30分から午後4時30分まで)
休園日火曜日(火曜日が祝日のときは開館し、翌日休館)
年末年始(12月29日~1月3日)
入館料無料
HP牧野記念庭園情報サイト

練馬区立牧野記念庭園は、牧野富太郎博士が大正15年に引っ越して以来、昭和32年に94歳で生涯を終えるまでの約30年間、終の棲家として過ごした自宅跡です。

ご逝去の翌年、博士の研究の偉業を後世に伝えるために練馬区が整備し記念庭園として開園しました。

博士が仕事をしていた書斎や大事にされていた庭園が保存されています。

広さは2222.5㎡、約672坪の土地には、博士が採取した国内外の300種類以上の植物が生育しています。

博士のひ孫にあたる牧野一浡かずおきさんや二人の学芸員さん、スタッフの皆さんがこの庭園を維持管理されています。

牧野記念庭園の様子

練馬区の牧野富太郎生誕160年記念事業プロモーションに、庭園の様子が紹介されています。

庭園には妻の名前から命名した珍しいササの一種「スエコザサ」が博士の胸像を囲むように植えられています。

また博士がお好きだったソメイヨシノ、ヤマザクラ、オオシマザクラ、早咲のタイワンヒガンザクラ、珍しいセンダイヤザクラなどの桜の木々も植えられています。

春はいろんな桜のお花見が楽しめる庭園です。

最近では博士が発見し命名した「ヒメアジサイ」が高知県立牧野植物園から練馬区に里帰りして植樹されました。

敷地内の記念館では、博士の道具や原稿、植物標本が展示されています。開園時間は9:00-17:00、火曜定休です。入園は無料です。

敷地内にある「牧野庭園記念館」

敷地内にある「牧野庭園記念館」の設計は内藤廣さんです。

内藤廣さんは高知県立牧野植物園を設計した方です。

富太郎博士の曾孫ひまごにあたる牧野一浡かずおきさんが、「植物ファンは下を一生懸命見てるけど、建築ファンは一生懸命に上を見てるからすぐ分かるんですよー」なんて言われていました。

ここには植物ファンのみならず建築ファンも集うのですね。とても素敵な記念館です。

牧野庭園、記念館、常設展示室、企画展示室などがあり、定期的に特別展が催されています。Twitterで開花情報やイベント情報がこまめにアップされています。

牧野博士の書斎

牧野博士の生誕160年を記念して、博士が使っていた3番目の書斎が2023年3月にリニューアル予定です。

博士の曾孫ひまごの牧野一浡かずおきさんは「博士は今、不在でちょっと庭に出ています、という雰囲気の書斎にしたい」と、話されていました。

博士の息づかいを感じることのできる書斎の完成がとても楽しみですね。

令和4年4月1日~令和5年2月28日まで、みどりの葉っぴい基金・牧野庭園書斎再現プロジェクトが行われており、わたし達も寄付をすることができます。

ご興味のある方はこちらの練馬区専用サイトをご参照ください。

参照:みどりの葉っぴい基金 A 牧野記念庭園書斎再現プロジェクト

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2、東京都立大学 牧野標本館

東京八王子市にある都立大学・牧野標本館は、牧野富太郎博士の没後の1958年に設立されました。

遺族から寄贈された未整理標本(牧野標本)約40万点(牧野標本)を整理し、教育・研究のための学術資料として活用することを目的とされています。

地図・アクセス

東京都立大学 牧野標本館

所在地〒192-0364 東京都八王子市南大沢1丁目1
電話牧野標本館1F事務室 
042-677-1111 内線 2791 または2710  
アクセス京王相模原線「南大沢」駅改札口から徒歩約5分
開館時間牧野標本館は、学術研究や教育を目的とした場合を除き、一般の方々の標本庫内への立入は制限されています。
本館の正面玄関内には小規模な展示室が、平日9:00〜17:00の間は見学できます。
詳細はHPを参照ください。
HP東京都立大学 牧野標本館

牧野標本館の様子

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3、高知県立牧野植物園

高知県立牧野植物園
高知県立牧野植物園入口

高知県立牧野植物園は、1958(昭和33)年4月、博士の業績を顕彰するために、高知市の五台山ごだいさんに開園されました。ここは博士が「ビロードムラサキ」という珍しい植物を採集した場所です。

地図・アクセス

高知県立牧野植物園

所在地〒781-8125 高知県高知市五台山4200−6
電話088-882-2601
アクセスJR高知駅からMY遊バスで30分
開館時間9:00~17:00
(最終入園16:30)
休園日年末年始 12/27~1/1
メンテナンス休園 2022/9/26、11/28、
2023/1/30、5/30、10/30、11/27、
2024/1/29
入館料一般730円 (高校生以下無料)
団体630円 (20名以上)
年間入園券2,930円(1年間有効のフリーパス)
※その他の割引等は公式HP参照
HP高知県立牧野植物園

