先日9月24日、高知県須崎市では記録的短時間大雨、1時間に120mmという猛烈な雨のため、道路の冠水や床下浸水など大変だったようです。
四万十川の上流でもかなり雨が降りました。
雨が止んだあと、中流域・下流域では急激に川が増水しました。
そのため、水が引くまではしばらく鮎釣りも無理だろうなと思ったのですが・・・
増水の後の、鮎のしゃびき
増水で、沈下橋はあっという間に水の下に沈み、大きな丸太や木くずが、まっ茶色の濁流をどんどん流れていました。
夕方、水が落ち着いた頃、支流が本流に流れ込む場所に、釣り竿を持った人たちが集まり始めました。
どうやらしゃびきが始まったようです。
普段、しゃびきは鮎の通り道となる急流で、そこしか通り道がないという決まった箇所で行う、釣り針だけで鮎を引っかける漁法です。
本流の水が引き始めると、まだ茶色に濁っていても、ところどころ水の澄んだ支流が本流と合流する場所に、鮎がたくさん集まってきます。
集まってくる鮎を狙って、地元の漁師さん達がしゃびきをするために集まっていました。
今年は鮎の当たり年
今年はとにかくよく鮎が釣れます。
去年は台風などで増水が頻繁にありました。
その前年は暑すぎて、川が茹だった状態で、鮎釣りはまったくダメでした。
ですが、今年は近年の中でも、ずば抜けています。
県内外から、多くの釣り師が集まっています。
増水のあと2,3日したあと、水が澄み始めた頃が、狙い目だそうです。
友釣り、友掛けをする人たちにとって、今年は大量。
四万十川の鮎釣りは、とにかく熱いです。
四万十川中流域この辺りの、鮎釣りは10月15日の日暮れ・日没までです。
今週末も、しまんトロッコの車窓から鮎釣りをしている漁師さんの姿を見ることができるかな?
『Fishing Life』という番組で、四万十川三島での鮎釣りの様子映像を見つけました。
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