日本の原風景が残る四万十川沿い、2009年国の重要文化的景観に選定されました

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日本の原風景が残る四万十川沿い

以前しまんトロッコにお乗りいただいた、埼玉からの乗り鉄さんがこんなことをおっしゃっていました。

「十数年前に乗って、久しぶりに予土線に乗ったけど、ここはいい意味で変わらないね~。日本の原風景がずっと残っている路線だね」と。

確かに、あっという間に様相が変わる都会と比べて、ここ四万十川沿いは、いい意味で変化するスピードが遅いのだと思います。

昔より少なくなったとはいえ、川には鮎が泳ぎ、川の猟師さんは、鮎、ウナギ、ツガニといった川の恵みを今も獲ることができます。

棚田や里山といった、昔ながらの風景が普段の生活の中に息づいています。

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四万十川流域の重要文化的景観

2009年、四万十川流域の5市町村(檮原町、つの町、中土佐町、四万十町、四万十市)の広域な地域が、国の重要文化手景観に選定されました。

文化的景観とは「地域における人々の生活又は生業及び当該地域の風土により形成された景観地で我が国民の生活又は生業の理解のため欠くことのできないもの」と、定義されています。

四万十川を背景として、伝統的な漁業や農業、集落の祭り等が一連の景観を形成しているのです。

 

私たちは、受け継いできた自然と文化を、あまり変えることなくなるべくそのままの形で、子供たちに引き継いでいってもらわなければと思います。

小野

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