高知県の海の町、黒潮町。太平洋の黒潮の恵みが、この町の宝物です。私は、山沿いに住んでいるので、黒潮町を通るたびに、開放的なその雰囲気に、なんだか気持ちもぐーっと伸びていく気がします。
カツオの町でも有名な黒潮町ですが、太平洋の海水から作る「天日塩体験」は、小学生でもできる人気の体験型観光です。
お日様と風が作る天然の塩
地域のおかみさんや、元漁師さんたちが、自分たちでできる手仕事ビジネスとして立ち上げたのが、黒潮町企業組合「ソルトビー」
ここでは、すぐ目の前に広がる太平洋の海水をくみ上げて、ビニールを張った温室(結晶ハウス)で、じっくりと時間をかけて塩を作る工程を、だいたい1時間から1時間半ほどで体験できるようになっています。
温室の中で、海水が塩になっていく様子を見ながら、実際に攪拌(かくはん)作業をお手伝いします。