五台山は北に高知市街、南に浦戸湾を望む標高146mの小高い山で、仏教の聖地である唐の五台山に似ていることからその名前がついています。

近くには第31番札所の竹林寺と高知県護国神社があり、山の麓には吸江寺ぎゅうこうじがあります。

高知県立牧野植物園では、開園以来、高知県の野生植物の調査、収集、保全を行っています。公式YouTube「絶滅危惧植物調査・保全活動」を見ると、地道で大切な活動をしている様子が分かります。

牧野植物園公式YouTube

牧野植物園・園内の様子

約8haの園内に、博士ゆかりの野生植物など3,000種類以上が植えられています。

季節ごとの見頃の花には名前の分かる「咲いてます」プレートが添えられているので、初学者にもわかりやすいです。

牧野植物園/高知いきいきテレビ

ちょっと歩き疲れた時におすすめなのは、展示館内にある4K映像とVR(バーチャルリアリティ)シアターです。休憩がてら視聴してみてください。

牧野富太郎記念館

高知県立牧野植物園内にある牧野富太郎記念館の設計は内藤廣さんです。

サスティナビリティー(持続性)というテーマのもと、木のぬくもりが感じられる素敵な建物です。

博士の蔵書・牧野文庫

牧野富太郎記念館本館には、博士の蔵書や遺品など、約58,000点を収蔵した牧野文庫があります。

普段は見ることは出来ませんが、年に一度牧野文庫見学ツアーが開催されます。

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4、佐川町・牧野公園

牧野公園
佐川町の牧野公園看板

牧野公園は博士の生まれた町、高知県高岡郡佐川町にあります。

地図・アクセス

牧野公園

所在地〒789-1201 高知県高岡郡佐川町甲2458
電話0889-20-9500(佐川町観光協会)
アクセスJR:佐川駅から徒歩10分
車:高知市から国道33号経由で約42分
  公園内車両進入不可
開館時間園内自由
休園日なし
入館料無料
HP佐川町観光協会 牧野公園

牧野公園は「日本の桜名所100選」にも選ばれ、牧野博士にちなんだ四季折々の山野草が楽しめる公園として、地元の人たちが大切に整備をされています。

1920(明治35)年、牧野博士が東京から「ソメイヨシノ」の苗を佐川町に送り、地元の有志たちが青源寺の土手などに植えたことにはじまります。当時は奥の土居と呼ばれていました。

戦後、奥の土居を復活させようと、地元の商工会を中心に1000本以上の桜の苗木が植えられ、博士の没後1958(昭和33)年に牧野公園と名付けられました。

牧野公園の中腹には分骨された牧野博士と、同じく佐川町出身の偉人・田中光顕氏のお墓があります。

現在、古木となった桜の再生事業をはじめ、「牧野博士ゆかりの植物」を中心に地域住民が種から育てた苗を植栽していく活動がおこなわれています。

牧野富太郎博士らが発見し、日本の固有種として学名・和名とも命名したヤマトグサも丁寧に植栽されています。

牧野公園・園内の様子

こちらの動画には牧野公園の桜と街並みが紹介されています。

見頃の花

園内は季節ごとに牧野博士ゆかりの植物が楽しめるようにネームプレートを添え、初学者にも分かりやすく整備されています。

佐川町と地元観光協会が発行している冊子「牧野公園 花めぐり」を参考にすると、四季ごとに見頃の花の情報が掲載されていて、とても分かりやすいです。牧野公園の四季折々の山野草をぜひ見に行きましょう。

参考:冊子「牧野公園 花めぐり」PDF版

たとえば、博士のお好きなバイカオウレンの見頃は、1月~3月です。

地元の皆さんが整備

地元の牧野公園花もりC・LOVEの皆さんが、牧野博士ゆかりの植物を大切にお世話をされていて、その活動の様子が、facebook「朝ドラを応援する会」にもアップされています。いつもありがとうございます。

参照:facebook「朝ドラを応援する会」

地元の人たちが大切に整備されている公園ですので、草花を傷つけないよう私たちもマナーを守っていきたいですね。

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5、金峰神社(きんぷじんじゃ)

名称金峰神社(きんぷじんじゃ)
住所高知県高岡郡佐川町甲1896
駐車場・佐川郵便局西隣にある観光客用無料駐車場
・地場産センター無料駐車場
HP佐川町観光協会「金峰神社」
金峰神社の情報
金峰神社の鳥居
イカオウレンが自生する高知県佐川町の金峰神社。少し急な階段ですが、真ん中に手すりがあります。

金峰神社は午王様(ごおうさま)と呼ばれていた神社です。

牧野博士が小さい頃に遊び場にされていました。

バイカオウレンが植生する、とても素敵なところです。

バイカオウレンが咲くのは2月の寒い時期です。

でも常緑の植物ですので、夏の暑い時期でも可愛いらしい5枚の葉をもつバイカオウレンの姿が見れます。

夏のバイカオウレン
金峰神社:夏のバイカオウレンの様子
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まとめ

以上、絶対行ってみたい牧野富太郎博士ゆかりの施設と場所を紹介しました。

朝ドラ効果でたくさんの方で賑わう場所になることでしょう。

いずれも『らんまん』ファン、富太郎ファン、植物ファン必見の場所です。

ぜひ行ってみてくださいね。

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