四万十川をひとっ飛びするジップラインができました。
ほんの20秒~30秒ほどのフライトですが、四万十川の上空を横切るめったにできない体験です。
ムササビになった気分、忍者気分、それともレスキュー隊員になった気分かな。
場所やアクセス・料金・周辺の観光スポットを地元目線でご紹介します。
英文での紹介記事はこちらです。
English Flying over the Shimanto River Zipline’s location, reservation,and etc.
四万十川ジップラインの概要
ジップラインとは、木々の間に張ったワイヤーロープをプーリーと呼ばれる滑車をつかって滑り降りるアクティビティ(活動体験)です。
今回、四万十町が高知県で初の設置となりました。
ワイヤーロープが並列(パラレル)に2本張られているので、友人や家族と一緒に楽しめます。
「一人じゃコワい!」という方も、2人で並んでスタートできるから大丈夫ですよね。
まずは、四万十町公式HP「四万十川空中散歩 四万十川ジップライン」の動画をどうぞ。
地域おこし協力隊のメンバーと地元中学生がトライしました。
長さ・高さ
長さ | 195m(スタートからゴールまでの支柱) |
高さ | 川から約25m、町道からは11m |
高低差 | 約10m |
四万十川を横断するワイヤーロープが、5月の鯉のぼりの川渡しを連想させます。w
195m(スタートからゴールまでの支柱)を、20秒くらいで滑り降りちゃいますね。
川からの高さは、約25mとあるので、けっこうスリルあり。
高低差は約10mですので、見た目はそれほど急な角度ではありません。
速さは、自転車のスピードくらいでしょうか。
体重が軽すぎると、途中で止まってしまいそうです。
止まってもちゃんとインストラクターさんが迎えに来て、引っ張ってくれるので大丈夫ですよ。
場所・アクセス
場所は、高知県高岡郡四万十町十和川口(とおわかわぐち)にある、「道の駅四万十とおわ」です。
敷地内に、ジップライン総合案内所があります。
場 所 | 高知県高岡郡四万十町十和川口43-3 |
高知市内から車で約2時間 | 高知IC⇒四万十町IC⇒国道381号⇒十和川口 |
松山市内から車で約2時間 | 松山IC⇒三間IC⇒県道57号・国道381号⇒十和川口 |
最寄り駅 | JR予土線十川駅(駅からは2km) |
【地図】
予約・申し込み先
【四万十川ジップライン総合案内所】
電話番号 | 0880-28-5554 |
40010zip@shimanto.tv | |
受付時間 | 9:00~16:30 |
定休日 | 木曜日(8月は無休) |
電話番号は専用番号です。
道の駅四万十とおわに電話しても、受付できませんので注意してください。
料金
【利用料金】(保険料・消費税込み)
大人 | 2,500円 |
子ども(高校生は子ども料金) | 1,800円 |
支払いは、現金のほかキャッシュレス対応(ペイ払い・交通系電子マネー・QR決済等)
※20名以上の団体は10%off
注意点
利用条件
【利用条件】
身長120cm以上・体重130kg以下の方が対象になります。
年齢による制限はありません。
18歳未満は保護者の同意があること。(申込書に同意欄があります。)
中学生以下の場合は、保護者の同伴があること。(つまり、横に並んで飛ぶってことです。)
ただし、利用条件を満たされている場合でも、気象状況等によっては利用をお断りされる場合があります。
飲酒、体調不良などの場合は利用できませんので、ご注意ください。
服装
【利用時の服装】
- 動きやすい服装
- 足元はかかと、つま先の保護されたシューズ
サンダル、ハイヒール、スカートでは利用になれません。
着地で木のチップの山に足からスライディングします。
怪我をしないよう、服装と靴を確認してくださいね。
用意が難しい場合は、有料のレンタルシューズ、ズボンの利用が可能です。
眼鏡をされている方には、無料でメガネストラップを貸してくれます。
車のキーや財布など、どうしても身に付けておかないといけないものがある場合、ウェストバッグを貸してくれます。
キャンセル・中止の連絡
【キャンセルについて】
