きのうのブログで紹介した、希少植物が自生する里山には、川ツツジが自生していました。
四万十川沿いには、あちこち川ツツジが根っこを張っており、春になるとうすい紫色の花をつけて、私たちを楽しませてくれます。
南海トラフと四万十川
里山保存会のIガイドさんによると、川ツツジが山の中に自生することから、
ここは昔、川であったであろうということ。
そして、四万十川は、今のような流れではなく、上流の伊与喜川へと流れる川と、広見川から土佐湾へ流れる川との2つに流れに分かれており、今のように合流して流れてはなかったであろうこと。
上流では、南海トラフが引き起こす地震による山の崩壊で、川がせき止められ、湖となった川が山の方へ逆流していた時期があったであろうこと。
などなど、自論も含めて、四万十帯の地質のお話を展開していただきました。
地質のお話ですので、一番最近の話で、逆流していた頃が、5千年前。
ちょっと前の話だと、四万十帯ができたのが1億3千年前。
それから、それから、、と、いろいろ、地質のお話もしていただきましたが、これまたワタクシ覚えきっておりません!
誰も見たことはありませんが、もの言わぬ地質が物語っているのでしょうね。
四万十川と南海トラフは、とっても密接な関係があるようです。
しまんトロッコの中でも、南海トラフと四万十川のことを、お話させていただいてますが、人間の寿命ではまったく図りしれない、地球の不思議な営みに関係してきます。
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