新国立競技場の隅研吾さん設計 自然環境に優しい木のぬくもりが感じられる梼原町の建物

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観光

私の大好きな四万十川には、大きな支流・第一支流が、6本あります。その第一支流の一つ、梼原川(ゆすはらがわ)は、四万十川の支流で一番長く、その流れはとても清らかです。

 

梼原川が町を流れる、梼原町は、豊かな自然と昔からお客さんを大事にする、客人信仰(まろうどしんこう)の息づく町で、坂本龍馬脱藩の道でも有名です。

自然に調和する環境づくりに熱心な梼原町には、新国立競技場のデザインに決定された、隈研吾(くまけんご)さん設計の建物がいくつかあります。

 

隈さんは、木材を使う「和」をイメージしたデザインが特徴的で、「和の大家」と呼ばれている建築家さん。

同じく隈さんの設計デザインで作られた、梼原町の役場庁舎や、雲の上ホテル、別館マルシェがあり、2020年のオリンピック・パラリンピックのメインスタジアムに隈さんのデザインにが決まり、梼原の方々もとても喜んでいるそうです。

(上の写真は、雲の上ホテル、雲の町ゆすはら役場HPより)

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(梼原町役場、写真は役場HPより)

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時空を超え坂本龍馬が蘇ったような進取性と四万十の自然に溶け込む隅研吾さんの建築デザイン

以前、私も子どもと一緒に、1時間半ほどかけて、梼原町の町巡りコースを歩いたことがあります。

出発点の役場庁舎は、全面に木をふんだんに使いとても目を引くデザインです。

地元の杉を使い、木材とガラスをランダムに配置したおしゃれな感じが印象的でした。

役場の中も明るく、さすが客人信仰の町、役場全体が開放的でホテルのような雰囲気でした。

 

 

町巡りでは、雲の上のホテル別館マルシェ・ユスハラ も通ります。

ここは茅(かや)とガラスを使った外見、1階には地元の野菜や工芸品・お土産などがたくさん並んでいます。

町中の歩道は広く作られていて歩きやすく、町歩きでは、梼原の文化や龍馬ゆかりの歴史を感じることができます。

 

町から少し離れた国道197号線にある雲の上のホテル

名前がオシャレですよね。

温泉とレストランの食事が美味しいと評判です。

温泉へつながる木の通路が美しくて圧巻です。

 

梼原町の自然と文化を取り込んで、自然と調和する隈さんの建築物。

隈さんは本の中で、自然に調和することを、負ける建築と言われています。

あえて自然に負けるという概念で、梼原の町の自然とその文化に映えるこれらの建築物は、進取性にあふれる坂本龍馬が、時空を超えてこの町に蘇ったかのように感じられます。

 

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環境に優しい町づくり

梼原町は、森、水、風、光などの自然エネルギーを活かし、生き物にやさしい低炭素なまちづくりを進めています。

環境モデル都市を宣言していて、地域資源利用によるエネルギー自給率100%超を目指しています。

 

その本気度は半端なく、なんと町がCO2を出さないモデル住宅まで作っています。

環境と健康に配慮した体験型木造モデル住宅

泊って体験できるモデルハウスです。

太陽光発電

断熱材・ペアガラス

地元梼原町産の木材

エネルギー計測ができる室内環境

ペレットストーブ(暖房機器)

太陽熱空気集熱

LED照明

天井扇(シーリングファン)

太陽熱温水パネル(温水器)

という充実の設備のそれも一軒家です。

予約で宿泊体験できるので、興味のある方は、梼原町役場の環境整備課 まで問合せしてみて下さい。

TEL(0889)65-1251 FAX(0889)40-2010

 

坂本龍馬脱藩の道・韮が峠まで歩きました。

けっこう、ハードでした!

四万十川の上流檮原町、坂本龍馬脱藩の道・韮ケ峠(にらがとおげ)を歩く

 

そして、四万十川という名前の由来の一つである、四万川は、とてもきれいな流れでした。

四万十名称の由来、上流の四万川川(しまがわかわ)から下流の十川(とおかわ)までを結ぶから

 

今回は、隈研吾さんの建築物があり、龍馬脱藩の道でも有名な、梼原町のご紹介でした。

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