予約後に都合が悪くなりキャンセルされる場合は、前日までに連絡をしてあげてください。
当日のキャンセルは、100%の料金が発生するとのことです。
【中止・クローズについて】
小雨の時は通常運行しますが、天候によりクローズになる場合があります。
場合によっては当日の判断、途中での中止の可能性もあります。
中止が決定した際はスタッフより連絡あり。予約時には電話番号を必ずお伝えください。
スタート時間
【スタート時間】(15分前までに受付)
9:30 10:30 11:30 13:00 14:00 15:00 16:00
所要時間と当日の流れ
(スタート)から(エンド)まで、所要時間はおよそ40分です。
- 15分前に受付、申込書に記入・支払い
- ハーネス装着
- 第1ブリーフィング(スタート)
- 川舟で対岸に移動(雨天時は車で移動)
- 対岸のスタートデッキで第2ブリーフィング
- フライト
- ゴールデッキを降りてハーネスを脱装(終了)
対岸への移動は、川舟を利用します。
河川の増水等使用できない時は、用意される車で対岸まで移動します。
車の場合も料金は同じです。
そのほか注意する点
第1ブリーフィング(スタート)から対岸の第2ブリーフィングへは、川舟(※増水時は車)と徒歩で移動します。
対岸の階段は段数が多く、けっこう体力を使います。
夏の暑い時期は、熱中症にならないようしっかり水分補給をしてください。
撮影用の自撮り棒やスマホ用のポーチの持ち込みはできますが、機器については自己責任になります。
万が一落としたら、、、、拾えません(たぶん)
対岸にはトイレがありません。
ハーネスを装着する前に、道の駅のトイレですませてください。
ジップライン体験談
私も実際に体験しましたよ。
同スタートのグループは8名いましたが、初対面でもなんだか仲良くなれるものです。
「どなたが一番行きますか~?」
「はいはい、行きますー。」
「頑張って~!」
「なんか、、、絞しゅ台みたいやな(苦笑)」
「いやいや、首はつらずにそのまま滑ってくださいよー(笑)」
「スタート!!」
あっという間のフライトでしたが、50代、60代でもぜんぜん大丈夫です。
私はスマホ用の透明ポーチを借りて動画を撮ったのに、まさかのカメラ逆向きで撮れてない、、
皆さん、カメラの向きがひっくり返らないよう気をつけてください。
飛行中、必至に輪っかをつかんでいたようで、終わったあと腕が痛かったです。
それと、着地直前に体が横向いて腰からスライディングしてしまいました。(イタタタ)
滑り終えた後は、達成感がありました。
「よーし、アイスでも食べよっ!」
ゴール地点にある道の駅ブルベリソースのソフトクリームが美味しかったです。
じつは、十和にはブルーベリー園があるんですよ。
おすすめの周辺観光
こいのぼりの里ブルーベリー体験
道の駅対岸の小野(おの)にある、こいのぼりの里ブルーベリー農園さんでは、澄んだ空気と太陽の恵みをたっぷり浴びたブルーベリー摘みが、子どもから大人まで気軽に楽しめます。
7月初旬から8月中旬までの期間限定です。
2020年は7月第1日曜日から、ブルーベリー摘み体験がはじまりました。
ラフティング体験
絶対おすすめしたいのが、道の駅四万十とおわから車で10分、ふるさと交流センターのラフティングボート体験です。
ガイドさんを入れて6人乗りのボートで、四万十川をくだります。
四万十川中流域は、流れが急過ぎず緩やかすぎずですので安全なラフティングが楽しめます。
小学生から60代まで家族みんなで乗れますよ。
関連 四万十川でラフティング!小学生から60代だって超楽しいおすすめの川遊び
ランチ
ランチにおすすめしたいのは、とおわ食堂の地元の食材を使ったボリューム満点の十和かご膳です。
団体でいかれる場合は予約されるると良いですよ。
ほかにも、道の駅から車で10分ほどの、おかみさん市のお弁当が好評です。
四万十町には、フィギュアで有名な海洋堂とコラボした「海洋堂ホビー館四万十」「海洋堂かっぱ館」があります。
道の駅四万十とおわから車で40分ほどです。
関連 海洋堂 ホビー館 四万十のアクセス、へんぴで大変だけどフィギアの聖地です
私たちがガイドする「予土線しまんトロッコ」も四万十川の魅力をぞんぶんにお楽しみいただけます。
ぜひご乗車くださいね。