2023年度前期・NHK朝ドラ『らんまん』のロケ地(撮影場所)を一覧で紹介します。
ドラマと自然番組が一体になった素敵な場所ばかりです。
『らんまん』は、高知県出身の植物学者である牧野富太郎博士の波乱万丈の人生をモチーフにしたドラマです。
神木隆之介さんが主人公の槙野万太郎を、浜辺美波さんが主人公の妻・寿恵子を演じます。
高知編では、松坂慶子さん、寺脇康文さん、志尊純さん、佐久間由衣さん、高知出身の広末涼子さん、島崎和香子さん、中村里帆さんといった豪華な俳優陣が出演します。
高知編
自然豊かな土佐の国・現在の高知県佐川町で生まれた主人公は、幼いころから植物に興味を抱きます。
主人公の周りには可憐な花々や、樹齢数百年の樹木が、まるで主人公に見つけてもらうのを待っているかのように植生しています。
貴重な植物たちとの出会いも、このドラマの見どころのひとつです。
主人公の生まれ育った佐川町
モデルとなった牧野富太郎博士の生まれ故郷・佐川町では2022年10月に撮影が行われました。
子役の小林優仁君や祖母タキ役の松坂慶子さん、名教館学頭の池田蘭光として主人公の師匠を演じる寺脇康文さんらといっしょに、地元佐川町の人たちもエキストラとして出演しています。
『らんまん』高知県佐川町内のロケ地(上町地区・青源寺・唐岩谷)紹介
ゆかりの地・越知町横倉山
牧野富太郎博士ゆかりの地・高知県越知町にある横倉山でもロケが行われました。
横倉山は標高は800mほどの低い山なですが、ひときわ目立つ形をしています。
特異な岩質と平家の落人伝説の残る山には、樹齢500年~600年の大杉や、基準木となったヨコグラノキ、希少植物のコオロギラン、夏の夜に光るシイノトモシビダケなど不思議な植物が植生しています。
神木隆之介さんがクランクインした伊尾木洞
安芸市伊尾木洞は、牧野富太郎博士が実際に植物を採集した場所として記録にも残っています。
主人公を演じる神木隆之介さんがクランクインした記念すべき場所でもあります。
長さは50mほどの洞窟は、何万年ものあいだ波の浸食によって形成された海食洞と呼ばれる天然の洞窟です。
万太郎が坂本龍馬と出会う場所
金峰神社で主人公の万太郎が天狗と呼ぶ武者・坂本龍馬(ディーンフジオカさん)と出会うシーンも印象的でした。
神社のモデルは高知県佐川町の金峰神社です。
実際のロケは、大木のある千葉県千葉県匝瑳市にある天神の森の神社で行われているようです。
金峰神社で出会う坂本龍馬(ディーンフジオカさん)と主人公の万太郎・ロケ地の場所
仁淀川(によどがわ)
仁淀ブルーと呼ばれる透き通った青が美しい川でもロケが行われました。
川遊びやアユ釣りが楽しめる素晴らしい川です!
『らんまん』のロケ地・仁淀川(によどがわ)の場所とおすすめスポット
東京編
高知から上京した主人公は、あこがれの東京でさまざまな出会いをします。
内国勧業博覧会の会場は牛久シャトー
名称 | 牛久シャトー |
住所 | 〒300-1234 茨城県牛久市中央3丁目20−1 |
HP | 牛久シャトー株式会社 |
内国勧業博覧会の会場となったのは、茨木県牛久市にある牛久シャトーです。
牛久シャトーはモダンな洋館のワイン醸造場で、近代産業遺産・国指定重要文化財・日本遺産などに認定されています。
明治の雰囲気がただよう、とてもお洒落な場所ですね。
博物館は茨木県立歴史館(旧水海道小学校本館)
万太郎があこがれの植物学者に会うために訪れた博物館。
ロケ地は、茨木県立歴史館・旧水海道小学校本館です。
名称 | 茨木県立歴史館・旧水海道小学校本館 |
住所 | 〒310-0034 茨城県水戸市緑町2丁目1−15 |
HP | 茨木県立歴史館 |
東京大学植物学教室は県立深谷商業高校記念館
万太郎が田邊教授から出入りを許された東京大学植物学教室のロケ地は、埼玉県深谷市にある県立深谷商業高校記念館の外観です。
国登録有形文化財の木造建築で、こちらも素敵な場所ですね。
名称 | 県立深谷商業高校校舎 |
住所 | 〒366-0035 埼玉県深谷市原郷 |
HP | 埼玉県立深谷商業高等学校 |
まとめ
万太郎は東京大学理学部植物学教室への出入りを許され、本格的に植物分類学の研究に打ち込みます。
そして幾多の困難にぶつかりながらも、多くの協力者を得て、日本中の植物を明らかにしたいとの大きな夢を実現するために全国を駆け巡っていきます。
ドラマに出てくるロケ地や植物などもこちらのサイトでも紹介していきます。
お楽しみに!