高知県土佐市出間(いずま)には、新聞やテレビでも紹介される見事なひまわり畑が2つあります。
わたしも大好きな場所です。
それぞれ手入れをされている農家さんがいらしてお花の咲く時期が違いますが、どちらも素敵で見事です!
ひまわり畑は土佐市の出間(いずま)というところにあり、国道56号線や高速の高知道からは南側になります。
初めて行くと少し分かりにいかもしれませんので場所(地図)や行き方、お花の見頃など昨年までを参考にご紹介します。
新型コロナウィルスの感染体対策をじゅうぶんされてから、ひまわりを楽しまれてくださいね。
もくじ
住所 | 見頃 | |
早咲きのひまわり | 土佐市出間(いずま)883-4 | 6月中旬から7月初旬ごろ |
例年、協力金を兼ねた入園料が大人¥300円、駐車料¥100円ほどです。
早咲きのひまわりの見頃は、例年6月中旬から7月初旬です。
天候によって、毎年、開花や満開の時期が多少変わります。
土日は見に来る方が多いので、平日に行かれることをおすすめします。
2020年は5月終盤に背の低い早咲きのひまわりが咲き、背の高いひまわり達も6月中旬から咲いていました。
2022年梅雨に入ってひまわりが咲き始め、まもなく開園の日も決まるようです。
これから夏空に映えるひまわり畑が楽しみですね。
インスタにとても素敵な写真や動画がありましたので、ご紹介させていただきますね。
2021年にも素敵なお写真がインスタに掲載されてました。
この投稿をInstagramで見る
2020年初夏の様子です。
こちらの動画もとても素敵です。
出間(いずま)に行くには、いくつか道があります。
【ルートその1】
【ルートその2】
【駐車場情報】
目印の旗が立っている農道を入ると、右側にちょっとした広場があって、そこが駐車場になってました。
お天気の良い土日や祝日は混み合います。
平日や午前中の早い時間の方が、のんびりと見学できるでしょう。
のどかな田園が広がる土佐市出間の波介川沿い。車から降りると、畑に植えられたネギの匂いが、風に乗ってぷーんとしてきます。
突然、「え、こんなところに、こんなにたくさんのひまわりが!」と思うほど、でーーーんと目の前に黄色いじゅうたんが広がります。
約20万本のヒマワリが、ずらーっと太陽に向かって誇らしげに咲いてます。
背丈が、2メートル超えてるひまわりもあるんじゃないでしょうか?
花の直径は、30㎝ほど。大輪です!
このひまわりを育てているのは地元のネギ農家の松本さん。
2001年から自宅の畑で観賞用にヒマワリを植え始めたそうです。
2015年は約60アールに、10万5千本のひまわりを咲かせ、4,000人の人が訪れたそうです。
4月上旬に種をまき、1人で草刈りや肥料をやり、約90アールに20万本のひまわりは、圧巻です!
私も、その数と広さにもびっくりしました。
そして、愛情が込められているんだろうなぁと感心しました。
太陽に向かって、一斉に咲くひまわりたちに、いっぱい元気をもらえます。
お花に興味はないけれど、自然のいろんな営みが大好きなうちの旦那さんは、小さなミツバチがいーっぱい、ひまわりの花の蜜を吸っているのを見て、
「ここにミツバチの巣箱を置いたら、すっごい蜜が採れるなー」とか言ってました。
確かに、こんなにたくさんのひまわりの花が咲いているのですから、どっさり蜜がとれるでしょうね。
二ホンミツバチ100%純粋の蜜は、栄養が豊富で健康にも良いと田舎でも大人気です。(ただし、蜂蜜は1歳未満の子どもには食べさせてはいけませんよ。)
蜂たちがせっせと運ぶ蜜を、全部ではないけれど、人が横取りしていただく訳です(笑)ひまわりの蜜も美味しいに違いありません。
ひまわりを見にやって来た人それぞれが、思い思いの場所で、子どもや愛犬と一緒にと、写真を撮って楽しんでいました。
台風などの強い風雨で、ひまわりが倒れてしまうこともあります。
たとえば、2017年「早咲きのひまわり」の見頃は、6月中旬からでした。カラ梅雨の2018年は、6月下旬から一転、大雨となり、ひまわりの多くが倒れてしまいました。
花の命は短いもの・・
天候にも左右されてしまいます。
「早咲きのひまわり」たちは7月中頃には種が取られて刈り取りが行われ来年のお楽しみとなります。
でも、10月末には、すぐ近くの畑に咲く遅咲きのひまわりが始まります!
