朝ドラ『らんまん』のロケ地となった仁淀川の場所とその魅力、おすすめ観光スポットを紹介します。
仁淀川は「仁淀ブルー」と呼ばれる、透き通った青が美しい川です。
『らんまん』のロケ地・仁淀川
『らんまん』第2週「キンセイラン」の章でロケ地となったのは、高知県高岡郡越知町(おちちょう)にある仁淀川、本村キャンプ場近くの川原です。
場所・アクセス
越知町本村キャンプ場 | 高知県高岡郡越知町横畠本村 |
料金 | 無料 |
アクセス | 高知市から国道33号線を車で約1時間 |
駐車場 | 有 河川敷 |
問合せ | 越知町企画課 (0889-26-1164) |
HP | 越知町公式HP |
主人公の槙野万太郎(子役・小林優仁君)と万太郎の学友である広瀬佑一郎(子役・岩田琉生君)は、名教館の恩師・池田蘭光(寺脇康文さん)に連れられて仁淀川へ行きます。
※友人の裕一郎は万太郎の生涯の友となる重要な人物です。のちに北海道で土木工学を学び、日本の鉄道事業で大きな功績を残します。
モデルとなったのは近代土木の礎を築いた 廣井 勇(ひろい いさみ)
高知県・佐川町に生まれ、牧野博士と同じく名教館で学びました。札幌農学校を卒業後に米国留学。 橋梁・鉄道工学等を学び、日本の近代土木の父と呼ばれる偉人です。
ドラマでは、山道を歩き仁淀川に着いた3人が川原で野宿します。
木や植物を観察し、書物だけでなく実物を手に取ることによって学ぶ本当の学問を知ります。
鮮やかな金色の花をつけた「キンセイラン」を見つけ、万太郎は心が震える金色の道を進もうと決意します。
広い川原で3人が水切りをしている様子が、メイキング動画で紹介されています。
水切りは、川面に向かって石を投げて水面ではねさせる遊びです。
私も子ども時代によくやってました。
広い川なら2回、3回、4回、5回と、コツをつかめば、気持ちいいくらい石がはねて行きます。
仁淀川の魅力を存分に生かした撮影ロケとなっています。
おすすめスポット
ロケ地近くにある、おすすめスポットを紹介します。
横倉山
越知町にある横倉山は、牧野富太郎博士はゆかりの山です。
博士が命名したヨコグラノキの基準木や、貴重なコオロギランに出会えます。
私もどうしても行ってみたい場所でしたので、ガイド付きのツアーに参加しました。
横倉山の地質、歴史、植物を堪能できる「横倉山のトレッキングツアー」はおすすめですよ。
宮の前公園
宮の前公園は、仁淀川を望むロケーションです。
コスモスの名所でもあり、家族連れに人気のスポットです。
キャンプ場
仁淀川町にはキャンプ場がいくつもあります。
今、人気なのは「スノーピークおち仁淀川キャンプフィールド」のモバイルハウス「住箱」です。
「住箱」に設置されているウッドデッキからは、仁淀川の絶景を眺められるだけでなく、星空を眺めながらBBQを楽しむこともできます。
川遊び
越知町は仁淀川でのラフティングボートやカヌーが盛んです。
ロケ地近くの横畠橋の真下にある本村キャンプ場は、ラフティングツアーのスタート地点です。
鮎釣り
師匠の蘭林は万太郎、佑一郎といっしょに川魚を釣って焼いて食べてましたね。
万太郎が「うんめぇー」と美味しそうに食べていたシーンが印象的です。
仁淀川では鮎釣り体験もできますよ!
私のような50代で釣りの初心者でもじゅうぶん楽しめる体験でした。
まとめ
朝ドラ『らんまん』のロケ地となった仁淀川の場所とその魅力、おすすめ観光スポットを紹介しました。
植物観察やトレッキング、キャンプなど、牧野博士ゆかりの自然を満喫できる仁淀川にぜひおいでください。