朝ドラ『らんまん』第6週「ドクダミ」の章から東京編が始まります。
植物学の道を進む万太郎と、万太郎を全力で支えると決めた竹雄の前に、個性豊かな登場人物が次々とあらわれます。
東京編のキャスト・舞台・物語のゆくえをみていきましょう。
東京で出会う人びとの相関図
『らんまん』公式Twitterに、東京で出会う人々の相関図が掲載されています。
個性豊かな登場人物が出てきます。
大きく分けると以下のようになります。
- 博物館の学者
- 名教館時代の学友
- 十徳長屋の住人たち
- 寿恵子とその家族、白梅堂の人
- 東京大学植物学教室の教授や生徒
- 印刷所で出会う人たち
- 鹿鳴館ダンスの先生
- 万太郎の恋敵⁈
なかでも一番気になるのは、菓子屋の娘・寿恵子との恋のゆくえですね。^^
万太郎と寿恵子が初めて会ったのは内国博覧会の時、第3週「ジョウロウホトトギス」第13話です。
お互いまだ名前も知りません。
万太郎はカエルの国の若様ということになってました。^^
博物館の学者・野田と里中
上京した2人は、万太郎が心の友と慕ってやまない博物館の植物学者、野田基善と里中芳夫に会います。
土佐で採取したトランクいっぱいの標本と『土佐植物目録』を持って博物館に報告をしに行きます。
植物学者・野田基善役は、 田辺誠一さん
植物学者・里中芳生役は、いとうせいこうさん
2人とも初めて万太郎が上京した時にも、万太郎をとても親切に歓迎してくれました。
今回も野田は万太郎のために、東京大学博物学教室の田邊教授あてに紹介状を書いてくれます。
2人とも万太郎と同じく植物が大好きです。
万太郎が心の友と慕う2人に初めて会ったのは、「ジョウロウホトトギス」の章第14話でした。
日本の植物学研究は諸外国と比べて、まだ赤子のようだと言っていた様子が印象的です。
2人とも植物学研究を発展させたいと一生懸命です。
名教館時代の学友・広瀬裕一郎
上京した万太郎は名教館時代の学友、広瀬裕一郎と再会します。
佑一郎は名教館が廃止されたあと、上京し親戚の家で書生をしていました。
その後、全額官費で生活費も支給される北海道の札幌農学校へと進み、土木工学を学んだのでした。
東京には昨年戻ったばかりで、今は政府の工部省で鉄道を通す仕事をしています。
広瀬裕一郎を演じるのは、イケメン俳優の中村 蒼さんです。
少年時代、名教館の師匠・池田蘭光に連れられて課外授業に行ったのは、とても大切な思い出になったことでしょう。
「キンセイラン」の章第9話での、仁淀川の雄大で美しい光景が思い起こされます。
大人になった佑一郎君を演じるのは、中村蒼さん。
子役時代は、岩田琉生(りゅう)君でした。
十徳長屋の住人たち
上京して早々に、万太郎と竹雄は困ったことになります。
標本の数が多すぎて、佑一郎が手配してくれていた下宿を取りやめることになります。
そのうえ、貴重な標本を入れたトランクを盗まれてしまいます。
トラブル続きの万太郎と竹雄ですが、縁あって十徳長屋に住むことになりました。
その長屋の面々が、変わり者というか個性の強いものばかりです。
長屋の住人・倉木隼人役 大東駿介さん
倉木の妻・倉木えい役 成海璃子さん
長屋の住人・及川福治役 池田鉄洋さん
長屋の差配人・江口りん役 安藤玉恵さん
長屋の住人・宇佐見ゆう役 山谷花純さん
白梅堂の人たち
菓子屋白梅堂は、寿恵子の実家です。
内国博覧会で食べた美味しい菓子の味と、美しい娘が忘れられない万太郎。
人生の伴侶となる寿恵子は、冒険心のある元気な娘です。
寿恵子の母・西村まつ役 牧瀬里穂さん
寿恵子の叔母・笠崎みえ役 宮澤エマさん
白梅堂菓子職人・阿部文太役 池内万作さん
東京大学の植物学教室
万太郎が飛び込んだ植物学の世界は、まだまだ日本で始まったばかりの学問です。
しかし日本の最高学府の東京大学には、ひと癖もふた癖もある人たちがいました。
大きな障壁ともなる教授や助教授もいます。
本当に万太郎は、やっていけるのか心配ですが…
そこは万太郎です。
持ち前のガッツと植物の並々ならぬ知識と情熱で味方をつくり、万太郎は大きな夢に向かって進んでいきます。
東大植物学教室の初代教授・田邊彰久役に要 潤さん
万太郎の人生に大きな影響を与える人物です。
東大植物学教室助教授・徳永政市役に田中哲司さん
東京大学植物学教室の講師・大窪 昭三郎役に今野 浩喜さん
手ごわそうな人物ですね!
植物学教室の学生達も個性豊かです。
2年生・波多野 泰久役に前原 滉さん
2年生・藤丸 次郎役に前原 瑞樹さん
4年生・細田 晃助役に渋谷 謙人さん
植物画工の野宮朔太郎役に亀田佳明さん
鹿鳴館ダンスの先生
寿恵子は鹿鳴館で踊るためにダンスを習います。
先生のクララ・ローレンスを演じるのは、アナンダ・ジェイコブズさん
クララは宣教師だった夫を亡くし、夫の意志を継いで単身来日しました。
万太郎の恋敵⁈
元薩摩藩の実業家・高藤雅修役を演じるのは、伊礼彼方さん
高藤は寿恵子を見初めます。
妻がいる身で有りながら、寿恵子に人生のパートナーになってほしいと申し出ます。
印刷所の人たち
万太郎は植物の学会誌を作るために、石刷印刷の大畑印刷所で見習いとして働きたいと頼みこみます。
繊細な植物図を本として世に出すためには、自分で印刷技術を習得するしかないと考えたからです。
初めは万太郎の失礼きわまりない申し出に怒っていた大畑も、いつしか万太郎の情熱に心の底からほれ込みます。
大畑夫婦は、万太郎を家族のように可愛がってくれるようになります。
大畑印刷所の工場主・大畑義平役に奥田瑛二さん
大畑義平の妻・大畑イチ役に鶴田真由さん
大畑夫婦の娘・大畑佳代役に田村芽実さん
髪がボサボサ、画工の岩下定春役は河井克夫さん
河井さんは漫画家、イラストレーター、俳優をされるマルチな才能のかたです。
大畑印刷所の職人役・山根和馬さん
大畑印刷所の職人役・阿部 亮平さん
まとめ
第6週「ドクダミ」の章より始まる東京編には、個性豊かな登場人物があらわれます。
万太郎の人生に大きく影響を与える人ばかりです。
これから立ちはだかる大きな壁にも、万太郎はきっと笑顔で立ち向かっていくに違いありません。
東京編の始まりはこちらです
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第6週「ドクダミ」の章あらすじ【概要版】
26話 5月 8日(月)佑一郎との再会
27話 5月 9日(火)トランクがない⁉
28話 5月10日(水)十徳?クサ長屋に住む
29話 5月11日(木)長屋の面白い人々
30話 5月12日(金)あの娘に会いたい!