こちらも素敵です。
ひまわり畑の近くには、はすの花で有名な蓮池公園もあります。
はすの花の見頃は、6月終わりから7月初旬。この時期、うまくいけば両方の見頃に行くことができます。
はすの花は午後には閉じてしまうので、午前中に行くことをおすすめします。
ひまわり畑から蓮池公園までは車で5分くらいの場所です。
蓮池公園近くは住宅地が多く、保育所や小学校の通学路でもあるので、安全運転でゆっくり行って下さい。
場所をこちらの関連記事で紹介しています。
秋に咲く遅咲きのひまわりを紹介します。
早咲きのひまわりは見上げるような高さですが、こちら遅咲きのひまわりは、背丈が30cmほどの可愛らしい小ぶりのひまわりです。
住所 | 見頃 | |
遅咲きのひまわり | 土佐市出間字福良 | 10月下旬から11月上旬ごろ |
例年、協力金を兼ねた入園料が大人¥300円、駐車料¥100円ほどです。
それでは、例年の遅咲きのひまわりたちの様子を紹介します。
遅咲きのひまわりが見られる時期は、10月下旬から11月上旬ごろ。
「早咲きのひまわり」見事だったなー、また見たいなーと思っていたら、なんと出間には、秋に咲く「遅咲きのひまわり」の広い畑もあって二重にびっくりですね。
高知自動車道「土佐」ICから約15分、土佐市出間(いずま)の波介川(はげがわ)近くです。
【ルートその1】
【ルートその2】
こちらのルートの方が国道からも近く、分かりやすいようです。
【最寄りのバス停】
「柏木」下車、徒歩5分、土佐市ドラゴンバス(市野々・伊野線)土佐市ドラゴンバス(市野々・伊野線)
と、農家の方に声をかけようと思ったら、案山子(かかし)さんではありませんか!
ひまわり畑のそばにある、なんとも微笑ましい光景です。
遅咲きのひまわりが咲くころは、ちょうどハロウィンの時期です。秋にできる大きなカボチャで作った人形が、愛嬌たっぷりで、ハッピーハロウィン気分を盛り上げています。
地元の自営業、川沢さん達が20年ほど前から、収穫が終わった水田や畑に約60万本、約2.5ヘクタールに植えているそうです。
暑い8月中旬に種をまき、草刈りなどの手入れを行い、秋に美しい光景を見せてくれています。いつもありがとうございます。
太陽に向かう姿が明るくて、見ているだけで元気になれる、ひまわりに関する雑学です。
太陽に向かってお花がまわることから、「向日葵」とその名が付けられています。
原産地は北アメリカ、キク科の1年草です。
ひまわりは一つの大きな花のように見えますが、実は、多数の花が集まって花の形を作っている頭上花序(とうじょうかじょ)という形状です。
キク科のひまわりやたんぽぽなど、頭上花序(とうじょうかじょ)の植物は、それぞれの花びらに雄しべや雌しべがあり、小さいながらも花の構造を一つ一つが持っていて、それが円形に並び、一つの大きなお花に見えるのだそうです。
なるほど~。植物の不思議です。ここのひまわり畑にも、ミツバチがたくさん飛んできていて、お花の蜜をせっせと集めています。
ひまわりの生花・切り花を長持ちさせる方法です。
ひまわりの花言葉は色や種類によっても変わりますが、
など。どれも情熱的です!
私は肝っ玉母さんのように強くて温かい、無償の愛を与えてくれるような、そんなひまわりのお花に、とても魅力を感じます。
ひまわり畑も、お世話をする人がいるからこそ、こうしてたくさんの人に喜ばれますね。その手入れは本当に大変だと思います。楽しませていただいて、ありがとうございます。
土佐市出間(いずま)のひまわり畑の、見頃をまとめました。
土佐市のひまわり畑 | 住所 | 見頃 |
早咲きのひまわり | 土佐市出間 | 6月中旬から7月初旬ごろ |
遅咲きのひまわり | 土佐市出間字福良 | 10月下旬から11月上旬ごろ |
高知県にお越しのさいは、ぜひこのひまわり畑も楽しまれてください。
【高知県内のおすすめのお花の名所】
早咲きのひまわり畑といっしょに楽しみたい、土佐市の蓮池公園。古代ハスが咲きます。
関連 土佐市 蓮池公園 地図と行き方、ピンク色の大賀ハスと八重茶碗ハスに癒されます
6月あじさいの名所はこちらです。
季節のお花を心ゆくまで楽しみたいですね。
関連 高知 春野 あじさい街道とあじさい神社がステキ!場所や 駐車場 おすすめスポット