しまんトロッコから川を眺めていると、たくさんの鳥の姿を見かけます。
トロッコと平行に並んで飛ぶ鳥
川の石にたたずんでじっとしている鳥
時に魚を獲るために川の中にダイブする鳥など様々です。
その中に、四万十川の上空を渡しているホースの上から、じーっと獲物の魚を狙っている鳥がいます。
(上の鳥の写真はPixabay無料素材から引用掲載しました)
四万十川の上空を渡る空飛ぶ水道管
向こうの山からこちらの山を結び、四万十川の上空を渡る黒い管。
これは、主に農業用水の水道管です。
たくさんの支流をもつ四万十川ですが、地域によっては水の便が悪い箇所があります。
その場合、谷水の豊富な山向こうから、四万十川を渡らせて水道管を引きます。
これが、四万十川の上空を渡る空飛ぶ水道管です。
しまんトロッコや道路からも、見かけることができます。
川魚を狙う野鳥
この水道管の上から、川をじーっと見つめる野鳥がいます。
頭と胸の部分は真っ白で、目の辺りが黒っぽい鳥です。
上流や下流を移動しながら、魚を獲っているようです。
「いったい何という名前の鳥だろう?」と、鳥好きの知り合いもずっと気になっていたようでした。
自分たちで写真をとるには遠すぎて撮れないし、近づくとすぐに気配を察して逃げて行ってしまいます。
そこで、四万十町大正の、写真家でもある灯工房(あかりこうぼう)ひよこの徳さんに無理言って撮ってもらいました。
光のアーティスト、灯工房ひよこさんのfacebook、いつも素敵です!
名前はミサゴ
遠くからだと分からなかったのですが、徳さんの写真から、目の周りの色が分かりミサゴと判明。
名前がわかってすっきりしました。
今も時々、空飛ぶ水道管の上から魚を狙っている姿を見かけます。
ミサゴ君かミサゴちゃんか!? 分かりませんが、今日も四万十川沿いを飛んでいます。
コメント