朝ドラ『らんまん』第1週「バイカオウレン」2話で、坂本龍馬(ディーンフジオカさん)と主人公の槙野万太郎(森優理斗さん)が出会う金峰神社でのシーンがとても素敵です。
幼い頃に父を病気で亡くした万太郎にとって、天狗と呼ばれる坂本龍馬は、まるでお父さんのように大きな存在でした。
ドラマとしてのフィクションとはいえ、歴史上の偉人・坂本龍馬とドラマのモデル・牧野富太郎博士の二人の出会いが実現されるとは驚きの設定でした。
感動的な出会いと、ロケ地を紹介します。
「天狗」と呼ばれる謎の武者
「天狗」と呼ばれる謎の武者は、幼い万太郎に己の望む道を進むよう諭します。
主人公に大きな希望を与える人物として、生涯、心に残る出会いとなりました。
史実では、坂本龍馬が土佐藩を脱藩してひと月後に牧野富太郎博士が生まれています。
同時期を生きた2人を、朝ドラ『らんまん』ではドラマチックに結び付けました。
2人が出会った金峰神社
坂本龍馬と万太郎が出会うのは、金峰神社との設定でした。
高知県佐川町の金峰神社は『らんまん』主人公のモデル・牧野富太郎博士が生まれた家の裏山にあります。
幼い万太郎が母との大切な思い出をはぐくむ場所です。
境内に植生する白くて小っちゃな花は、バイカオウレンという植物です。
佐川町の金峰神社はバイカオウレンの自生地であり、とても静かな場所にたたずお宮です。
佐川町のおすすめスポットのひとつですので、ぜひ訪れてみてください。
ロケ地となった神社
天狗と呼ばれる武者・坂本龍馬が飛び降りてきた大木が、とても印象的でした。
佐川町の金峰神社には、こんな大きな木はありません。
ロケ地となったのは、千葉県匝瑳市にある天神の森の神社。
石階段を登った先にある大きな木は、スダジイと呼ばれる椎の木です。
立派な大木でしたね。
子役を演じるのは森 優理斗さん
第1週「バイカオウレン」では、主人公・万太郎の幼年時代を森優理斗さんが演じます。
主人公・槙野万太郎は江戸時代の終わり、土佐の国(高知)の佐川にある造り酒屋・峰屋の長男として生まれた万太郎は体が弱く、いつも草花ばかりを友達にするような気の弱い子どもでした。
幼年時代を演じる森優理斗さんの演技が本当に可愛らしいです。
まとめ
ドラマの中で、坂本龍馬は主人公・万太郎の人生に大きな影響を与えた人物として描かれました。
この出会いが、万太郎の進むべき道を照らす光になります。
今後の朝ドラ『らんまん』の展開がとても楽しみですね。