朝ドラ「らんまん」第20週のタイトルは
キレンゲショウマです。
黄色い美しい花を咲かせる植物です。
ドラマの中でも万太郎の研究に大きくかかわる植物として登場します。
キレンゲショウマの特徴について調べてみました。
『らんまん』のネタバレも含みます。
ご了承ください。
キレンゲショウマの特徴
学名 | Kirengeshoma palmata Yatabe |
和名 | キレンゲショウマ(黄蓮華升麻) |
分類 | アジサイ科キレンゲショウマ属 |
分布地 | 紀伊半島、四国山地、九州山地 |
花期 | 7月~8月 |
花言葉 | 「幸せを得る」 |
キレンゲショウマは、2007年の環境省レッドリスト絶滅危惧II類(VU)に登録されています。
とても貴重な植物です。
学名
学名は、Kirengeshoma palmata Yatabe
Kirengeshoma はキレンゲショウマ
palmata は葉の形が手のひら状であることから付けられています。
学名の命名者は、植物学者の矢田部良吉氏
矢田部良吉氏は「らんまん」の田邊教授のモデルとなった人です。
和名
和名のキレンゲショウマは、花色が黄色であること。
レンゲショウマ(蓮華升麻、学名:Anemonopsis macrophylla)に、花が似ていることから名付けられています。
しかし実際には、レンゲショウマとキレンゲショウマの花はあまり似ていません。
花の形
ラッパ状の黄色い花を数輪付けます。
花の向きが下向であることが特徴的です。
花言葉
花言葉は「幸せを得る」
幸運を感じるような花言葉ですね。
万太郎と田邊教授の競争
ドラマの中で、大学の地位や名声を得て順調だった田邊教授が、後ろ盾を失ったことで突然、すべての役職を解かれます。
失意の底で田邊教授が真に目覚めたのが、植物学の研究でした。
キレンゲショウマをめぐり、万太郎と田邊教授が競うように研究をします。
新種の植物の学名を命名するには、花や茎、葉、実の標本を採り、すべての植物と照らし合わせる必要があります。
万太郎との競争は、一歩のリードで田邊教授に軍配が上がります。
2人の関係がどう変わっていくのか、見どころとなる戦いです。
まとめ
以上、朝ドラ「らんまん」20週に登場するキレンゲショウマについてでした。
ドラマはクライマックスに向けて、進んでいきます。
万太郎と寿恵子の活躍から目が離せません。