暑かった8月が終わりました
9月に入ったとたん四万十川沿いも、朝晩とても涼しくなってきました。
夏休み期間は毎日運行していたしまんトロッコでしたが、9月から通常通り(土)(日)祝日と宇和島ー窪川を一往復します。
9月からも、しまんトロッコをよろしくお願いします。
ミツバチの巣別れ
先日、四万十川と平行に走る国道381号線を車で走っていると、桜の木になんだか壺(ツボ)!?のような物がぶら下がっているのが見えました。
気になって引き返しもう一度見てみると、なんだかゴニョゴニョ動いているような・・。
なんと、全部ミツバチです!
ミツバチが、ちょうど壺のような形になって、ひとかたまりになり、桜の木にぶら下がっているのです。
「これは、ミツバチの巣別れだね。」と、知り合いが教えてくれました。
春から夏にかけて、ハチの巣に女王蜂が複数できると、一方の女王蜂が働き蜂を連れて巣別れをする時に見られる行動で、ミツバチの分蜂(ぶんぽう)というそうです。
この辺りには、ミツバチの蜜を採る為の巣箱がたくさん置いてありますが、どうやらその巣箱から分蜂している真っ最中だったようです。
ひとかたまりになっている働き蜂の中央に、女王蜂が一匹入っていて、しばらくしたら一斉に移動を始めるそうです。
蓑虫(ミノムシ)の散歩!?
夏の暑い日でしたが、アメリカから来ている友人が、
「コレハ、ナンデスカ!? ワタシ、ミタコトナイ!」
と、道路をチョロチョロと横切る小さな物体を指さしました。
友人がスマホで撮った映像を、OKをもらってアップしました。
[youtube id=”qGaQ_tolTpo” align=”center” mode=”normal”]
冬に木にぶ下がっている、「ミノムシ」ですよね?
木にぶら下がってるのは見たことありますが、道路をチョロチョロと横切っていくのは私も初めて見ました。
「これは、みの虫だよー」と教え、英語で「a bagwormmoth」と教えてもらいました。
どこか良い安住の場を探して、冬ごもりをする準備をするのでしょうか?
よく見ると、他にも何匹もそこら辺りを移動してました。
四万十川沿いではよく見るミノムシも、ところによっては数が激減し、絶滅危惧種に選定されてるとか。
貴重な虫になっているのですね。
秋は短し、冬は寒し
一年のうちで最も過ごしやすい秋。
気候がぼっちり(←土佐弁でちょうどという意味)な秋は、私の大好きな季節です。
でも、秋は思ったより早く過ぎ、すぐに寒~い冬がやってきます。
ところで、カンタローという、大ミミズをご存知ですか?
正式名称は、「シーボルトミミズ」
長さは30センチくらいで、太さはボールペンよりちょっと太いくらいかな。
なんせ、にょろにょろ〰〰と移動する姿は、グロテスク。
嫌な方は見ないでくださいね。
閲覧注意です。
去年の冬は、カンタローが大量発生しました。
奥まった町道で、何百何千というカンタローが大移動しているところに、何度も出くわしました。
いやー、なんというか気持ち悪いくらいの数でした。
「カンタローの多い年は、雪が多い」と昔から言われます。
確かに去年の冬は普段の年より、雪が多かったです。
あと、「地震がくる」などとも言われますが、大きな地震は無かったです。
渡り鳥のヤイロチョウは、カンタローを好んで食べるそうですし、ウナギのエサにいいという人もいます。
が、、、ヤイロチョウやウナギにも大きすぎるような気もします。
秋の夜長に、四万十川沿いに住む虫たちの生活=バグズライフを想像するのもいいかもです。
以前、カンタロー、ヤイロチョウ、クマタカに触れたブログがこちらです。
クマタカ、サル、ヤイロチョウ、カンタロー、四万十川沿いに住む生き物たちのサークルオブライフ
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