小麦粉と塩で茹でるだけのわらびのあく抜きの方法を、郷土料理の達人に聞いてやってみました。
テレビでも紹介されていた、とっても簡単な方法です。
これなら、重曹(じゅうそう)が無くてもできますよ。
あく抜きをしたあと、すぐに使わない場合、冷凍または冷蔵で保存しましょう。
重曹なし、小麦粉と塩で茹でるだけ
山菜のあく抜きは重曹を使うことが多いですが、おっと!うちには重曹がありません。
でも、大丈夫!
小麦粉と塩があれば、簡単にわらびのあく抜きができます!
分量
水、塩、小麦粉の分量は、わらびの量に合わせて調整して下さいね。
水 | 2リットル |
塩 | 小さじ4 |
小麦粉 | 大さじ8 |
手順
【手 順】
- わらびを水洗いします。
- 下の方が硬い場合は、切り落とします。
- お鍋に分量の塩と小麦粉を入れ、沸騰させます。
★小麦粉が水に溶けてないと沸騰した時に、だまだまになります。よーく混ぜてから沸騰させて下さい。
※今回はけっこう量が多かったので、大きなお鍋で2回に分けて湯がきました。
4、お鍋のお湯が沸騰したら、中火にして、わらびを入れます。
※わらびの量が多い時は、2,3回に分けて湯がいて下さい。
★湯がく時間は、2,3分です。
わらびの色があざやかな緑色になったら、OKです。
5、お湯から揚げて、すぐに、水につけてさらしましょう。
★水でさらす時間は、10分くらいです。
6、ザルにあげ、かじってみて「あ、大丈夫、おいしい」が、あくが抜けたかの目安です。
エグ味が抜けない時
もし、まだエグ味が残っていて、うまくアクが抜けきらない場合は、もう少し水でさらして下さい。
水を数回取りかえながら、半日~1日程度さらすとあくが抜けます。
途中何度か、水を交換してくださいね。
あく抜きをしたあとの保存
あく抜きをしたあと、すぐに使わない時は、冷凍または冷蔵で保存しましょう。
冷蔵保存
下処理をしたわらびの保存は、2,3日で食べるなら、冷蔵保存もOKです。
その場合は、タッパに水を入れ、わらびをひたして保存します。
水は毎日変えた方がいいです。
冷凍保存
長く保存したいときは、お料理に使う長さに切って冷凍保存するとよいですよ。
水分をとり、なるべく空気が入らないように、袋に1回分づつ小分けして冷凍します。
1か月が冷凍保存の目安です。
使うときは、自然解凍です。
レシピ例
砂糖醤油で味をつけて、卵でとじると美味しいですよね。
たけのこも入れて、山菜ごはんにすると、またまた、ご飯がすすんでしまいます(笑)
春の山菜採りが、とても楽しい季節。
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